14巻かかって『まだ沈まぬや、定遠は』と歌われる黄海海戦ですね。いらない場面はそう無いようですが日本海海戦までこの倍の巻を必要としそうです。
平城の戦いはかなりの苦戦だったわけですね。今ならもっと強力な攻城兵器があるわけですが当時は口径の小さい砲で正確に敵の砲兵を攻撃してその間に歩兵が城壁にとりつくか兵糧攻めしか無く冬になったら外にいる日本兵は絶対不利になるという条件ですから当時の各支隊長は気が気では無かったろうというのは想像に難くありませんが抜けているものがあります。それは白米主義の帝国陸軍将兵を苦しめた脚気と兵站の問題から水不足になって泥水を飲んでかかるアメーバ性赤痢です。それに対してどういう対処がなされたかそこを強調して欲しいです。
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日露戦争物語 第14巻: 天気晴朗ナレドモ浪高シ (ビッグコミックス) コミック – 2004/11/30
江川 達也
(著)
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/11/30
- ISBN-104091872247
- ISBN-13978-4091872241
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/11/30)
- 発売日 : 2004/11/30
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4091872247
- ISBN-13 : 978-4091872241
- Amazon 売れ筋ランキング: - 488,392位コミック
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年12月1日に日本でレビュー済み
「日露戦争物語」第十四巻は、平壤の戦の後半における推移、顛末を興味深く描くと共に、次なる黄海海戦に至るまでの緊張感ある状況を細かく伝へてゐます。平壤の戦は日本軍の苦戦、清国軍の善戦の中で籠城戦必至と思はれましたが、総司令の葉志超将軍は日本軍との半日の戦闘ですっかり臆病風に吹かれて平壤から鴨緑江まで兵を退却させる意志を固めます。それに、納得出来ない左宝貴将軍は前線に自ら駆って出て行き、「大清帝国忠智の士」の模範たらん事を示し、戦死を遂げます。残った将兵は白旗を掲げつつも降伏せずに逃亡をはかり、終に平壤は陥落しました。一方、聯合艦隊は海軍軍令部長の樺山資紀の督促もあり、索敵の航行で黄海を邁進して行きます。その間にあっても寸暇を惜しんで艦隊運動の訓練を行なひ、漸くにして「敵艦見ゆ」の事態に遭遇しての臨戦へと舞台は移ります。敵は当時、世界最強と言はれた定遠、鎮遠率ゐる提督・丁汝昌であります。日本兵の一部には、恐怖の念に捉はれる者あり。清国側にも、北洋大臣・李鴻章と丁汝昌は日本海軍との戦闘回避が得策ではないかとの迷ひが生じてゐました。両軍をめぐる思ひは様々あっても運命の時は至りました。さて、決戦は如何なる結果が導かれるか?大いなる期待があるも次巻の楽しみとしませう。
2004年12月2日に日本でレビュー済み
これにたけていたのは、日本軍立見少将。我慢できたのも立見少将。
これを持たなかったのが平壌を守る清国軍。
唯一持っていたのは、清国軍、左宝貴(さほうき)将軍
なんのために戦っているのか下級兵士は知るよしもない。
「国家」の意識があった日本軍。
「国家」とは何か知らなかった清軍。
怒りでぴりぴりの左宝貴将軍。
自分だけでも平壌を守ろうとする左宝貴将軍。
凄絶な激戦の予感を乗せて読者をぐいぐいと引きつける第14巻です。
これを持たなかったのが平壌を守る清国軍。
唯一持っていたのは、清国軍、左宝貴(さほうき)将軍
なんのために戦っているのか下級兵士は知るよしもない。
「国家」の意識があった日本軍。
「国家」とは何か知らなかった清軍。
怒りでぴりぴりの左宝貴将軍。
自分だけでも平壌を守ろうとする左宝貴将軍。
凄絶な激戦の予感を乗せて読者をぐいぐいと引きつける第14巻です。
2004年12月5日に日本でレビュー済み
日露戦争の前哨戦と捉えられがちな日清戦争ですが、この作品では
かなり重要にえかがれています。清も当時日本が及びもしない強国で
当時の明治政府中枢の苦悩があますところなく出ていて新鮮です。
枢密院議長や軍令部長等主要閣僚が自ら出陣したりとハチャメチャ
ぶりもよいです
かなり重要にえかがれています。清も当時日本が及びもしない強国で
当時の明治政府中枢の苦悩があますところなく出ていて新鮮です。
枢密院議長や軍令部長等主要閣僚が自ら出陣したりとハチャメチャ
ぶりもよいです