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パチンコ「30兆円の闇」: もうこれで騙されない 単行本 – 2005/9/1
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パチンコのルーツは、大正時代に輸入された「コリントゲーム」にさかのぼるとされている。寝かせ型の盤面にビー玉をはじき、入った穴の点数を競った。名古屋に国内初のパチンコ店ができたのは1930年のことである。進化と発展を繰り返し、いまやパチンコ産業は基幹産業と伍する市場規模を持つまでに至った。ホールは全国に1万6000店、パチンコ人口は1500万人に及ぶ。しかし、法律の上ではレジャー、実態はギャンブル。その矛盾が多くの「闇」をつくり出している。ホール経営者、メーカー幹部、カバン屋、ウラ屋、ゴト師から警察官僚に至るまであらゆる「業界関係者」を直撃取材。日本の暗部を描き続けてきたジャーナリスト・溝口敦氏が巨大産業の実像に迫る。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/9/1
- ISBN-104093797234
- ISBN-13978-4093797238
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
パチンコ産業の市場規模は30兆円とされる。ギャンブルとして見ても、ゲームとして見ても、他に類のないガリバー産業である。本書は、パチンコ市場に流れる巨額のカネがホールや台メーカーなど関連業者を潤し、不良外国人や暴力団組員の資金源となり、警察の利権と化している実態を追ったノンフィクション。「週刊ポスト」での連載に加筆修正した。
パチンコは現実的にはギャンブルだが、法律上は風俗営業適性化法下の風俗産業に位置づけられる。パチンコ業界では風適法をくぐり抜けるため、ホール、景品交換所、景品問屋の間で景品を回し、換金する“3店方式”が定着している。風適法の下、パチンコ店を管理下に置く警察は、パチンコ店の営業許可、パチンコ機の違法性審査、換金許可など、何から何までコントロールし、生殺与奪の権を握る。業界との癒着は甚だしく、著者は「警察はパチンコを食い物にしてきた」と指摘する。
著者は、一刻も早くパチンコをギャンブルと認め、「パチンコ特別法」を作るべきだと主張する。パチンコ産業に流れるカネの入りと出をクリアにし、業者の経営と利益を保証すると同時に、利益の一部を公益目的に支出して、国民の利益にかなう存在にすべきだと強調している。
(日経ビジネス 2005/12/19 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/9/1)
- 発売日 : 2005/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4093797234
- ISBN-13 : 978-4093797238
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,108,119位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 743位パチンコ・パチスロ
- - 2,092位サブカルチャー一般の本
- - 21,222位社会学概論
- カスタマーレビュー:
著者について
1942年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、出版社、広告代理店勤務を経て作家に。2003年には『食肉の帝王―巨富をつかんだ男 浅田満』(講談社)で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 山口組 五代目帝国の内なる敵 (ISBN-13:978-4812441763)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私も重度の依存症ではありませんが、パチンコやスロットはよくやっていました。しかし、この本を読んで知った事実とともに、絶対に許せない!と特に思うことが3つあります。
■■パチンコ依存症の激増■■
自己責任論を押しつける人がいますが違います。パチンコやスロットにのめり込む人が悪いのではない。長年に渡ってこのような業界を放置していた行政がおかしいと言いたい。韓国でさえパチンコ(メダルチギと言うそうですが)を全廃させたのに、パチンコ業界から甘い汁を吸わせてもらっている国会議員までもが絡んでいて、このドス黒い業界を平然と黙認しているのです。
金銭感覚完全麻痺による借金、財産の破綻、それによる自殺、家庭崩壊、精神崩壊など。私個人の意見としては年間自殺者数3万人超の中にはパチンコ依存による自殺もかなり多く含まれていると見ています。
これだけの害を与えて社会問題化しているにも関わらず、これを放置している行政、メディアは危機感もなく広告宣伝費を稼ぎたい為にテレビCMまで流して助長している有様。こんな国は世界を見渡しても唯一日本だけです。パチンコ業界を日本から全廃させるべきです。
■■パチンコ業界は警察官僚の天下り先■■
国民を取り締まる警察が一体何を考えているのかと言いたい(怒怒怒)。警察幹部は皆こぞって生活安全課に行きたがるようです。何故かと言えばパチンコ業界から甘い汁(接待や献金など)を吸わせてもらえるからです。
上級幹部になるとパチンコやスロットの検定を通す保通共という機関に天下りしているそうです。結局はこのような警察幹部も中国共産党と何ら変わりありません。権力を駆使してポストを確保する。そのポストに就いて更に甘い汁を吸う。しかも退職金も二重、三重と取れる。2、3年続けるだけで多分家が一軒建つくらいの額は懐に入るのではないでしょうか。このような腐敗した日本の警察もパチンコ屋とグルになって、国民から吸い上げた金で立場上持ちつ持たれつの関係になっているのです。
■■日本のパチンコ・スロットは遊技でもギャンブルでもない■■
とある外国人が日本のパチンコをやった時に怒ったそうです。「玉を借りるのに客側がお金をつぎ込む時点で既に負けている。ギャンブルとしてフェアではない」と。しかも、パチンコ屋というのは不透明な部分がかなり多く、裏でなにをやっていてもおかしくないと思うのは私だけでしょうか?
