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土星マンション 7 (7) (IKKI COMIX) コミック – 2011/8/30

4.8 5つ星のうち4.8 24個の評価

少年・ミツの想いを乗せて、物語――完結。

下層の発電所で起きた火災――それに乗じて動き出した“計画”は、
最後、どこへたどり着くのか。
少年・ミツの物語――――完結。

目次
floor.54 静かな行進・floor.55 交差点・floor.56 思い出す場所・floor.57 約束floor.58 変化・floor.59 同じ場所・floor.60 舟のお披露目
floor.61 それぞれの想い・floor.62 繋がる道の先
ground floor 地上へ・in the loft 空の故郷




【編集担当からのおすすめ情報】
5年半に亘る連載、ついに完結です。
地球を眺めて育つ少年・ミツの成長を是非最後まで見守ってあげてください!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2011/8/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/8/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 409188556X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091885562
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 24個の評価

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岩岡 ヒサエ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「土星マンション」は、地球全体が保護区域となり、地上35,000mに建設されたリング状の建造物で人間たちが暮らすようになった時代に、中学卒業と同時に窓拭きの仕事を始めた少年ミツの物語です。

この作品の凄みは、リング状の建造物の中の社会が上層、中層、下層の三層の階層社会として描かれていることです。
ミツが生活するのは当然下層で、窓拭きの職人たちもみな下層の住人なのですが、そこには暗さはなく、窓拭きの職業に誇りをもって暮らしています。
窓拭きのお客はほとんど上層の住人で、窓の外から見えるその暮らしぶりは下層とはまったく異なる優雅なものですが、それを見て羨むようなことはなく、彼らはその窓をいかにきれいに拭くかにしのぎを削るのです。

ときどき上層のお客がミツたち窓拭きをお客として招いて話をする場面があるのですが、そこにも一切の妬みや嫉妬のようなものはありません。
もちろん、ミツの父親は窓拭きの最中に地上に落下し帰らぬひととなってますし(そこから物語は始まる)、宇宙船プロジェクトを進めていたニシマルは下層住人であるということで研究職を追われ、妊娠中の奥さんも下層住人であるという理由で中層の病院で見てもらうことができずに亡くなってしまう(それが層間の対立を煽ろうとした原因になっている)という冷たい現実も出てきます。
しかし最終巻では、窓拭きの交流から生まれた上層の住人の協力もあり、少年ミツを地上に送り届けるという下層住人たちのプロジェクトは成功裡に終わります。

階層社会の現実、層間の対立という難しい背景を持ちながらも、それでも少年が窓拭きとして成長を成し遂げていくという物語を描ききった作者に僕は拍手を送りたいです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがと言おうか、ラストまで力まずに読ませてくれる良いお話でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年9月4日に日本でレビュー済み
話の内容は全体的に面白かったです。
ただ、6-7巻は不穏な空気感が強く、ニシマルの狂気がクローズアップされすぎているように感じました。
正直、ニシマルが苦手とうか嫌いです。ニシマルに心酔するメガネの青年も。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月10日に日本でレビュー済み
最終巻、カバー絵からしてキレイで、こういう青い色がとんでもなく好きなので、読むのがもったいなくて、ゆっくり読みました。
読後は、あとがきの岩岡ヒサエさんの言葉、「今、私は、私の中からびっくりするくらい足早に去ろうとしている彼らを引き止めようと必死になっています」に、うなずきまくり、でした。
そして、もう一度最初から読みたくなります。少年の成長を描く、こういう物語、ほんと好きです・・

まずはリングシステム、という世界観が面白い。
窓ふきのみんなが見る宇宙と地球がとんでもなく美しい。
上層・中層・下層、それぞれの住民の個性が魅力的。
重いテーマなのに、あたたかい笑いのなか、進んでいくストーリー。
途中で気付いて笑ってしまいましたが、すべての登場人物の人生が布石になっているんですね。
そして忘れてはいけない、猫の美幸が最初から最後まで、超絶にカワイイ。

