ひとつのクライマックスですが、いろいろ皮肉な巻です。
善人が悪を無し、悪人が自己の利益のために善をなす。
善をなすために、闇討ち・だまし討ち・離間の計といった悪をなす。
もはや、わかりやすい善悪は消え、我と彼、敵と味方があるだけです。
戦闘後の和解も理解もなく、誤解と悪意を残したまま、戦いは終わります。
そのため、事態の根本的解決には至りません。
善意で集まって裏切りを目の当たりにしたギルドや騎士団メンバーは、
「ネットの人間なんて信頼できない」というトラウマを受けたことでしょう。
彼らの幾人かは、新しいPKになるかもしれません。
幾人かはネトゲに絶望して引退するかもしれません。
(それはそれで善行かもしれませんが)
そして、幾人かは「動物園」への復讐を誓うでしょう。
仮想空間に盛大に毒をまき散らす「動物園」は、はたして正しいのか?
とりあえず、「動物園」は自分を守るために戦い、勝ちました。
それは人としての権利ですし、誰にも非難はできません。
ただ後味が悪いだけです。。。
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ナツノクモ 5 (IKKI COMICS) コミック – 2005/11/30
篠房 六郎
(著)
現実世界から逃避して、ボードゲームに熱中する男・コイル。そのボード内で「都市伝説」を築きあげた謎の強者・エンジン男。空想世界を闊歩するプレイヤー達のバトルを"空間自在師"が描き切る…!!
傭兵vs住人の「決闘」が決着。だが、外には真の敵が着々と迫り、2日後には全ての森を一斉に焼き討つという。そして、ついにその日が…!!
傭兵vs住人の「決闘」が決着。だが、外には真の敵が着々と迫り、2日後には全ての森を一斉に焼き討つという。そして、ついにその日が…!!
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/11/30
- ISBN-104091884857
- ISBN-13978-4091884855
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/11/30)
- 発売日 : 2005/11/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 205ページ
- ISBN-10 : 4091884857
- ISBN-13 : 978-4091884855
- Amazon 売れ筋ランキング: - 576,616位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2006年5月16日に日本でレビュー済み
決闘決着。ミツキは本性を出して大暴れ。
それを取り押さえ今までに無く感情を露にするクロエが一つの見所でしょう。
そして己の無力を痛感したガウルはトルクに師匠になってくれと頼み込む。
わずかな穏やかな時の後、最大の戦士ギルドと魔術ギルドが手を組み、一夜にしてタランテラの全ての森を焼き尽くすという計画が知れる。
その当事者には純粋に善意しかないことに揺れるサブレ。
単独で動くことを決めたイタカ。
そして決行の夜が迫る――
後半は随所に笑いどころが盛り込まれ、緊張し過ぎない。
これは人の好き好きでしょうが個人的には好感が持てました。
あとはギャグキャラになってしまったメリノーがやたら可愛らしいです。
それを取り押さえ今までに無く感情を露にするクロエが一つの見所でしょう。
そして己の無力を痛感したガウルはトルクに師匠になってくれと頼み込む。
わずかな穏やかな時の後、最大の戦士ギルドと魔術ギルドが手を組み、一夜にしてタランテラの全ての森を焼き尽くすという計画が知れる。
その当事者には純粋に善意しかないことに揺れるサブレ。
単独で動くことを決めたイタカ。
そして決行の夜が迫る――
後半は随所に笑いどころが盛り込まれ、緊張し過ぎない。
これは人の好き好きでしょうが個人的には好感が持てました。
あとはギャグキャラになってしまったメリノーがやたら可愛らしいです。
2008年3月29日に日本でレビュー済み
魔術師ギルドの面々を見て、改めて「偽善者」というものが理解出来た。
クランク×ハッターの謀略でフィンドール騎士団と魔術師ギルドが同士討ちを開始したとき、「ざまぁwwwwwwww」と思ったのは俺だけじゃないはず
クランク×ハッターの謀略でフィンドール騎士団と魔術師ギルドが同士討ちを開始したとき、「ざまぁwwwwwwww」と思ったのは俺だけじゃないはず