使命感?
責任?
そんなのどうでも良いです。
だって生き物が戦うのって自分のためでしょう?
自分が生き残るために、動物を狩って食べるのが人間の戦いの原点。
そして人という種族の中で自分の存在を残すために競争があり戦争がある。
だから「ぼくらの」の戦いは痛々しい。
だって勝っても負けても死んじゃうから。
戦いの本来の目的はそこには存在しないから。
だから「死」と「生」に向き合って、目的を見つけなきゃならない。
・・・・・中学生に見つけられるわけないわ(笑)
自我が芽生え、反抗期を迎える世代。
自分を証明したい世代。
その世代が人のために散るなんてあるわけないわ(笑)
カコがパニくってくれたおかげで、この話に一気にリアリティが生じました。
ええ・・・
普通人って死にたくないんです。
自分勝手とかみっともないとか関係ないです。
死にたくないんですよ。
受け入れられないんです。
だから逃げるんです。
向き合えないですよ。
カコ・・・ナイスパニック!
カコの戦闘はこの話の一番のスパイスだと思います。
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ぼくらの (3) (IKKI COMIX) コミック – 2005/6/30
鬼頭 莫宏
(著)
▼第13話/加古功(1)▼第14話/加古功(2)▼第15話/加古功(3)▼第16話/加古功(4)▼第17話/本田千鶴(1)▼第18話/本田千鶴(2)●主な登場人物/【和久隆】・加古功・【矢村大一】・【小高勝】・吉川寛治・門司邦彦・宇白順・切江洋介・【半井摩子】・往住愛子・町洋子・本田千鶴・古茂田孝美・阿野万記(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。カッコ内は既に死亡)、宇白可奈(宇白順の妹。小4。ひとりだけゲームの契約をしていない)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(正体不明の生物。ジアースでの戦闘におけるサポート役だが、謎が多い)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ)●あらすじ/4人目の操縦者・半井摩子が死んだ。友人を救い、全員に形見としてお手製のユニフォームを手渡して…。そんなある日、次の操縦者に選ばれた加古功が本田千鶴の家を訪れたところ、突然国防省の役人が現れ、2人は横田基地に連れて行かれることに。他のメンバーも全員集められていたその場所で、彼らはこれまで秘密にしていたジアースとの関係が、国家にバレたことを知る(第1話)。●本巻の特徴/ついにジアースとの関係が国家にばれ、少年達は全員国防軍の管理下に置かれることに。死を恐れ錯乱していく加古功だが、戦いの時間は決して待ってはくれない…。
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/6/30
- ISBN-104091885047
- ISBN-13978-4091885043
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/6/30)
- 発売日 : 2005/6/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 206ページ
- ISBN-10 : 4091885047
- ISBN-13 : 978-4091885043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 287,531位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月9日に日本でレビュー済み
前巻の2人が自己犠牲のもとにある程度の「満足」をともなって死んでいったのに対して、この巻の主役であるカコとチズは自らの欲望(というよりも怨嗟)を果たすためにジアースに乗る。
とくにチズのエピソードをどう受け取ったらよいものやら……。「ぼくらの」に出てくる子どもたちは、理由はよくわからないが、とにかく地球のために戦わなければならない。はっきりいって自分たちはコマに過ぎないことも承知している。それでも、自分たちが生きてきた意味を見つけようとしている。ただ、死ぬだけのために。
