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セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI) コミック – 2001/11/30

4.4 5つ星のうち4.4 28個の評価

▼第1話/セクシーボイスは14 歳▼第2話/女は海▼第3話/エースを狙え!▼第4話/タワーの男▼第5話/日本のバカンス▼第6話/指輪とギャングスター●主な登場人物/林二湖(七色の声を操る少女。末はスパイか占い師!? )、●あらすじ/オトナの声色を用いて、テレクラのサクラをする14 歳の少女・ニコ。偶然居合わせた老人が、ニコを声のプロと見込み、彼女に仕事を依頼する。誘拐犯の電話の録音を巧みに分析するニコだったが…(第1話)。●本巻の特徴/コードネームはセクシーボイス! 中学生にして“声”の魔術師・ニコの華麗なるプロデビュー!? 子分・ロボを従え、今日も難事件に首をつっこみます!●その他の登場人物/ロボ(ニコが使う架空の姉・初美の声に恋した青年)、おじいさん(万相談事を営む。ニコに“仕事”を依頼する)
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商品の説明

商品説明

テレクラのサクラをしながらスパイ修行をする少女、林二湖(ニコ)。コードネームは「セクシーボイス」。偶然出会った、謎の「おじいさん」からの依頼を受け、さえない相棒ロボを手足に使って次々と事件を解決していく。14歳の女の子ならではの軽やかさと大胆さが、すがすがしい読後感をもたらしてくれる。2002年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作品。第1巻では1話で1つの事件を解決する、1話完結式の構成だが、第2巻では、裏社会に深く足を踏み入れてゆくニコの姿が描かれ、ゆるやかに物語全体が進行していく。

「今救えるのは、宇宙で私だけ」(1巻)、「意志でなく、才能が行く道を選ぶ。/そういうことがあると思うのよ」(2巻)。こんなほれぼれするようなキメゼリフと黒田独特の構図が、冴えまくる。登場人物のそばにぴたりとはりついて描いているかのような構図と思い切りひいて描いた構図が突然切り替わり、心地よいめまいをもたらしてくれる。

セリフまわしや「スパイもの」という設定のせいで、全体の印象はどこかクラシカル。だが、ニコのキャラクターやディテールの作りこみ、事件ごとの設定には、いまどきの風俗を巧みに取り入れており、そのバランスの取り方がなんともにくい。

黒田作品というと、玄人好みであるとか難解であるとか評されることもしばしばであったが、本作は誰が読んでもきっちりと楽しめるエンターテイメントとしても、極上の仕上がりになっている。(門倉紫麻)

出版社からのコメント

コードネーム「セクシーボイス」。7色の声を操る少女・ニコが、人の心のスキマを埋める!ニコの子分・ロボの活躍がなかなか光らないところにも注目だ!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2001/11/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/11/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 198ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091882315
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091882318
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 28個の評価

