出会えてよかった。こんな歯応え、なかなか出会えるものではない
10代には絶対に読ませたいけど、毒がきついかもですね。でも、どこかで強烈な毒に出会うべきなのも10代なのかも
満足です
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ヨイコノミライ 4 完全版 (IKKI COMICS) コミック – 2006/9/29
きづき あきら
(著)
気鋭・きづきあきらが「オタク」と「腐女子」の姿をリアルに描き出した、痛く切ない青春物語! Web連載の話題作が、未刊行エピソード+描き下ろし120ページを加えた“完全版”で堂々復刊!!
高校の漫画研究サークルという独特の空間で繰り広げられる、青春という時間の切なさと残酷さを描く異色作。完結第4集。
高校の漫画研究サークルという独特の空間で繰り広げられる、青春という時間の切なさと残酷さを描く異色作。完結第4集。
- 本の長さ185ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2006/9/29
- ISBN-104091883362
- ISBN-13978-4091883360
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2006/9/29)
- 発売日 : 2006/9/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 185ページ
- ISBN-10 : 4091883362
- ISBN-13 : 978-4091883360
- Amazon 売れ筋ランキング: - 446,584位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月4日に日本でレビュー済み
主人公とヒロインが結ばれる、笑顔で未来を語りながら終わる…
といったことが、まず有り得ないきづきあきら先生の作品。
このヨイコノミライも例外ではない。
しかし、誤解しないでください。非常に面白いです。
舞台は10人から成る高校の漫画研究会で、
その各々にページの多い少ないはあるものの、エンディングが用意されています。
将来に向かって羽ばたく者、精神的病気から脱した者、
自己のコンプレックスを吐露してその結果友達となった二人、などはハッピーエンドでしょう。
特に、他の方々のレビューでも言っているように桂坂さんのエンディングは凄く好きです。
が、他の人のエンディングは例えば、精神崩壊してしまい幻覚とお話をする人とか、
ヒロインにボロクソに言われる人とか、ストーカーとか…
なんかしらんが、よくまとめたなあ〜と感心するばかりでした。
ちなみに、桂坂さんはヨイコノミライ3完全版の表紙の人ですが、この人リストカット癖があります。
作中では左手首を切っていますが、表紙では右手に包帯を巻いてるんですよね。
といったことが、まず有り得ないきづきあきら先生の作品。
このヨイコノミライも例外ではない。
しかし、誤解しないでください。非常に面白いです。
舞台は10人から成る高校の漫画研究会で、
その各々にページの多い少ないはあるものの、エンディングが用意されています。
将来に向かって羽ばたく者、精神的病気から脱した者、
自己のコンプレックスを吐露してその結果友達となった二人、などはハッピーエンドでしょう。
特に、他の方々のレビューでも言っているように桂坂さんのエンディングは凄く好きです。
が、他の人のエンディングは例えば、精神崩壊してしまい幻覚とお話をする人とか、
ヒロインにボロクソに言われる人とか、ストーカーとか…
なんかしらんが、よくまとめたなあ〜と感心するばかりでした。
ちなみに、桂坂さんはヨイコノミライ3完全版の表紙の人ですが、この人リストカット癖があります。
作中では左手首を切っていますが、表紙では右手に包帯を巻いてるんですよね。
2006年10月2日に日本でレビュー済み
ここ2,3年で「ルサンチマン」と同じくらい「読まさせられた」稀有なマンガです。
「ルサンチマン」が30前後の喪男限定とオルターナティブなのに対して、「ヨイコノミライ」はオタクと腐女子なら誰でも対象になると思います。
自分の醜い部分を鏡で見せ付けられるような、自虐的な気持ちにさせられる作品にハマります。
自分の中身に隠している、醜くても大切だと思ってきた部分を、抉られ晒け出され、羞恥心に塗れ、気分が重くなる。
「東京大学物語」の村上君とか、「エヴァ」とか…。
4巻では桂坂さんカワユ過ぎます、何もかもが。(布団饅頭萌え)
結局杏に一番露骨かつ直接中身を晒されちゃったのは、桂坂さんだったと思うのですが、なぜ桂坂さんなのでしょうか?