直球の「お涙頂戴」ではなく、ちょっと「はずした」ところが、よりいっそう涙を誘います。
どうしようもない悲しい涙ではないのが、流していて心地良く、数少ない悪役の末路でさえ、そのあたたかい涙で送ってあげたくなります。
いや〜、いい物語だった!!
岩岡ヒサエさん、ありがとうございます、お疲れさまでした!!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月23日に日本でレビュー済み
この最終巻を読み終えて思ったのは、時間を掛けてじっくり読んでこれて良かったなということ。もし、全7巻を一気読みしてたら、こんな深い感動に浸ることは出来なかったかもしれない。それくらい、振り返ってみると長い付き合いになったもんだぁと、しみじみしてしまいました。

SFだけど泥臭く、ユーモラスで暖かい漫画でした。少年の父への憧れ、罪の意識と自分への戒め、家族や仲間の大切さ。色々なことを考えながら読んできましたが、今、強く思うのは、自然との向き合い方です。

2011年9月現在、地上はまだ存在し、そこで人間は暮らしています。しかし、それが当たり前のことではないのだという危機感を、自分はようやく持ち始めました。震災をはじめとする自然の脅威に、人間はあまりにも無力だと痛感。そして人間を支えてきた技術と進歩こそが、地球の寿命を縮めてきたのだと思うと、逃げ道のない袋小路に入ってしまったような気がしてきます。
そして地上で生活が困難となり、宇宙空間に逃れることになってしまった結果の「土星マンション」は、あながちフィクションともいえません。

それでも、この物語で描かれる人間はたくましく、精一杯に生きています。そして今一度技術と進歩を重ね、自分たちが住めなくした地上へも、次の希望を繋ごうとしています。文字通り、地に足をつけて、未来へ歩き出そうとしています。
時代や環境が変わっても、人間は変わらない、人間の強さを持っているのだと感じました。これは間違いなく希望です。

自然と向き合い、人間と向き合う漫画「土星マンション」。今こそ、読まれるべき漫画だと思います。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月5日に日本でレビュー済み
最初は宇宙の窓拭きだった主人公ミツ。ちょっとしたことから地上へ降りるプロジェクトに参加をすることになる。しかし、彼の純な思いとは裏腹に事態は最悪の方向へとカウントダウンしていく。彼は無事に地上に降りられるのか・・・。という最終巻。

個人的な感想ですが、非常に素敵な終わり方だったと感じました。登場人物たちの素朴な温かみ、それにまつわる絆、それぞれの想い、主人公ミツの成長と心理描写。人間描写の優しさと生々しさは最終巻が一番グッと来たと思います。
そんな魅力的な内容の中で特に良かったのが本の後半に挿入されているカラーのページ。ネタバレになるのでどんなものかは書きませんが、とても美しく綺麗でした。恥ずかしいですが、なんか涙が止まりませんでした。

もう少し彼らのボーっとした日常が見たかったですがこの巻で最終巻。優しく素敵な思いをいただけたことを感謝しつつ次回作の
(眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) 星が原あおまんじゅうの森 1 も期待しようと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年2月25日に日本でレビュー済み
 前巻の6巻が、暗い内容だったので、ミツの行く末が気になっていました。しかし、7巻は、多少のすったもんだはありましたが、うまく着地した終わり方だったなと思いました。
 ミツの父への想いや地上への想いなど、一区切り着いた終わり方だったと思います。何より暗い終わり方でなかったのが良かったです。作者の方には、時間ができたら、後日談をお願いしたいですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月17日に日本でレビュー済み
完結編としてはちょっと不満も。
ソウタが無事だったことやミツの真っ直ぐな思いなんかが描かれているところはとてもいい感じに捉えられます。
ですが多数の被害者を出す結果になったニシマルのラストは…。
通して読むと一本の映画を観た気分に。
岩岡さんの次回作も期待したいです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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