「実録・企画もの」「人間仮免中」「人間仮免中つづき」と読んで、
卯月妙子という人に取り憑かれてしまった。
どういう生い立ちなのだろう。
どういう生い立ちからこういうアブノーマルな人格が出来上がるのだろう。
知りたくて、知りたくて、悶えていた。
とにかく、人前でのsexやレイプはもちろんのこと、排泄物、吐瀉物、ミミズを本当に
食べる!なんて理解不能だったから。
でも、この本のおかげで理解しました。
彼女は「変態」なのではなく「アーティスト」だったのだ。
ただの変態にこんなに心惹かれている自分が恐かった。
芸術、文学、表現者・・。
彼女の破天荒でいて童女のような、不思議な魅力。
twitterの動画がとてもチャーミングで驚愕した。
幼いころの家庭環境が原因で、統合失調症が発症したのだとしたら、理不尽だ。
一生付き合い、苦しむのは本人。
なんども自殺未遂をしているけれど、端正な美しい顔を歩道橋からのダイブで一度は
壊してしまったけれど、最愛のパートナーに支えられて幸せになって欲しい。
病状が安定することを祈る。
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AV烈伝 4 (ビッグコミックス) コミック – 2003/12/25
井浦 秀夫
(著)
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2003/12/25
- ISBN-104091854443
- ISBN-13978-4091854445
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2003/12/25)
- 発売日 : 2003/12/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 228ページ
- ISBN-10 : 4091854443
- ISBN-13 : 978-4091854445
- Amazon 売れ筋ランキング: - 451,173位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
卯月妙子さんの漫画『人間仮免中』(イースト・プレス社)を読んで、
この人のことがもっと知りたくなって、この本を買いました。
おじさん向け漫画調の絵柄の、漫画です。エッチな内容の漫画は、かわいらしい絵より、こういう絵の方が見て気持ち悪くないですね。
AVプロデューサーの人、AV監督の人、AV男優の人、そしてAV女優卯月妙子さんのことが、それぞれ載っていたかな、と思います。
全体的な感想として、仕事だから当たり前だけれども、みなさん、がんばってるんだな、と思いました。
なかなか、冷静に、洞察もけっこうある漫画です(例えば卯月妙子さんのところで、親の愛は、受け手である子どもにとって感じられるように示さなくては、意味がない、というようなことを書いていたり…)
とはいっても、卯月妙子さんのところ以外は、少しだけしか読んでいません。わが家の場合、置いておける本ではないので、すぐ、古本屋に送る段ボールの中に入れました。
ななめ読みです。
ななめ読みながら、卯月妙子さんのところは知りたいことが知れてよかったのですが、
ほかのところで?なことは多かったです。
町で、普通の女の子をAV出演(男優となんかするのではないけれど)に誘うところとか、いいのか!ほとんど犯罪じゃん。
女の子も、お金につられて、軽い気持ちで応じるけれど、後で後悔しないかなぁ。大丈夫かな、と少し心配です。
AVに関わる人は、いい大人として、若者を不幸にしないよう気を遣って欲しいものです。
AV男優さんが、AV女優さんと恋仲におちた話も「いいなぁ〜」と思ったのですが、
(私は、基本的に、合意のもとで体を交わした男女は、みんな好き合って、結婚(内縁でも)できたらいいな、と単純に思っています。)
長く付き合ったわけではないような…。
まあ、そこらへんは人それぞれ、ある程度誠実を尽くせばいいのですよね。
卯月妙子さんが、
糞をかぶったり、糞を口に含んだりしたのが、
決してうけ狙いでなく、
彼女にとって、必然だったんだな、とわかりました。うんこまみれ、げろまみれ、が、癒されるものであるのだな(または、世界や自分を確認していたのか)、と思いました。
また、このような仕事の中で、情や、熱血があるのだな、と思いました。
このような仕事は、被害者的に話されるのは理不尽、本来リスクを払うものであり、その覚悟なしにこの環境に入ることは考え無し、といった卯月さんの発言もありました。
私は、このようにレビューを書きましたが、こうした、AVや性風俗を肯定するつもりで書いたわけではありません。
どちらかというと、こういう世界に適正でない人が陥らないよう(今、私は、どういう人が適正か、適正な人がいるか、あまり考えずにこの言葉を使いました)、もっと予防すべきだし、陥った子が再生できるよう、社会が変わるべき、と思っているほうです。
この本の、卯月妙子さんの故郷について書かれたところを読むと、例えば、男は男の、女は女の役割を背負うことが、いろいろなひずみを生むのかな、とも思いました。