チズの行動は確かに暴走だが、そんな重すぎるものを背負わされてしまった彼女を、止める権利が大人にあるのだろうか?散々身勝手な大人たちに弄ばれて、最後は地球のためにコマとなって死ななければならない。チズを止めようとする大人たちも、チズを陵辱した大人たちと本質的には変わらない。止めたところでどうするのか?代わりにジアースを操縦するパイロットが必要になるだけである。マジメに戦えと言っても、それは「死ね」と言っているに等しい。チズがやっていることは当然正しいことではないが、だからといって彼女に語りかけるべき言葉を、われわれ大人は持ち得ないのだ。このことが、計り知れない憂鬱となって、読んでいる自分に降りかかってきた。
そして、チズの「生」のラストへ捧げられるあまりに残酷な事実。彼女はどんな答えを出すのだろうか。
とくにチズのエピソードをどう受け取ったらよいものやら……。「ぼくらの」に出てくる子どもたちは、理由はよくわからないが、とにかく地球のために戦わなければならない。はっきりいって自分たちはコマに過ぎないことも承知している。それでも、自分たちが生きてきた意味を見つけようとしている。ただ、死ぬだけのために。
チズの行動は確かに暴走だが、そんな重すぎるものを背負わされてしまった彼女を、止める権利が大人にあるのだろうか?散々身勝手な大人たちに弄ばれて、最後は地球のためにコマとなって死ななければならない。チズを止めようとする大人たちも、チズを陵辱した大人たちと本質的には変わらない。止めたところでどうするのか?代わりにジアースを操縦するパイロットが必要になるだけである。マジメに戦えと言っても、それは「死ね」と言っているに等しい。チズがやっていることは当然正しいことではないが、だからといって彼女に語りかけるべき言葉を、われわれ大人は持ち得ないのだ。このことが、計り知れない憂鬱となって、読んでいる自分に降りかかってきた。
そして、チズの「生」のラストへ捧げられるあまりに残酷な事実。彼女はどんな答えを出すのだろうか。
2018年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供たちが侵略者と戦うお話なのですが、
周りの人たちとのかかわり方、
命を懸けて戦うべきなのかの苦悩が
主人公が子供という事を忘れさせます。
同じ立場だったら私ならどうするのか考えさせられる内容でした。
周りの人たちとのかかわり方、
命を懸けて戦うべきなのかの苦悩が
主人公が子供という事を忘れさせます。
同じ立場だったら私ならどうするのか考えさせられる内容でした。
2008年2月22日に日本でレビュー済み
このぼくらののルールを知った上で、
現実と向き合っていけるだろうか?
一概に加古の行動は至極当然だと思う
死ぬとわかってても…戦えるだろうか?
凄く考えさせらる作品です
現実と向き合っていけるだろうか?
一概に加古の行動は至極当然だと思う
死ぬとわかってても…戦えるだろうか?
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2007年8月5日に日本でレビュー済み
2巻がとてもお涙頂戴でファミリーな話だったのに対し、
こちらはリアルで陰湿な学生の裏話を見せられている感じでした。
カコとチズはこの巻のせいで「ぼくらの」メンバーで最も好きになれないキャラになってしまいました。
特にチズ・・・なんて人なんだ・・・残忍すぎるよ・・・
平然と大量の人殺しをしてのけるようになってしまうほど、中学生の心って崩れやすいのでしょうか。
作者の鋭利な意図が見え隠れします。
こちらはリアルで陰湿な学生の裏話を見せられている感じでした。
カコとチズはこの巻のせいで「ぼくらの」メンバーで最も好きになれないキャラになってしまいました。
特にチズ・・・なんて人なんだ・・・残忍すぎるよ・・・
平然と大量の人殺しをしてのけるようになってしまうほど、中学生の心って崩れやすいのでしょうか。
作者の鋭利な意図が見え隠れします。
2015年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話も展開も面白い。でも大人の様な振る舞いの子供ばかりなのが少し残念。もう少し露骨さが有ればもっとリアルな気がする。
2005年7月2日に日本でレビュー済み
「なるたる」からの鬼頭 莫宏ファンならば、先生と女生徒が登場した時点で( ̄ー ̄)ニヤリとしたでしょうが、その後の展開がやばすぎるw
気持ちはわかる、気持ちはわかるがそこまでやってはいかんだろ!
と突っ込みたくなる後半。
胸に残るのは爽快感と罪悪感が入り混じったどろどろとした物。
人生に疲れている人にはお薦めできません。
気持ちはわかる、気持ちはわかるがそこまでやってはいかんだろ!
と突っ込みたくなる後半。
胸に残るのは爽快感と罪悪感が入り混じったどろどろとした物。
人生に疲れている人にはお薦めできません。