他にもこんな風に一人ずつ潰して行く予定だったのが、ページの都合なのかな…。
ラスト、杏が何であんな面倒くさいことをわざわざやったのか語っていましたが、この時の杏が一番魅力的でした。
内側に地獄を抱えているキャラって魅力的です。
本性が晒け出されると、それが醜くても嘘じゃない分、人が魅力的に感じられる。
美しい嘘より醜くても現実が見たいです。
このマンガが、死の淵から這い上がって完結されてよかった。
もっと、多くのオタクの目に触れられるといいと思います。
「ルサンチマン」が30前後の喪男限定とオルターナティブなのに対して、「ヨイコノミライ」はオタクと腐女子なら誰でも対象になると思います。
自分の醜い部分を鏡で見せ付けられるような、自虐的な気持ちにさせられる作品にハマります。
自分の中身に隠している、醜くても大切だと思ってきた部分を、抉られ晒け出され、羞恥心に塗れ、気分が重くなる。
「東京大学物語」の村上君とか、「エヴァ」とか…。
4巻では桂坂さんカワユ過ぎます、何もかもが。(布団饅頭萌え)
結局杏に一番露骨かつ直接中身を晒されちゃったのは、桂坂さんだったと思うのですが、なぜ桂坂さんなのでしょうか?
他にもこんな風に一人ずつ潰して行く予定だったのが、ページの都合なのかな…。
ラスト、杏が何であんな面倒くさいことをわざわざやったのか語っていましたが、この時の杏が一番魅力的でした。
内側に地獄を抱えているキャラって魅力的です。
本性が晒け出されると、それが醜くても嘘じゃない分、人が魅力的に感じられる。
美しい嘘より醜くても現実が見たいです。
このマンガが、死の淵から這い上がって完結されてよかった。
もっと、多くのオタクの目に触れられるといいと思います。
2006年10月13日に日本でレビュー済み
1巻では嫌悪感が先立ちましたが、2巻3巻と読むにつれて、キャラや内容に引き込まれました
そして4巻では雑誌の関係上4話分にまとめた結末
どうなるかと思いましたが、とても良かったです
虚構、自己欲、夢や恋愛、実際にあるいろいろな「闇」を見れ、
キャラクターたちの結末に感嘆しつつも、とても感化されました
今では自分にとっての大切な名作となりました
さてはて、1巻のレビューでは、オススメに「漫画研究部経験者」、「人の歪みが見たい人」
と書きましたが、「オタクではない人」にもオススメします
物語の展開はモチロン、人間の闇も魅力的(ここは人を選ぶと思います)だし、
多様な「オタク・腐女子」という人たちを、部分的に知ることが出来ると思います
(…ふと思いましたが、コレを読んで「オタク」って○○だよね、と言えるでしょうか?)
※読むなら最後まで!!、やはりラストを読むと、印象がガラリと変わります
PS:オタクと腐女子は無条件で読みましょう
そして4巻では雑誌の関係上4話分にまとめた結末
どうなるかと思いましたが、とても良かったです
虚構、自己欲、夢や恋愛、実際にあるいろいろな「闇」を見れ、
キャラクターたちの結末に感嘆しつつも、とても感化されました
今では自分にとっての大切な名作となりました
さてはて、1巻のレビューでは、オススメに「漫画研究部経験者」、「人の歪みが見たい人」
と書きましたが、「オタクではない人」にもオススメします
物語の展開はモチロン、人間の闇も魅力的(ここは人を選ぶと思います)だし、
多様な「オタク・腐女子」という人たちを、部分的に知ることが出来ると思います
(…ふと思いましたが、コレを読んで「オタク」って○○だよね、と言えるでしょうか?)
