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家栽の人 (1) (小学館文庫 うC 1) 文庫 – 2003/3/15

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ▼第11話/ブナ▼第12話/サネカヅラ▼第13話/ツバキ▼第14話/冬芽●主な登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)●あらすじ/家族と自然を愛し、同僚に変わり者と呼ばれながらも日々穏やかに生きる「家裁」判事の桑田。昼休みに自転車でふらっと散策していると、見知らぬ家の見事なケヤキの大木に誘われて、その家の老婦人と世間話に花を咲かせだす。気分次第で鉢植えの植物を買っては来るが、まともに世話もせず放りっぱなしの嫁と、その嫁に甘やかされて育ち、最近素行が悪くなった孫のことを気に病む婦人に、桑田は「この鉢、奥さんが育てませんか」とエールを贈る。そして職場に戻った桑田の前には、今日も新たな少年事件が……(第1話)。●本巻の特徴/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したこともある桑田。数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかに目的を置きがちな家庭裁判所において、つねに当事者が抱える問題の本質を見極めようとする主人公の姿勢を描いた連続短編ストーリー。本巻で桑田が扱う主な事件・問題は以下の通り。少年の非行問題(第1・7・13話)、離婚調停(第2・6・12話)、親権問題(第3話)、相続問題(第4話)、傷害致死事件(第9話)、集団窃盗事件(第10話)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2003/3/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/3/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4091927211
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091927217
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年11月6日に日本でレビュー済み
七年前、家族が鹿児島から東京に引っ越す時に、全巻BOOKOFFに渡してしまいました。
背表紙もヤケていたし、...当時は、もういいかなぁと思って手ばなしたのですが、
いまでも時々、読みたくなって...結局、文庫で全巻揃ってしまいました。

地味ですが、温かくて、厳しくて、深いマンガです。

母への息子の思いを描く、『サボテン』。
「自分の母を守ることで、自分の子供を犠牲にすることの方が罪だと...」
「(桑田判事は)同情どころか、怒っていたんだよ。」

夫婦の行き違いを描く、『サネカズラ』。
「それは、思いやりでなく思い上がりです。」
...
「(奥さんは)...あなたがそのことに気づくのなら別だと...」「執行猶予をつけてもいいと...」
「かわいい奥さんですね」

調査官の苦悩を描く、『冬芽』。
「山本さんと彼らは違う人間だというんですか?」
...
「僕は、「時」だと思います。」
「どんな人間にもいい時と悪い時がありますよね。ただ、人によって出会う順序が違うから、
人生に違いが生まれる...」

桑田判事、完全復活です!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年3月23日に日本でレビュー済み
毎回、そこにでてくる(あるいは象徴的な)植物をタイトルにし、家庭裁判所の桑田判事と家裁調査員たちの日々を描く佳品の第1巻。
印象的だったのは、「ポインセチア」と「マルハチ」「サボテン」の3話です。
子供の純真さが大人の身勝手を裁く、「ポインセチア」。
廃屋ビルの敷地の片隅に不思議な木が植えられていた。このビルをアジトにしていた不良少年たちの中に、その木がなんなのか調べた少年がいた。名は、「マルハチ」。小笠原諸島にのみ生息するという。なぜ-?
という話、「マルハチ」。
不良少年たちの心は、ただすさんだりしているわけではないんです。いい話です。
傷害致死事件の被告人は投げやりで、検事側からは求刑6年。でも被告人には法廷で口にできない秘密があった-「サボテン」。とにかく読んでみて下さい。
そのほかの話も胸を打ちます。お薦めです。
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