日本国には3度の危機があった。
幕末からWW2にかけての時代、元寇、そして7世紀の朝鮮半島の動乱。
この時代を描いてくれてありがとう。
この時代は半島情勢を抜きにしては語れないのに、今までそんな漫画はなかった。
受験生のみなさんは、あくまでもフィクションだと割り切って読んだらいいんじゃないでしょうか。
ただどうしても残念な一点が。
最大の逆賊とは、皇室をのっとること。
皇室をのっとるということは、
娘を入内させてその子に皇位を継がせて実権をにぎることではなくて、
男系の子孫に皇位を継がせるということ。
藤原さんも徳川秀忠もその野望を企てて失敗した。足利義満も?
この漫画の大海人皇子は、父親がなんと蘇我入鹿なので、
(しかも公言してはばかっていない)
皇族扱いになってる点でもう相当の逆賊だ(笑)
そして、「たかが豪族」と入鹿を表現しているのに
「父親がたかが豪族」、と大海人皇子を誰もののしらないのもすごい(笑)
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天智と天武-新説・日本書紀- (4) (ビッグコミックス) コミック – 2014/3/28
朝鮮出兵に燃える兄か、戦争反対の弟か。
豊璋の母国・百済が滅亡した。
百済残党軍からの救援要請に、朝廷は大揺れとなる。
朝鮮半島に日本軍を派兵し、新羅と戦って百済を復興させたい
中大兄皇子に対し、大海人皇子は和平工作の道を選ぶ。
海を渡って新羅に密航した大海人は、武烈王と再会して
百済残党軍との調停役を買って出る。交渉はうまくいくかに
見えたが……
あくまで出兵にこだわる中大兄と、強大な唐・新羅連合軍との
戦争を回避したい大海人との確執が本格化!
母親の斉明女帝は大海人に同調するも、中大兄に押し切られ、
日本軍はついに出陣することに…!?
豊璋の母国・百済が滅亡した。
百済残党軍からの救援要請に、朝廷は大揺れとなる。
朝鮮半島に日本軍を派兵し、新羅と戦って百済を復興させたい
中大兄皇子に対し、大海人皇子は和平工作の道を選ぶ。
海を渡って新羅に密航した大海人は、武烈王と再会して
百済残党軍との調停役を買って出る。交渉はうまくいくかに
見えたが……
あくまで出兵にこだわる中大兄と、強大な唐・新羅連合軍との
戦争を回避したい大海人との確執が本格化!
母親の斉明女帝は大海人に同調するも、中大兄に押し切られ、
日本軍はついに出陣することに…!?
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2014/3/28
- ISBN-104091860605
- ISBN-13978-4091860606
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2014/3/28)
- 発売日 : 2014/3/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4091860605
- ISBN-13 : 978-4091860606
- Amazon 売れ筋ランキング: - 176,755位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
快活な大海人皇子に対して陰湿な策略家に映る中大兄皇子の人物描写が深い!
また、若き日の大海人皇子に影響を与えた新羅の王、金春秋の人物像!
息を持つかせぬ展開!!!!!
また、若き日の大海人皇子に影響を与えた新羅の王、金春秋の人物像!
息を持つかせぬ展開!!!!!
2014年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の中村真理子は、武蔵野美術大学卒業後、劇画村塾の二期生として漫画界で活躍。『クロサワ/炎の映画監督・黒澤明伝』(原作:園村昌弘)で2001年文化庁メディア芸術祭漫画部門・優秀賞を受賞した人です。日本書紀の世界を新解釈で描く『天智と天武』は、今小・中・高の日本の歴史で子供たちが学ぶ新しい教科書表記をいち早く取り入れたコミックとしても記念碑的な作品です。今現在大学生以上の人たちが学校で習った、たとえば「大化の改新」は「乙巳の変」と呼び、「新羅(しらぎ)」や「百済(くだら)」は「シルラ」や「ペクチェ」とルビを振り、まさに新しい解釈の日本書紀の世界を描く作品です。
既刊分を新品と中古で購入しました。どれも汚れやスレ、折れがなく気持ちよく本を開くことができました。大満足です。
既刊分を新品と中古で購入しました。どれも汚れやスレ、折れがなく気持ちよく本を開くことができました。大満足です。
2015年2月4日に日本でレビュー済み
中大兄皇子が百済再興を目指し対新羅戦を推進する。対する、大海人皇子は開戦を避けようと尽力する。この巻はそんな二人を中心に描いている。
大海人が単身新羅に渡り武烈王とさしで話をする件とか、中大兄皇子と母斉明帝とのゆがんだ愛情からくる軋轢など、このあたりから物語が記紀の世界から完全に離れて別の世界に入っていく。これを受け入れるか拒否するかは読み手の判断にゆだねるが、物語が佳境に入って行く分、作者の創作の色彩が濃くなるのは致し方あるまい。
元々、日本書紀は公の記録なので、権力者に都合の悪い点が消されたりぼかされたりすることもある。21世紀の我々には、本当は何があったのだろうかと様々な想像を働かすのも自由であるから、そのつもりで古代史のロマンに浸っていくとよいだろう。
大海人が単身新羅に渡り武烈王とさしで話をする件とか、中大兄皇子と母斉明帝とのゆがんだ愛情からくる軋轢など、このあたりから物語が記紀の世界から完全に離れて別の世界に入っていく。これを受け入れるか拒否するかは読み手の判断にゆだねるが、物語が佳境に入って行く分、作者の創作の色彩が濃くなるのは致し方あるまい。
元々、日本書紀は公の記録なので、権力者に都合の悪い点が消されたりぼかされたりすることもある。21世紀の我々には、本当は何があったのだろうかと様々な想像を働かすのも自由であるから、そのつもりで古代史のロマンに浸っていくとよいだろう。