※読むなら最後まで!!、やはりラストを読むと、印象がガラリと変わります
PS:オタクと腐女子は無条件で読みましょう
2018年2月17日に日本でレビュー済み
自分の非力さを思い知らされ成長したかのように見える井之上だが
ラストでは漫研を立て直すわけでもなく精神崩壊した平松も放置
結局最後まで口だけのお花畑だったという
萌絵と衣笠兄弟との会話でも話題に挙がらなかったところをみると
完全に見限られたのは想像に難くない
新しい夢を見つけて周りに迷惑掛けまくっているのだろう
ラストでは漫研を立て直すわけでもなく精神崩壊した平松も放置
結局最後まで口だけのお花畑だったという
萌絵と衣笠兄弟との会話でも話題に挙がらなかったところをみると
完全に見限られたのは想像に難くない
新しい夢を見つけて周りに迷惑掛けまくっているのだろう
2008年11月4日に日本でレビュー済み
これで良いんだ。と言う結末で納得した。これは悲しい結末じゃない。(例外もあるが)
「夢はかなう」「努力は大切」この言葉は大切だけど、いつか終わりが来る。
それは冷酷なまでの現実。
努力したから全てが可能になるわけではない。いつか区切りをつけなくてはいけなくなる。
それはすごく悲しいことだけど、大人になるにはそこから進化しなくてはいけない。
登場人物たちはそこから進化した。いい結末でした。
もちろんまだ未熟な人間たちですから、進化していく道筋が明るいばかりじゃない。
これはある意味ヌルいオタクの日常を描いた「げんしけん」などのような作品とは違い、オタクの(思春期の人間と言うべきだろうが)負の部分を良く描いてる。
「あ〜、あるある」と言う共感をする人がいるんじゃないでしょうか。
個人的には桂坂さんの「ふとんまんじゅう」が可愛くて良かった。
「夢はかなう」「努力は大切」この言葉は大切だけど、いつか終わりが来る。
それは冷酷なまでの現実。
努力したから全てが可能になるわけではない。いつか区切りをつけなくてはいけなくなる。
それはすごく悲しいことだけど、大人になるにはそこから進化しなくてはいけない。
登場人物たちはそこから進化した。いい結末でした。
もちろんまだ未熟な人間たちですから、進化していく道筋が明るいばかりじゃない。
これはある意味ヌルいオタクの日常を描いた「げんしけん」などのような作品とは違い、オタクの(思春期の人間と言うべきだろうが)負の部分を良く描いてる。
「あ〜、あるある」と言う共感をする人がいるんじゃないでしょうか。
個人的には桂坂さんの「ふとんまんじゅう」が可愛くて良かった。
2007年1月7日に日本でレビュー済み
完全にやられました。
ここまでオタクの現実を見据えた作品があったでしょうか。
最後はかなり好みが別れると思いますが、
個人的には最高の「ハッピーエンド」だと感じました。
漫画好きだけでなく、全ての人に読んでもらいたいお勧めの一冊です。
ここまでオタクの現実を見据えた作品があったでしょうか。
最後はかなり好みが別れると思いますが、
個人的には最高の「ハッピーエンド」だと感じました。
漫画好きだけでなく、全ての人に読んでもらいたいお勧めの一冊です。
2020年1月12日に日本でレビュー済み
「仮にも強◯未遂しておいて、相手に拒まれたら、逆ギレして相手のこれまでの生き方を言い訳に、正当に拒んだ側の方をこそ、身勝手な奴みたく言う外道男(ランス王も精神はここまでひどくない)」だろうが、アルティメットオマエモナー(むしろ本質的にはオマエコソナーでオマエモナーよりひどい)な外道女の青木だろうが、作者のえこひいきに守られてる側は、どこまでフハイしていても、なにがしか報われ、作者が気にくわないとおぼしき人々は、拙から見りゃ少し不器用なだけでもこれでもかと断罪される、想像力欠落系真性本末転倒厚顔無恥漫画。
