原作は知りませんが、この本は大変気に入りました。
読んでいて、とても心地良くて、なるべく長くその気分に浸っていたかったので、あえて、ゆっくりゆっくりと読んでいたのですが、とうとう読み終えてしまいました。
この忙しない世界で、心に余裕のない状態が続いていた中で、読み終わるのが名残惜しいと思えた本は、凄く久しぶりのような気がします。
最後の台詞のない数ページを読んでいたら、何故かとても寂しいような、切ないような、不思議な気持ちになりました。
あと、絵柄が可愛いですね。(個性的なタッチなので、好みが分かれそうですが)
本書を手に取った経緯は偶然でしたが、そうしてこの作品と出会えて、とても良かったと思います。
ずっと大事にしていたい本です。
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人類は衰退しました のんびりした報告 (IKKI COMIX) コミック – 2012/7/30
田中ロミオの大人気ラノベをコミカライズ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。この7月からアニメ放送開始の田中ロミオ・作の大人気ライトノベル『人類は衰退しました』(ガガガ文庫刊)を、新鋭・見富拓哉が独自の解釈でコミカライズ。原作ともアニメともひと味もふた味もちがった、不思議な空気感があふれます。「コミックアライブ」にて連載中の吉祥寺笑氏の漫画による『人類は衰退しましたようせい、しますか?』(メディアファクトリー刊)とあわせて、原作ファンなら絶対にそろえたい一冊です!
【編集担当からのおすすめ情報】
アニメ化されたライトノベルのコミカライズ…という枠組みをちょっと大きく逸脱しているかもしれません。そこがやっぱりIKKIらしい、はず。個性派作家を数多く生み出したIKKIの新人賞「イキマン」。受賞者のひとりである見富拓哉氏も、やはり非常に強くて素敵な個性の持ち主です。原作ファンでもまだ読んでいないひとでも、ぜひ手にとってこの世界この雰囲気を楽しんでください。
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。この7月からアニメ放送開始の田中ロミオ・作の大人気ライトノベル『人類は衰退しました』(ガガガ文庫刊)を、新鋭・見富拓哉が独自の解釈でコミカライズ。原作ともアニメともひと味もふた味もちがった、不思議な空気感があふれます。「コミックアライブ」にて連載中の吉祥寺笑氏の漫画による『人類は衰退しましたようせい、しますか?』(メディアファクトリー刊)とあわせて、原作ファンなら絶対にそろえたい一冊です!
【編集担当からのおすすめ情報】
アニメ化されたライトノベルのコミカライズ…という枠組みをちょっと大きく逸脱しているかもしれません。そこがやっぱりIKKIらしい、はず。個性派作家を数多く生み出したIKKIの新人賞「イキマン」。受賞者のひとりである見富拓哉氏も、やはり非常に強くて素敵な個性の持ち主です。原作ファンでもまだ読んでいないひとでも、ぜひ手にとってこの世界この雰囲気を楽しんでください。
- 本の長さ134ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/7/30
- ISBN-104091885950
- ISBN-13978-4091885951
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/7/30)
- 発売日 : 2012/7/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 134ページ
- ISBN-10 : 4091885950
- ISBN-13 : 978-4091885951
- Amazon 売れ筋ランキング: - 220,316位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1973年生まれ。PCゲーム中心に活動するフリーランスライター(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『人類は衰退しました 4』(ISBN-10:4094511040)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あえて一言でいうなら「ヨコハマ人退紀行」とでも言いましょうか。
他の皆様が描かれている通り、アニメ・原作とは全く違います。
風景は日本的かつ廃墟も新品(?)で、「わたし」も本来の腹黒さは全くありません。
「わたし」の代わりにアルファさんがいてもほとんど違和感がないでしょう。
「ヨコハマ買い出し紀行」の雰囲気に限りなく近い「人類は衰退しました」です。
巻末に田中ロミオが「最近は原作に忠実であることがどの世界でもセオリーらしく(中略)
ようやく実現してくれました」と書いているように、自由であることを望みながら
気が付くとどんどん不寛容になっていくご時世。そこに開いた小さな風穴のような、あるいは
「人類は衰退しました」という多層的で芳醇な万華鏡をコトリ、と回したら見えてきた、
そんな感じの不思議な作品です。一巻で終わってしまったのが本当に惜しまれる佳作です。
他の皆様が描かれている通り、アニメ・原作とは全く違います。
風景は日本的かつ廃墟も新品(?)で、「わたし」も本来の腹黒さは全くありません。
「わたし」の代わりにアルファさんがいてもほとんど違和感がないでしょう。
「ヨコハマ買い出し紀行」の雰囲気に限りなく近い「人類は衰退しました」です。
巻末に田中ロミオが「最近は原作に忠実であることがどの世界でもセオリーらしく(中略)
ようやく実現してくれました」と書いているように、自由であることを望みながら
気が付くとどんどん不寛容になっていくご時世。そこに開いた小さな風穴のような、あるいは
「人類は衰退しました」という多層的で芳醇な万華鏡をコトリ、と回したら見えてきた、
