美しい言葉の美しい表現が美しい気持ちを呼ぶわけで。
人の動きが誰かの動きになって、全てが動く。
働くってなんか深いのかもしれない。職業紹介漫画恐るべしだね。
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重版出来! (6) (ビッグコミックス) コミック – 2015/10/9
松田 奈緒子
(著)
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気づかれない事が求められる仕事があります
『重版出来!』第6集で描くのは…
四代続く地方書店の店主と町の人々との繋がり、
黒沢心が担当する新人作家・中田伯と共に
初連載を勝ち取るまでの奮闘。
そして、書籍を陰で支える校閲者。
誰にも気づかれない心配りが求められる彼らの仕事ぶり、
職人たちの心意気をぜひご覧あれ!
【編集担当からのおすすめ情報】
プロフェッショナルな方々のお仕事を取材するたびに興奮しますが、
校閲者の方々の「日本語に対する向き合い方」には
大いなる矜持を感じて震えました。
「日本語を守る」ということは、どういうことなのか?
読者の皆様にとって大切なもの、
それをきっと思い出させてくれるのではと思います。
『重版出来!』第6集で描くのは…
四代続く地方書店の店主と町の人々との繋がり、
黒沢心が担当する新人作家・中田伯と共に
初連載を勝ち取るまでの奮闘。
そして、書籍を陰で支える校閲者。
誰にも気づかれない心配りが求められる彼らの仕事ぶり、
職人たちの心意気をぜひご覧あれ!
【編集担当からのおすすめ情報】
プロフェッショナルな方々のお仕事を取材するたびに興奮しますが、
校閲者の方々の「日本語に対する向き合い方」には
大いなる矜持を感じて震えました。
「日本語を守る」ということは、どういうことなのか?
読者の皆様にとって大切なもの、
それをきっと思い出させてくれるのではと思います。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2015/10/9
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- ISBN-104091872565
- ISBN-13978-4091872562
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2015/10/9)
- 発売日 : 2015/10/9
- 言語 : 日本語
- コミック : 208ページ
- ISBN-10 : 4091872565
- ISBN-13 : 978-4091872562
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 246,546位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
6巻目、おもしろかったです。初めて知った仕事があるもんだな~と感心しました。
2015年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「先輩に「作品に触れるな」と教わりました」と
編集の黒沢さんが言った。
作品は聖域なので、編集は触ってはいけないようだ。
じゃあ、校閲さんの作品との距離って....難しなぁ。
新人の百瀬さんは、漫画「忠臣蔵」の担当になった。
吉良邸の討ち入りの日、天候は晴れで14夜の月だった。
有名な歌舞伎の雪の場面は、演出のようだ。
では、この点を大御所の先生に指摘しようか、やめようか....
百瀬さん、風穴をあけましたねぇ。
これって「気づかないような心配り」の上司のお陰ですか?
これって人のために動く、そう働きって事ですか?
編集の黒沢さんが言った。
作品は聖域なので、編集は触ってはいけないようだ。
じゃあ、校閲さんの作品との距離って....難しなぁ。
新人の百瀬さんは、漫画「忠臣蔵」の担当になった。
吉良邸の討ち入りの日、天候は晴れで14夜の月だった。
有名な歌舞伎の雪の場面は、演出のようだ。
では、この点を大御所の先生に指摘しようか、やめようか....
百瀬さん、風穴をあけましたねぇ。
これって「気づかないような心配り」の上司のお陰ですか?
これって人のために動く、そう働きって事ですか?
2015年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小熊ちゃんの頑張りに元気を貰えます。続編の発売が待ち遠しいです。
2019年10月10日に日本でレビュー済み
何と意味深いのだろう。
日本語の素晴らしさ、日本が日本であることの有難さ、人の心の奥深くにある怖れ不安が何であるか、楽しくわかり易く、言葉を選びながら描かれている。
漫画という手法でなかったら、こんなに頭や心の奥深くに入り込まなかっただろう。
私は今滅茶苦茶感動しています。
日本語の素晴らしさ、日本が日本であることの有難さ、人の心の奥深くにある怖れ不安が何であるか、楽しくわかり易く、言葉を選びながら描かれている。
漫画という手法でなかったら、こんなに頭や心の奥深くに入り込まなかっただろう。
私は今滅茶苦茶感動しています。
2016年3月21日に日本でレビュー済み
第三十三刷「おれのまんが道」が心にずしっときました。
今どきWEBマンガってすごく多いんですよね。
PixivマンガとかCOMICとか、ちゃんと文庫化してくれるサイトもあるんですけど、そうじゃないのも多くって。
原稿料は安いし、出版してもらえるかどうかも閲覧数次第、
もちろん人気が出て、出版されて、がっつり印税を受け取れるのならいいんですが。
