いつも戦記漫画で楽しませてもらっている滝沢聖峰の作品ですが、
戦記漫画じゃないこういった作品でもストーリーテラーとしての才能が光ってます。
幕末というか明治初期の物語ですが、確実に物語として楽しませてくれるのはさすがです。
何といっていいのかわからないけど、男同士の物語でそれぞれのキャラがしっかりしているし、
よくドラマとかになる時代なんだけど、蝦夷を舞台にしているからどこかで聞いたことがある話にはなってない。
もうね、迷わず上下をまとめて購入して、週末の夜にでも一気に読むのが絶対におすすめですよ。
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ガンズ&ブレイズ 下 BIC COMICS IKKI コミック – 2003/1/30
滝沢 聖峰
(著)
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購入オプションとあわせ買い
▼第8話/熊と江戸っ子▼第9話/和人(シャモ)のケンカ▼第10話/士魂の果て▼第11話/決闘!すすきの原▼第12話/箱館の女(ひと)▼最終話/ガンズ&ブレイズ●主な登場人物/佐々木清四郎(旗本の三男坊。武士として剣に誇りを持つ男)、早川伝次(元・火消し町人の伝習兵。拳銃に精通し、鉄砲を信じる男)●あらすじ/明治3年、北海道。元幕軍兵士の佐々木と早川は新政府の追っ手から逃れるため、石狩の山中に身をひそめていた。厳しい冬をなんとか生き抜くふたりが、ある日獲物を仕留めて小屋に戻ってみると、そこはすっかり荒らされていた。その夜、食事を終え床についた彼らは、またも小屋に侵入してくる何者かの気配で目を醒ます。暗がりのなか、彼らの目に飛び込んできたのは、巨大にして凶暴な熊だった…!!(第8話)●本巻の特徴/化け物熊に追われ、崖下に転落したふたりを救ったのは、アイヌの男・イソノアシだった。この熊に女房を殺されたというイソノアシと共に熊狩りをすることになったふたりは、その後、彼の村(コタン)に案内されることに…!! だが、やがてその村にもアイヌを迫害する悪しき和人たちの魔の手が迫る! 誇り高き戦士として、同じ日本人として、佐々木と早川が取った行動とは…? そして、彼らの旅路の行き着く先とは…!? 異色の明治サムライ冒険譚、堂々ここに完結!
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2003/1/30
- ISBN-104091882927
- ISBN-13978-4091882929
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2003/1/30)
- 発売日 : 2003/1/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 220ページ
- ISBN-10 : 4091882927
- ISBN-13 : 978-4091882929
- Amazon 売れ筋ランキング: - 422,014位コミック
- カスタマーレビュー:
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2017年1月14日に日本でレビュー済み
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2010年2月6日に日本でレビュー済み
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下巻は、明治の蝦夷地、アイヌの村から話が始まる。
明治新政府の手から逃れ続ける剣の使い手・佐々木と銃の使い手・早川は、新しい雇主と出会うのだが・・・。
読んでいると、佐々木と早川って本当にいたんじゃないかと思わせるほどリアリティがある。筆者・滝沢氏の取材の賜物であろうと、感服させられる。
どこまでも男臭い二人が時代の波に流されて、それでも懸命に生きていく姿を見たとき、読者はきっと希望を掻き立てられる。現在の北海道の地に立つとき、おそらく私は明治期に蝦夷地で懸命に生きた先人たちを思い起こすだろう。
フィクションであっても、すげえ歴史があったんだなと深い感慨に包まれる一冊。
あとがきで筆者が書かれていたが、私も佐々木や早川の番外を読んでみたいものである。そう思わせるほどにこの二人には存在感がある。
明治新政府の手から逃れ続ける剣の使い手・佐々木と銃の使い手・早川は、新しい雇主と出会うのだが・・・。
読んでいると、佐々木と早川って本当にいたんじゃないかと思わせるほどリアリティがある。筆者・滝沢氏の取材の賜物であろうと、感服させられる。
どこまでも男臭い二人が時代の波に流されて、それでも懸命に生きていく姿を見たとき、読者はきっと希望を掻き立てられる。現在の北海道の地に立つとき、おそらく私は明治期に蝦夷地で懸命に生きた先人たちを思い起こすだろう。
フィクションであっても、すげえ歴史があったんだなと深い感慨に包まれる一冊。
あとがきで筆者が書かれていたが、私も佐々木や早川の番外を読んでみたいものである。そう思わせるほどにこの二人には存在感がある。
2013年6月22日に日本でレビュー済み
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山中で、「偶然」出会った幕軍兵士から重要書類をもらったり、短銃で狩猟をしたり(小動物に短銃が当たるわけないだろ)、厳冬の北海道で、ほとんど防寒設備なしで、半ば野宿していたり(よく俺たち生きてるな、なんてセルフツッコミ)、追手の薩摩兵士と、「偶然」西南戦争で出会ったりするなど、「偶然」と「自然条件の無視」があまりにも多い。