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モジャ公 (1) (小学館コロコロ文庫 ふ 1-23) 文庫 – 1995/9/22
藤子・F・ 不二雄
(著)
●あらすじ●ファンの間で高い評価の『モジャ公』! 藤子・F・不二雄先生のかくれた名作が文庫になっての登場だ!! ひょんなことから、遠い星からやってきた変な生物モジャラとゆかいなロボットのドンモに連れられて、空夫は宇宙冒険旅行に出発する。出たとこまかせで目的地を決めていく今回の旅行。おんぼろロボットで最初にたどりついたのが、メルル星。宇宙旅行が初めての空夫は、カルチャーショックを受けるが、地球人のもつ特殊な才能(!?)のおかげで自信を取りもどす。そのほか、スッチャカメッチャカの三人がくりひろげる珍騒動の満載の、ちょっと皮肉のきいた長編ギャグSFの傑作!! ▼第1話/宇宙へ家出▼第2話/地球人はこわいよ▼第3話/うまそうな三人▼第4話/さよなら411ボル▼第5話/恐竜の星▼第6話/アステロイド・ラリー▼第7話/ナイナイ星の仇討ち▼解説/川本三郎
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1995/9/22
- ISBN-104091940331
- ISBN-13978-4091940339
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商品の説明
出版社からのコメント
遠い星からやってきたモジャラとドンモにつれられて空夫少年は宇宙へ家出することに。藤子・F・不二夫先生の発想豊かなSF長編の傑作です。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1995/9/22)
- 発売日 : 1995/9/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 250ページ
- ISBN-10 : 4091940331
- ISBN-13 : 978-4091940339
- Amazon 売れ筋ランキング: - 815,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,040位小学館文庫コミック版
- - 170,886位文庫
- - 342,498位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなに楽しくて、でも考えさせる漫画があっただろうか?40年以上前に子供向けにだされたものとは思えない新鮮で濃い!傑作です。
2005年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数多くのハリウッド映画(監督)が日本のマンガの影響を少なからず受けている事実については今更ディズニーやタランティーノを引き合いに出すまでもないだろうが、この作品の主人公、少年・モジャ公・ドンモの組み合わせからルーク・R2・3POを容易に連想することができるし「アステロイド・ラリー」の回での航法のアイディアについては、多くの人がまんまスターウォーズの1シーンを思い出すに違いない。
また「恐竜の星」のプロットはまさにジュラシック・パークそのもの。
もちろん、古典的なスペース・オペラやSFについては相似性を語ることすら無意味なこととも言えるが、この作品が60年代後期に執筆されたことを考えればその先見性は賛嘆に値するし、その後の数多くのSF作品に何らかの影響を与えたと考えても間違ってはいないのではないだろうか。
いくつかのバージョンで出版されているが現在潤沢に入手できるのはコロコロ文庫版のみであろうか。
他に中公愛蔵版があるがコミックスであれば2~3巻となるものを一冊にまとめているしF先生による解説も収録しているのでコストパフォーマンスは決して低くはないと言えるだろう。
しかし全ての版において未だ未収録のエピソードがあることも知られている。
未収録のエピソードも収録した形での完全版出版を切に願う。
また「恐竜の星」のプロットはまさにジュラシック・パークそのもの。
もちろん、古典的なスペース・オペラやSFについては相似性を語ることすら無意味なこととも言えるが、この作品が60年代後期に執筆されたことを考えればその先見性は賛嘆に値するし、その後の数多くのSF作品に何らかの影響を与えたと考えても間違ってはいないのではないだろうか。
いくつかのバージョンで出版されているが現在潤沢に入手できるのはコロコロ文庫版のみであろうか。
他に中公愛蔵版があるがコミックスであれば2~3巻となるものを一冊にまとめているしF先生による解説も収録しているのでコストパフォーマンスは決して低くはないと言えるだろう。
しかし全ての版において未だ未収録のエピソードがあることも知られている。
未収録のエピソードも収録した形での完全版出版を切に願う。
2019年1月17日に日本でレビュー済み
毎度お馴染みのさえない少年空夫のもとに、モジャ公とロボットドンモの二人が現れる。彼ら二人は退屈な田舎を飛び出し世界中を冒険している途中で、やはり日常にうんざりしている空夫を見つけ仲間にむかえいれたのである。彼ら3人の宇宙を駆け巡る大冒険が始まる。ある時は恐竜がひしめく惑星に不時着し(これはジュラシックパークの元ネタだと思う)、またある時は宇宙船レースに飛び入りし(これはスターウォーズ。そういえばモジャとドンモのペアはC3POとR2D2によく似ている)、ある時は人違いから命を狙われ、ある時は体を操作され自殺させられそうになり、ある時は幻想が実体化する惑星に迷い込んだりする。次から次へと奇想天外のアイデアの連続で、読者は読み出すととまらなくなるだろう。しかしこの漫画の魅力は藤子Fにはめずらしく、ハードでシュールな面が強烈なところだろう。それが読者の期待を裏切ったのか、人気は低迷。藤子は失望したのか物語は終盤に近付くにつれますますハードに血なまぐさくなっていくが、想像力もとめどなく拡大していくのである。突飛な世界を描くことで、逆に現実の異様さを浮かび上がらせるという、SFの持つ相対化の力が、奔放な想像力とともに、極上のエンターテイメントとして理想的な形で実現されている。いや、もう本当にすごい作品ですよこれは。
2000年12月3日に日本でレビュー済み
大御所藤子・F・不二雄が自らが楽んで好きなようにSFギャグ漫画を描いたら、こんなにも面白くなってしまうのかと狂喜せずにはいられない名作。現在容易に入手できるのはこの文庫だけだが、是非多くの人に読んで欲しい。内容が濃くややキツいところもあるので大人にお勧め。特に哲学的な内容を含む2巻の方が多くの人にとって面白いかもしれない。