小さい時に映画ドラえもんの同時上映でパーマンを見ただけだったので、原作を読んで、初めて「パー子がパーマンを好き」だという事を知りました。
星野スミレは芸能界では飾られ、作られた自分でいなければいけないけど、パー子としては(マスクをかぶっている事もあり)素の自分を出す事ができる。
そんなスミレが、パーマン活動を通して、さえないけど、人一倍強い正義心を持つ、1号の須羽みつ夫に恋心を抱く。
しかしみつ夫はクラスメートのみっちゃんにメロメロ。しかも、皮肉にもアイドルとしての、作られた星野スミレの大ファン。
パー子は、素の「星野スミレ」を好きになってほしい。振り向いてほしい。
普通の女の子として扱われたいので、特別扱いをしてほしくないパー子は、マスクを脱いで、自分の正体を明かす事もできない。
そんな複雑なポジションにいる少女、パー子の存在が、「パーマン」という作品を、ただの「ヒーロー漫画」で終わらせない、奥深い作品にしていると思う。
それに、国民的アイドルが普通の男の子を好きになるっていうのも、夢があって良い設定だと思う。
一応ヒーロー物なので、恋愛の描写は少ないけれど、個人的には「最高峰のラブコメ」。
今は藤子作品が大全集の影響で、再注目されているので、ぜひ色んな人達に読んでほしいです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
パーマン (1) (小学館コロコロ文庫 ふ 1-51) 文庫 – 1997/6/27
藤子・F・ 不二雄
(著)
チンパンジーのパーマン2号、正体不明の少女・パー子(3号)、頭のいい大阪の少年・パーやん(4号)などの仲間たちも登場!▼第1話/パーマン誕生▼第2話/パーマンに水難の相▼第3話/野球は二人で▼第4話/猛獣がいっぱい▼第5話/はじめましてパー子です▼第6話/ニセ札犯人を追え▼第7話/わが友「有名人」▼第8話/脱獄囚とおばあさん▼第9話/箱入りむすこ▼第10話/怪人千面相▼第11話/パー子の正体▼第12話/怪人ネタボール▼第13話/パーヤンですねん▼第14話/死の船▼第15話/やさしいやさしい女の子▼第16話/わたしの命はねらわれている!▼第17話/潜水艦見つけた▼第18話/自動車強盗▼解説/北村想
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1997/6/27
- ISBN-104091941117
- ISBN-13978-4091941114
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
マスクをかぶれば、6600倍の力を発揮し、マントをはおれば時速129キロで飛ぶことができるぼくらのヒーロー、パーマンが大活躍する活劇コメディー!!
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1997/6/27)
- 発売日 : 1997/6/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4091941117
- ISBN-13 : 978-4091941114
- Amazon 売れ筋ランキング: - 907,564位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,159位小学館文庫コミック版
- - 186,182位文庫
- - 365,961位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
6グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年8月10日に日本でレビュー済み
2002年4月25日に日本でレビュー済み
マンガ文庫化ブームの真っ只中に発売された文庫版「パーマン」。
文庫版の為、サイズは著しく落ちてしまった物の、
殆どが絶版という現在の藤子マンガ市場において嬉しいことに
変わりは無い。今パーマンが読める本は、これだけです。
更に、面白い!1~3巻に収録されている旧パーマンは
爆笑話の中に超感動の「パーマンはつらいよ」「かなしい勝利」を収録。
3~5巻に収録の新パーマンは、ひたすら爆笑、爆笑、爆笑の嵐。
星野スミレ関係の話を読みたい方は、これを。
とにかく、これを買って損は無い!
文庫版の為、サイズは著しく落ちてしまった物の、
殆どが絶版という現在の藤子マンガ市場において嬉しいことに
変わりは無い。今パーマンが読める本は、これだけです。
更に、面白い!1~3巻に収録されている旧パーマンは
爆笑話の中に超感動の「パーマンはつらいよ」「かなしい勝利」を収録。
3~5巻に収録の新パーマンは、ひたすら爆笑、爆笑、爆笑の嵐。
星野スミレ関係の話を読みたい方は、これを。
とにかく、これを買って損は無い!