すぐに結果を出せる作家ばかりじゃないんですよね。誰もが売れない時期を一度は経験するんですよね。
なのに、安易にそういうところで発表しちゃって、作家ぶってしまうのはどうなのか。
思えばこの漫画の、新人さんを育てる、という話は、どれもが獅子の仔を谷底に突き落とすがごとく、
自力で這い上がってくる気力の無い奴には手を差し伸べない、という表現だけど、現実だなあ、と思いました。
近道も、すいすい上がれるエレベーターも、底上げしてくれる装置もない。
最後にあります、「誰かが言ってた、一度低くしゃがむのは、高く大きく飛ぶためだって」
現実の厳しさをしっかり表現しつつ、いつもいつも、良い言葉で締めくくってくれる漫画です。
今どきWEBマンガってすごく多いんですよね。
PixivマンガとかCOMICとか、ちゃんと文庫化してくれるサイトもあるんですけど、そうじゃないのも多くって。
原稿料は安いし、出版してもらえるかどうかも閲覧数次第、
もちろん人気が出て、出版されて、がっつり印税を受け取れるのならいいんですが。
すぐに結果を出せる作家ばかりじゃないんですよね。誰もが売れない時期を一度は経験するんですよね。
なのに、安易にそういうところで発表しちゃって、作家ぶってしまうのはどうなのか。
思えばこの漫画の、新人さんを育てる、という話は、どれもが獅子の仔を谷底に突き落とすがごとく、
自力で這い上がってくる気力の無い奴には手を差し伸べない、という表現だけど、現実だなあ、と思いました。
近道も、すいすい上がれるエレベーターも、底上げしてくれる装置もない。
最後にあります、「誰かが言ってた、一度低くしゃがむのは、高く大きく飛ぶためだって」
現実の厳しさをしっかり表現しつつ、いつもいつも、良い言葉で締めくくってくれる漫画です。
2015年10月10日に日本でレビュー済み
どのエピソードも本当に丁寧に作り込まれていて、最後まで手加減抜きです。
それは、おまけ漫画にしても、毎巻掲載されるこの漫画のために力になってくれた全ての人達への感謝の意にしても、同じことが言えます。
個人的に一番面白かったのは校閲という仕事を扱った第35話「きみを見守りたい!」ですね。
人知れず本のために毎日仕事をしている人達がいて、そういった人達にスポットを当て、漫画というエンターテイメントに昇華するこの作品の独特の面白さ。
そんな漫画を描く作者自身も、誰にも気付かれないような努力を毎日積み重ねて仕事をしているんだろうなと思います。
どのエピソードも本当に色々な人が色々な人のために一生懸命動いていて、それらが重なり合えば必然そこに物語が、ちょっとしたドラマが生まれる。
日本中で、世界中でそういった毎日が繰り返されていると想像すると、古臭い表現ですが、この世界も決して捨てたものではない、と思います。
三蔵山先生は漫画家としてはもちろん、人間的にも本当に立派な方だと思いますね。
沼さんがいなくなった今、アシ仲間や三蔵山先生、黒沢さんが怪物・中田くんをなんとか良い方向へ導いてくれることを期待しています。
黒沢さんと中田くんの涙、少しジンときました。
それは、おまけ漫画にしても、毎巻掲載されるこの漫画のために力になってくれた全ての人達への感謝の意にしても、同じことが言えます。
個人的に一番面白かったのは校閲という仕事を扱った第35話「きみを見守りたい!」ですね。
人知れず本のために毎日仕事をしている人達がいて、そういった人達にスポットを当て、漫画というエンターテイメントに昇華するこの作品の独特の面白さ。
そんな漫画を描く作者自身も、誰にも気付かれないような努力を毎日積み重ねて仕事をしているんだろうなと思います。
どのエピソードも本当に色々な人が色々な人のために一生懸命動いていて、それらが重なり合えば必然そこに物語が、ちょっとしたドラマが生まれる。
日本中で、世界中でそういった毎日が繰り返されていると想像すると、古臭い表現ですが、この世界も決して捨てたものではない、と思います。
三蔵山先生は漫画家としてはもちろん、人間的にも本当に立派な方だと思いますね。
沼さんがいなくなった今、アシ仲間や三蔵山先生、黒沢さんが怪物・中田くんをなんとか良い方向へ導いてくれることを期待しています。
黒沢さんと中田くんの涙、少しジンときました。
2016年4月28日に日本でレビュー済み
黒木華のドラマが面白くて、6巻まで一気に読みました。正直、絵がごちゃごちゃしていて、ドラマの方がキャラ立ちしていて、漫画は3巻目まであまり乗れなかったのですが、出てくる人物たちがどろどろに悪くもなく、善人すぎるわけでもないのがリアルです。作り手、出版社、編集者、書店販売者、読者、はては校正者などいろんな視点から作っていて、見事なお仕事漫画になっています。
重版出来(じゅうばんしゅったい)!の儀式は、最初に出てきただけで、あとは知られざる漫画編集の世界が続きます。元漫画家志望の私にとっては、発見の連続。何時の間にか時が過ぎていました。
ドラマがこの複雑な世界をどう料理するのか、愉しみです。
それにしても、この漫画表紙もいろいろ編集者たちと知恵を絞った結果なんだろうな、と思いました。本屋の棚においた時の色のことも考えているんだ、と発見しました。
2016年4月読了
重版出来(じゅうばんしゅったい)!の儀式は、最初に出てきただけで、あとは知られざる漫画編集の世界が続きます。元漫画家志望の私にとっては、発見の連続。何時の間にか時が過ぎていました。
ドラマがこの複雑な世界をどう料理するのか、愉しみです。
それにしても、この漫画表紙もいろいろ編集者たちと知恵を絞った結果なんだろうな、と思いました。本屋の棚においた時の色のことも考えているんだ、と発見しました。
2016年4月読了