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黒田 硫黄
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
28グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年5月31日に日本でレビュー済み
尻切れトンボの感もある全2巻だが、セリフ回しにせよ構図にせよストーリーにせよ、やはり黒田の才能は凄い。
冗長な説明を省く作家なので、上辺だけ取れば「単なる雰囲気モノ」に見えるかもしれないが、三日坊主や元スパイのおばあさんとのやり取りを見れば、そうでないことは明らかでしょう。
しかしドラマとは全く違いますね(笑)
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月6日に日本でレビュー済み
まず思うのは、絵のうまさ。
一方的な構図でしか人物を描けないマンガ家が多い中、
想像力をフルに活かした大胆な角度からの描写や、
各章のクライマックスでの見開きの迫力は
まさにオリジナル!
リズミカルなストーリー展開と印象的なセリフの言葉遣いが
気持ちよく、マンガとしてのおもしろさが溢れています。
「茄子」の素朴なテイストもいいけれど、
黒田硫黄の魅力は、本作のようなダイナミックな
エンターテインメント性にこそあるのだと思います。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物や物語の設定が、実にユニーク。一見、荒々しくみえる画も面白く、楽しめた。この物語世界を創り出した発想は
どこからくるものなのだろう。ニコとロボの不思議なコンビネーションも良くて、もっと二人の冒険譚を読みたいと思わせる。
でも作者は、オーソドックスなシリーズものにはしたくないようで、2巻の後半になるとそういった期待をどんどん外してくる
ような感じ。その外し方が連作として描かれると、イマイチ物足りなく感じた。個人的には、このユニークな設定と画風で、
面白いストーリーを読みたい。あんまり社会の暗部に比重を置いたものでなく。14才のテレクラ娘とオタク系大人のロボと
いう主役二人の存在自体が十二分に社会風刺的なものを醸していると思うので。この作者の他の作品は読んだことがない
ので、作者が描きたいものと私の希望はズレているのかもしれませんけど、このセクシーボイス&ロボの能力というか才能
を生かした面白い物語もっと読みたい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年12月8日に日本でレビュー済み
主人公ニコは中学2年生14歳。
職業女スパイ
趣味(兼・実益)テレクラのさくら
ひょんなことからある黒幕のおじいさんと仲良くなって、
女スパイをはじめる。
・・・なんて書くと知らない人はサスペンスものかと
思ってしまうかもしれないけれど、そんなことはなく
いつもの黒田硫黄らしく、ユーモアとウイットにあふれる
すばらしいせりふ遣いのなか、少しゆるめのストーリが
展開していくのである。
黒田硫黄の作品にしては多くの人に受け入れられそうな作品である。
早く第2巻が読みたいものだ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年1月7日に日本でレビュー済み
元気な中学生の少女林二湖(ニコ)が演ずる小気味よいスパイアクション。高野文子の『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』を思い出してしまいましたが、高野作品がハリウッド映画だとすれば、こちらは時代と人間をきっちり描いたフランス映画かな。
エンターテイメント性が強いのは誰もが認めるところだが、それだけですまないのが黒田硫黄。一筋縄ではいきません。現代の風潮や気分と、その中で生き生きと活動する主人公を活写することで、現代社会の問題や解決に向けての方向性が見えます。作者が意図してそういうメッセージを発信しているかどうかは別として。
このマンガで提示される現代社会の病理的側面の一つは「コミュニケーション不全症候群」とでも言うべき兆候です。ニコが相手をするオトナたちの多くは(手下のロボも含めて)、他者との関係を築けずに問題を起こしてしまうようです。それ故、ニコは<言葉>を唯一の武器として
オトナたちと闘うことができるのでしょう。ニコはいつでも良く聴き、観察し、話しかけることで相手に働きかけています。現代に生きていく私たちにとって、そのような力はは生き延びるための武器であり、その力を獲得することでいろんな問題が良い方向に変わる、と言っているような気がします。
現代の諸相を多様な側面から描いていますから、おそらく他にもさまざまな問題や解決への方向性が見えてくるのではないでしょうか。いくらでも深読みができそうです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年5月3日に日本でレビュー済み
帯にも取り上げられているセリフ「世界で私だけ!」が、黒田硫黄の照れ隠しもあってか、コミカルに描かれる。
1巻は小エピソードの連続で、さまざまな道の天才たちと主人公が対決する。主人公は「声」の達人。声真似ができ、人の声に耳を澄まして聞き分けることができる。対する天才たちも一癖二癖あるつわもの揃いだが、彼らの根底には「自分なんて世界じゃ大した存在じゃない」という達観がある。「世界で私だけ」の声真似というちっぽけな才能を信じ、弱い人たちの声に耳を澄ます主人公は、想像力と行動力で天才達を出し抜くのだ!
いくらでも泥臭く描けるテーマを、サラッと描く作者独特の雰囲気も健在。2巻はテーマがさらに前面に出てきて、合わせて是非!
次の連載が待ち遠しいです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
黒田硫黄の↑が面白いです
・・かなり
黒田の作品はいままでのところ、「茄子(1)(2)」と「大王」と追ってきましたが・・いまいちっていうか・・才能は感じていたんですが、作品的な面白みは感じてなくて・・
いや・・おもろいです
お話としては・・(ほかの人も書いてますが)
14歳の小娘がロボ(30歳前ぐらいのフリーター)を子分に、暗黒街のボスからの依頼でいろいろな事件に関わっていく・・って感じの話なんですが・・
設定から見ると「・・村上龍系のどろどろしたやつ?」って感じなのに・・
全然どろどろしてなくて、笑けてしまうんです
きちんとエンタメしてるって感じで
もちろん黒田の才能は短編のほうから解析したほうがいいんでしょうが・・
やはり、きちんと作品を作ってくれてないと、なかなか測れないところがあって・・
(さそうあきらの場合もそうだったんだけどね・・)
そういう意味で、この作品は非常に参考になってます
(かつ面白いんだけどね♪)
私的思い入れとして、
ロボと女の子(ニコ)の関係がいいです・・
あと、おじいさんが海亀みたいな顔で・・
「あ・達観してやがるな・・」
って感じで良いです
そういうわけで
「セクシーボイス」からはじめられるのも手かも・・
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年9月30日に日本でレビュー済み
~この本を読むきっかけは作者:黒田硫黄が以前に書いた『第日本天狗党絵詞』を読んで興味が出たからです。黒田硫黄の漫画は言葉の力が強いというか、台詞や会話の中に胸にぐっとくる言葉が満載なんです。それだけでも読んでほしいポイントです。
個人的には(黒田硫黄作品の中で)一番読みやすい漫画だと思います。特異で、重厚、今時のギャルゲーで出てくる~~女の子の絵とは真逆のタッチで描かれる魅力的なニコ(主人公)が活躍するこの本を読めば本当の意味で漫画の力を知る事ができる。
女子高生の援助交際とか題材にしてケータイ小説とか言ってるクソ面白くもない本読むよりこの漫画を読んでほしい。中高生には。もちろんまだ未読の大人にもです。(フォロー)~
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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