2011年3月29日に日本でレビュー済み
第1話「パーマン誕生」で、バードマンがみつ夫に
いきなりパーマンになれと言った後での言葉
『いちいち説明しないとわからんのか、地球人はやっかいだな。』という強引なフレーズ。
気に入ってます。
第3話「野球は二人で」で、みつ夫のコピーロボットに聴診器をあてた
医者の先生が『歯車みたいな音が聞こえる』とつぶやくシーン。
のんびりした世界観がいい感じ。
全18話読み応えある漫画です。
いきなりパーマンになれと言った後での言葉
『いちいち説明しないとわからんのか、地球人はやっかいだな。』という強引なフレーズ。
気に入ってます。
第3話「野球は二人で」で、みつ夫のコピーロボットに聴診器をあてた
医者の先生が『歯車みたいな音が聞こえる』とつぶやくシーン。
のんびりした世界観がいい感じ。
全18話読み応えある漫画です。
2008年3月2日に日本でレビュー済み
自分が生まれた頃アニメでやっていましたが漫画を読んだのは幼稚園の時。知り合いに借りて読んだのですがあれから二十年…ちゃんと覚えてました!わが記憶力あっぱれ(笑)はじめの方ブービーは母親チンパンジーと共に動物園に住んでいて事件のたびに檻から抜け出してきてたんですが3巻からかかれた時期が変わりブービーはみつおの家のそばの民家の老夫妻のペットになっています。確かに初期のパーマンがかかれたのは1960年代、日本じゃまだチンパンジーを飼うなんてもっての他だったのでしょうが後期の1980年代には日本も豊かになりペットブームでチンパンジーを飼ってもおかしくない(^^ゞペットというか孫のように可愛がられていますが(^-^)みつおも布団で寝てたのがベッドになったりしています(笑)パー子こと星野スミレもスターならではの悩みを抱えてたりなにげに大人な内容。起こる事件もけっこうハードで「ドラえもん」よりもかなりドラマチックです。アニメじゃすっかりお子様向けになってましたが(オバケのQ太郎もそうでした)なんと言ってもブービーがカワイイです。ウキャキャキャとかしか言ってないのにパーマンやパー子にはわかるのも面白い。あんなチンパンジーいたら友達になりたいなぁ。
2009年2月28日に日本でレビュー済み
これ原作とアニメはかなり違うのですよね。
とにかくヒーローでありながら、普段は不甲斐ないミツオの姿は映画「スパイダーマン」にも通じるものがあります。
キャラ配置は「ドラえもん」的なものだけれど、ヒロインが2人いて(パー子こと星野スミレと、みち子)「三角関係」が展開されるが藤子作品では珍しいと思う。アニメ版ではコピーロボットのミツオにも別に彼女がいることになっていたので何と「四角関係」になるという・・・・何気にもてるミツオ君。
年齢的にも能力的にもリーダーはミツオよりもパーやんこと4号が相応しいのだが、やはり「正義の心」という点でミツオは他の誰よりも勝るということなんでしょうね。アニメでは登場なしの5号・パー坊が将来的にはリーダーとなると思うが活躍が少なかったな。
最終回ではミツオ自身の意思でバード星へと旅立っていくという、これもひとつの「少年が大人になる」過程・・・みたいな感じが凄くお気に入りです。パー子はずっと待っているみたいですね・・・・。早く立派になって戻ってきてあげて欲しい。
とにかくヒーローでありながら、普段は不甲斐ないミツオの姿は映画「スパイダーマン」にも通じるものがあります。
キャラ配置は「ドラえもん」的なものだけれど、ヒロインが2人いて(パー子こと星野スミレと、みち子)「三角関係」が展開されるが藤子作品では珍しいと思う。アニメ版ではコピーロボットのミツオにも別に彼女がいることになっていたので何と「四角関係」になるという・・・・何気にもてるミツオ君。
年齢的にも能力的にもリーダーはミツオよりもパーやんこと4号が相応しいのだが、やはり「正義の心」という点でミツオは他の誰よりも勝るということなんでしょうね。アニメでは登場なしの5号・パー坊が将来的にはリーダーとなると思うが活躍が少なかったな。
最終回ではミツオ自身の意思でバード星へと旅立っていくという、これもひとつの「少年が大人になる」過程・・・みたいな感じが凄くお気に入りです。パー子はずっと待っているみたいですね・・・・。早く立派になって戻ってきてあげて欲しい。