せめて画も同じ人がしてるならまだ救いようがあるが、分業制で話に専念できる立場でありながらここまで非道い物語を書けるとは。
特に本作の不公正さが顕著なのが、先の逆ギレ強◯未遂男の話と並ぶ程に非道い、青木と天原氏の対比描写。
己の器量に分不相応な、レベル高い系の批評のみを是としているふしのある、身勝手な都合を口にしているだけの青木の物言いは幼稚な(逆説的に卑怯な方の)綺麗事で、真女神転生2のセンターと同レベルのへ理屈のくせして、作者があたかもそこに一抹の矜持があるごとく、それは読む人が読みゃわかる穴だらけの論理でさえあるのに、ドヤ顔で具体的な台詞で言わせてる程(恥知らずにも)正当的に書くのに(まあ、だからこそ逆説的に青木の正当化のなさがわかる訳だが)、天原氏がネットリンチ受けてる場面の天原氏の主張は、妙に抽象的で、その論理が不当であるという明確な論理性も構築しきらないうちに、天原氏にヒステリーを起こさせ、まるで彼が100%悪いかのように描いてしまう圧倒的卑怯。
無知蒙昧にして下愚低劣狭量の極みな、差別主義の正当化。
被害者をこそ加害者に、加害者をこそ被害者にすり替え、本質を歪めマイノリティに責任転嫁する事にさえある種の矜持があるとお思いなら、どうぞお好きになさるといい。
年間自殺者三万人、年間鬱病十万人(約)の現世、さて、青木と天原氏、作中で最終的により報われてるのがどっちかってのと(現実的に)照らし合わせて、本当に正しいのはどっちかな。
本作は、人一倍その道その分野での一家言がない青木をこそ、まるで一家言ある立場であるかのように描写し、逆説的に人一倍本質に近い方々をこそ不当に扱っている。
同じ作者コンビの「エビスさんとホテイさん」はマイノリティに寄り添う作品(俺はそう思った)で、そっちは私は尊敬しているが、
これは正反対の作品。
せめて画も同じ人がしてるならまだ救いようがあるが、分業制で話に専念できる立場でありながらここまで非道い物語を書けるとは。
特に本作の不公正さが顕著なのが、先の逆ギレ強◯未遂男の話と並ぶ程に非道い、青木と天原氏の対比描写。
己の器量に分不相応な、レベル高い系の批評のみを是としているふしのある、身勝手な都合を口にしているだけの青木の物言いは幼稚な(逆説的に卑怯な方の)綺麗事で、真女神転生2のセンターと同レベルのへ理屈のくせして、作者があたかもそこに一抹の矜持があるごとく、それは読む人が読みゃわかる穴だらけの論理でさえあるのに、ドヤ顔で具体的な台詞で言わせてる程(恥知らずにも)正当的に書くのに(まあ、だからこそ逆説的に青木の正当化のなさがわかる訳だが)、天原氏がネットリンチ受けてる場面の天原氏の主張は、妙に抽象的で、その論理が不当であるという明確な論理性も構築しきらないうちに、天原氏にヒステリーを起こさせ、まるで彼が100%悪いかのように描いてしまう圧倒的卑怯。
無知蒙昧にして下愚低劣狭量の極みな、差別主義の正当化。
被害者をこそ加害者に、加害者をこそ被害者にすり替え、本質を歪めマイノリティに責任転嫁する事にさえある種の矜持があるとお思いなら、どうぞお好きになさるといい。
年間自殺者三万人、年間鬱病十万人(約)の現世、さて、青木と天原氏、作中で最終的により報われてるのがどっちかってのと(現実的に)照らし合わせて、本当に正しいのはどっちかな。
本作は、人一倍その道その分野での一家言がない青木をこそ、まるで一家言ある立場であるかのように描写し、逆説的に人一倍本質に近い方々をこそ不当に扱っている。
同じ作者コンビの「エビスさんとホテイさん」はマイノリティに寄り添う作品(俺はそう思った)で、そっちは私は尊敬しているが、
これは正反対の作品。