3巻のあらすじは、タルの父と弟を探すため、どんな問いにも答えるという知恵のクリスタルコデックスを探しに、タルとミラは、選民のリゾート地アイニールに向かう。
アイニールは至る所に魔法がかけられ、常識が通用しない危険な土地。
そんな土地で、タルとミラは別々行動することになり、途中の章から以降、ほとんどが、数ページごとにタルの章とミラの章として交互に描かれていく。
最終的にはまた再会し城へ戻る。
この、タルとミラの交互の章は、一つの章のページ数が短いので、少し読みづらかった。
なので、タルはタルでまとめて、ミラはミラで数章づつまとめて読んでみた。
その方が読みやすかったし、支障はなかった。
ただ邪道な読み方なので、目移りが煩わしくない人は普通に読むのがいいと思う。
私は城内部の描写が好きだったので、城外であるアイニールが舞台の3巻は期待していなかったが、予想に反して面白かった。
タルとミラ以外の新たな登場人物?のキャラが何ともいい味を出している。
3巻では謎が少しづつ解けていくことになる。
今までの常識が覆されたり、謎の解答は新たな謎を呼ぶことになるが、それも物語にのめり込む一因。
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