ともかく、世の中、広いんだ、私にはまだまだよくわからないことが多いと知った漫画です。
この人のことがもっと知りたくなって、この本を買いました。
おじさん向け漫画調の絵柄の、漫画です。エッチな内容の漫画は、かわいらしい絵より、こういう絵の方が見て気持ち悪くないですね。
AVプロデューサーの人、AV監督の人、AV男優の人、そしてAV女優卯月妙子さんのことが、それぞれ載っていたかな、と思います。
全体的な感想として、仕事だから当たり前だけれども、みなさん、がんばってるんだな、と思いました。
なかなか、冷静に、洞察もけっこうある漫画です(例えば卯月妙子さんのところで、親の愛は、受け手である子どもにとって感じられるように示さなくては、意味がない、というようなことを書いていたり…)
とはいっても、卯月妙子さんのところ以外は、少しだけしか読んでいません。わが家の場合、置いておける本ではないので、すぐ、古本屋に送る段ボールの中に入れました。
ななめ読みです。
ななめ読みながら、卯月妙子さんのところは知りたいことが知れてよかったのですが、
ほかのところで?なことは多かったです。
町で、普通の女の子をAV出演(男優となんかするのではないけれど)に誘うところとか、いいのか!ほとんど犯罪じゃん。
女の子も、お金につられて、軽い気持ちで応じるけれど、後で後悔しないかなぁ。大丈夫かな、と少し心配です。
AVに関わる人は、いい大人として、若者を不幸にしないよう気を遣って欲しいものです。
AV男優さんが、AV女優さんと恋仲におちた話も「いいなぁ〜」と思ったのですが、
(私は、基本的に、合意のもとで体を交わした男女は、みんな好き合って、結婚(内縁でも)できたらいいな、と単純に思っています。)
長く付き合ったわけではないような…。
まあ、そこらへんは人それぞれ、ある程度誠実を尽くせばいいのですよね。
卯月妙子さんが、
糞をかぶったり、糞を口に含んだりしたのが、
決してうけ狙いでなく、
彼女にとって、必然だったんだな、とわかりました。うんこまみれ、げろまみれ、が、癒されるものであるのだな(または、世界や自分を確認していたのか)、と思いました。
また、このような仕事の中で、情や、熱血があるのだな、と思いました。
このような仕事は、被害者的に話されるのは理不尽、本来リスクを払うものであり、その覚悟なしにこの環境に入ることは考え無し、といった卯月さんの発言もありました。
私は、このようにレビューを書きましたが、こうした、AVや性風俗を肯定するつもりで書いたわけではありません。
どちらかというと、こういう世界に適正でない人が陥らないよう(今、私は、どういう人が適正か、適正な人がいるか、あまり考えずにこの言葉を使いました)、もっと予防すべきだし、陥った子が再生できるよう、社会が変わるべき、と思っているほうです。
この本の、卯月妙子さんの故郷について書かれたところを読むと、例えば、男は男の、女は女の役割を背負うことが、いろいろなひずみを生むのかな、とも思いました。
ともかく、世の中、広いんだ、私にはまだまだよくわからないことが多いと知った漫画です。
2022年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの人も本能が強い。社会の歯車にはなれないだろうが、ハグレモノとして本能を出している
2015年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有名な人たちの伝記なので、さらりとかっこよく纏まっているのかと思いきやなかなかの重みを持った個性や人生だった。
食えなくてエロの方面にいったんじゃないかと勝手に勘ぐっていた自分が恥ずかしい。
生きることに正面むいてもがいているのは、感動した。
食えなくてエロの方面にいったんじゃないかと勝手に勘ぐっていた自分が恥ずかしい。
生きることに正面むいてもがいているのは、感動した。
2023年6月22日に日本でレビュー済み
卯月妙子さんの分を読みたくて、本書を手に取りました。(卯月さんの漫画のファンなんです。)
作者は卯月さんと対面してインタビューした模様ですが、分からない事は「分からない」と正直に書いているのが好印象でした。
卯月さんを論じる事、「評価する」事は私にだって出来ます。
でも、「実際に会って、どんな感じだったか」は、実際に会った人にしか分からない。
「ここまでは分かったが、ここから先は分からない」と言う、著者の正直さは、卯月ファンの私にとって、貴重な情報なのです。
取材対象者に「寄り添う」ばかりが能じゃない。違和感は違和感として、ハッキリ出して良いんだと学びました。
作者は卯月さんと対面してインタビューした模様ですが、分からない事は「分からない」と正直に書いているのが好印象でした。
卯月さんを論じる事、「評価する」事は私にだって出来ます。
でも、「実際に会って、どんな感じだったか」は、実際に会った人にしか分からない。
「ここまでは分かったが、ここから先は分からない」と言う、著者の正直さは、卯月ファンの私にとって、貴重な情報なのです。
取材対象者に「寄り添う」ばかりが能じゃない。違和感は違和感として、ハッキリ出して良いんだと学びました。