そんな感じの不思議な作品です。一巻で終わってしまったのが本当に惜しまれる佳作です。
2021年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同人の頃から作者を知っており、応援もしていましたが本作はまごうことなく駄作です。
キャラクターに魅力がまったくありません。
キャラクターの心情を表すシーンが用意されていないことが一つの要因ではないでしょうか。
ディストピアで暮らす以上、楽観視したり悲観する描写は欲しいです。
ひょうひょうと生きている生き残りの人間の営みを描きたかったんでしょうが、それではあまりにキャラクターに感情が無さすぎる。
原作がついていて、商業誌一発目で自由に描けなかったものと思うが、これが見富先生の頭打ちだったんだと思う。
完全オリジナルの幻想的な、胸を締め付けられるような作品を作れただろう先生の実力を知っているだけあって読んでいて辛い作品だった。
同人でもいいので、新作が読みたいです。
キャラクターに魅力がまったくありません。
キャラクターの心情を表すシーンが用意されていないことが一つの要因ではないでしょうか。
ディストピアで暮らす以上、楽観視したり悲観する描写は欲しいです。
ひょうひょうと生きている生き残りの人間の営みを描きたかったんでしょうが、それではあまりにキャラクターに感情が無さすぎる。
原作がついていて、商業誌一発目で自由に描けなかったものと思うが、これが見富先生の頭打ちだったんだと思う。
完全オリジナルの幻想的な、胸を締め付けられるような作品を作れただろう先生の実力を知っているだけあって読んでいて辛い作品だった。
同人でもいいので、新作が読みたいです。
2012年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
のんびり報告とようせいしますか?(アニメ絵)と
大きく好みは左右されるところですが
はっきり言って両方好きです。
リミックスしたらいい作品が出来そうと
考えながら読んでました。
表紙の遊びも楽しいのですが、カバー紙が厚すぎて
本体がSの字になってしまってます。
ちょっとそこが残念。
もう一つ次回作がでないのも残念。
大きく好みは左右されるところですが
はっきり言って両方好きです。
リミックスしたらいい作品が出来そうと
考えながら読んでました。
表紙の遊びも楽しいのですが、カバー紙が厚すぎて
本体がSの字になってしまってます。
ちょっとそこが残念。
もう一つ次回作がでないのも残念。
2012年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容のレビューは他の方がまさに書かれているとおりで、世界観がよくでてます。
装丁は穴が空いてカバー下の妖精さんがのぞく様になっていますが、実はそれだけ
ではありません。私は一つは見つけましたが...お持ちの方は探してみてください。
こういう遊び心はいいですね。
装丁は穴が空いてカバー下の妖精さんがのぞく様になっていますが、実はそれだけ
ではありません。私は一つは見つけましたが...お持ちの方は探してみてください。
こういう遊び心はいいですね。
2012年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、原作のラノベの世界観をしらない人が読めば、ちょっと分かりにくい世界観で、漫画だけ読むと、タイトル通りのんびりした雰囲気だけが伝わるだけのような。しかし、原作自体も、面白くはあるが、あまり世界観とかに深くこだわっていないから、そういうもんかと、雰囲気で納得できればそれで良しなのかも。これは、原作を読んだ時もそう思ったが、「衰退した人類」のほうが、「現在の人類」より幸せそうと思える。「宿題のない永遠の夏休み」があるとするなら、そういうだらだら感。その中で、原作も、本当にどうでもいいしょうもないエピソードを魅力的に書くのだが、この漫画版も、その世界観を崩さず、原作にないさらにだらだらしたエピソードが連発される。いや、原作のほうがたまに、シリアスだったりSF的だったり学園物だったりと、変化つけた展開があるのに対して、漫画のほうは、徹頭徹尾ぐだぐだの日常であり、そこが潔い。もっと続けてほしいが、ここまでぐだぐだのエピソードを、これ以上たくさん思いつけなかったのかもしれない。ちなみに、妖精の存在とその扱いも、原作より適当で、妖精がいようがいまいが、あまり話の本筋に関係ない。あくまで、主人公の「わたし」が、「毎日暇つぶしをすることが仕事」の姿を捉えただけの漫画。この不景気かつお先まっくら、出口なしの現在世界で、衰退してしまってもいいから、妖精もいなくていいから、こういう「永遠夏休みワールド」に住みたい人は多かろう。絵柄はかわいらしいようでいて癖があるのかヘタウマなのか?に好き嫌いが分かれるだろうが。このぐだぐだ感を増幅させる画風であることは間違いない。お盆休みに帰省するか、どっか避暑にでも行って、昼寝しながら読んで下さい。
2012年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独特な雰囲気でファンならぜひ読んでおきたい作品だと思います。
個人的には妖精さんをもっとかわいく描いて欲しかったかな
個人的には妖精さんをもっとかわいく描いて欲しかったかな
2012年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中のコミカライズ作品に原作をただ違う媒体に落とし込むだけの、せいぜいが「翻訳」ばかりの中、原作を大事にしつつも独自の「翻案」作品に仕上げている本作には本来あるべきコミカライズの姿が現れていると思う。
絵柄が安定しだすのが後半なのに、一巻で終わってしまうあたりに不満も残るけれど、それでも十分いい作品だ。
絵柄が安定しだすのが後半なのに、一巻で終わってしまうあたりに不満も残るけれど、それでも十分いい作品だ。