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月館の殺人 上 IKKI COMICS コミック – 2005/8/10

4.3 5つ星のうち4.3 186個の評価

▼第1話/稚瀬布(ちせっぷ)発20時40分▼第2話/7人の乗客▼第3話/相続の条件▼第4話/踏切▼第5話/幻夜(げんや)に死す▼第6話/密室●主な登場人物/雁ヶ谷空海(かりがや・そらみ。沖縄の女子高生。17歳。唯一の肉親である祖父に会うため〈幻夜〉に乗り込む)、日置健太郎(ひおき・けんたろう。空海が駅に来る途中、偶然知り合った〈幻夜〉の乗客。会社員。26歳。鉄道考古学テツ?)●あらすじ/電車嫌いだった母親の影響で、今まで一度も電車に乗ったことのない女子高生・空海。その母が2か月前に死去し、天涯孤独になった彼女のもとに、ある日、北海道から弁護士の中在家が訪れる。彼は空海に祖父が健在であること、北海道まで会いに来て欲しいことを伝える。手渡された切符は、稚瀬布駅20時40分発の特別急行〈幻夜〉号。そこから翌朝7時着の終着駅・月館へと向かう旅が始まる…(第1話)。●本巻の特徴/まだ見ぬ祖父に会うため〈幻夜〉に乗り込んだ空海。ところが、彼女以外わずか6名の乗客はあまりに奇妙。しかも初めての北海道・雪・列車と、沖縄育ちの空海はただただ混乱するばかりなのだが、そんななか事件が起きて…!!●その他の登場人物/杉津治彦(すいづ・はるひこ。フリーター。30歳。乗りテツ?)、竜ヶ森集(りゅうがもり・しゅう。大学生。23歳。模型テツ?)、今福健至(いまふく・けんじ。獣医。35歳。コレクションテツ?)、沼尻孝一(ぬまじり・こういち。市職員。24歳。時刻表テツ?)、中ノ郷清(なかのごう・きよし。エンジニア。40歳。撮りテツ?)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2005/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 246ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091885810
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091885814
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 186個の評価

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星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綾辻先生も佐々木先生も大好きなので、もうこの作品はもう本当にもう...最高!!!
2017年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ニヒルなコミカルさを持ち得ながらも
鉄道に対する厳格な背景と場面設定は見事としか言いようがない

漫画と言うよりも資料のような正確な鉄道描写は圧倒される
一方で、ミステリー要素の伏線の入れ方や
それを飽きさせない皮肉さやギャグセンスもまた秀逸

作者らの知識量、取材力、経験値の類いまれなるこの作品を
漫画として楽しむには余りにも贅沢な気持ちにさせてくれる

※私は鉄道オタクではありません
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミステリー界の巨匠である綾辻行人さん原作の漫画。
『おたんこナース』や『動物のお医者さん』作者の佐々木倫子さんのために書き下ろしたもので、小説化はされていません。

舞台は密室の列車、その中で巻き起こる殺人事件。
登場人物も鉄オタばかりで前半はほのぼのとした雰囲気もあります。
しかし事件が起こると雰囲気は一変、後半はしっかりとミステリーしています。

綾辻さんファンは是非とも一読して頂きたい漫画です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お二人のそれぞれの作品はとても好きで、ミステリーだし楽しみにしていたのですが、絵の方に作品が引っ張られてる感じですかね。もっとシリアスであって欲しかったです。ちょっと残念。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
動物のお医者さんが大好きで、佐々木倫子さんの漫画を読み漁っていたところこれを見つけました。佐々木倫子さんのくすくすくる軽妙なテンポと、ミステリー作家綾辻行人さんの原作がどんな風に融合するんだろう、ミステリーだと固くなっちゃって、私が好きな佐々木倫子さんの漫画とは別物になるんじゃないかなーと思っていましたが、そんなことは全くありませでした!
笑えるところもたくさんあり、何なら殺人事件が起きたあとでさえ笑え、そして、ミステリーの謎自体もすごく興味深いです。作中の鉄オタさんたちの掛け合いが面白いですが、私が鉄道に詳しければきっともっと面白いと思います。これをきっかけに綾辻行人さんの小説ももっと読んでみたくなりました。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近知ったマンガ家なのですが、一気に好きになり、いろいろな本を買って家族で楽しんでいます。
作者が別の方という事もあり、とてもユニークでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐々木倫子さんは好きだけれど原作の綾辻行人さんの書く話があまり好きではなかったので、買うのをずっと躊躇していました。

ですが、周りの人の好意的な感想を聞くうちに我慢しきれず、ついに買ってしまいました。

読み終わって即、下巻が発売されていないか調べてしまったくらい面白かったです。

ぼけぼけっとした主人公と変人達が沢山登場するのですが、その掛け合いのずれ方が佐々木さんらしいです。

文章で読むだけなら嫌な雰囲気になりかねないところも佐々木さんが表現すると吹きだしてしまいます。

原作が苦手だからと購入を控えている人は是非試しに読んでみてください。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
推理モノは中学生のときに読破したシャーロック・ホームズシリーズ以来読んだ記憶がないのだけれど、あの、『Heaven?』『おたんこナース』『動物のお医者さん』でおなじみの佐々木倫子の最新刊ということで手にとってみたら、けっこういけるじゃないですか。

考えてみれば、以前の作品の中にもミステリーの要素をちりばめてストーリーにわさびを添えていたものがありましたね。ミステリーの部分を思い切りふくらませることもできるんだなぁ、と感心。

密室の列車客室の中で起こる殺人事件。真犯人と動機はわかった気がするのだが、実行犯と密室のトリック、残されたカードなどの謎解きが後半に待ち受けています。祖父がどう出るのか期待しながら次の刊行を待ちます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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