実際、私もパチンコやスロットをよくやっていましたが、不自然な当たり方をしたり、パチンコには設定はないと言いながらも、出る時はとんでない出玉が出る。出ない時はまったく出ない。これをイベントと称して意図的にコントロールできるのは現代のコンピューターなら簡単にできることでしょう。
「ホールコン」という言葉もよく聞きますが、これを完全否定する輩、客までいる。裏で操作されていても不思議ではないと思わないほうがどうかしていると思います。
フェアではない日本のパチンコは遊技でしょうか?ギャンブルでしょうか?私はこんなものはどちらでもない。悪徳な詐欺であると言いたいです。
毎日、昼間からいつもいる常連客もよく見かけますが、よくお金が続くものだと思って見ています。中には借金をしてまで来ている人もいるでしょうし、人によって環境や状況は様々だと思いますが、私自身も含めてこのようなうるさくて空気の悪い環境にしか自分の居場所を見つけることができない人間がこれ以上増えてほしくないと本心で思っています。
精神的に病んでいると言っても過言ではないくらいに、この業界に深く首を突っ込んでいる人達こそが重度の依存症である自己認識がまったく無に等しいです。
人の財産、健康を吸い尽くして、カスにして最悪死にまで追い込むような業界が今の日本に本当に必要でしょうか。この業界が日本全土から無くなる日は来るのでしょうか。
「週刊ポスト」2005年の連載記事を加筆・再構成した本である。
この本によれば、
日本のパチンコ産業は、米カジノ産業に匹敵する規模で、
スエーデンやオーストリアのGDPと同じぐらいの規模(2727億㌦)らしい。
主な内容として。
警察との癒着、パチンコ店の不正まがいの手口、中国人集団の犯罪的手口、
北朝鮮への不正送金などが、いろいろ書かれている。
「裏ロム」「ゴト師」などの不正手口の細かい記述は、
パチンコをやらない者にとっては興味の範囲外だ。
パチンコ愛好家が読むと、面白いのだろう。
上の理由により、
すこし目を通してから、購入するかしないかを決めた方がいいかもしれない。
最後に。
パチンコは、ギャンブルとして店頭換金を認め、
そのぶん大幅に規制されるべきだろう。
溝口敦氏の意見も、そのようである。
.
長くやっている人にとっては当たり前の事実なのかもしれませんが、
パチンコ業界とは、一部の人間が確実に利益を得ることのできる構造になっており、
その利益を誰が生み出しているのか?は一般のユーザである、
と言うことがよく分かりました。
と言うことは、
普通のユーザは一部の人間にお金を提供する存在。
たまにご褒美程度の儲けがあるだけ。
時間があってフラッと行きたくなったときは、
コレを思い出すようにします。
機械の仕組みなどは細かすぎて分かりにくいところもありましたが、
パチンコ業界のウラ側について詳細に記述されており、
興味深く読むことができました。
作者は詳しいつもりかもしれないが、事実誤認からくる勘違いとその勘違いを基にした偏見が多い
文章の作りはうまいと思うんだが、本を作るなら都合のいい意見しか取り入れない取材方法はどうかと思う
こういった解釈をしちゃう人も居るんだな〜という方向では読み応えあり
読んでビックリ、パチンコ屋の裏側が良く分かりました。
薄々分かってはいましたが、まさかここまでやっているとは・・・。
甘い罠で誘って、全部吸い取ろうとしているのがよく分かりました。
この本を読んで私も目が覚めました。
パチンコ、スロット止めたい人は読んだほうがいいと思います。
ギャンブルが馬鹿らしくなってきますよ。
私に新しい未来をくれてこの本に感謝しています。
それに寄生する景品交換所、パチンコ台メーカー、さらには弱味につけこんで甘い汁を吸う警察。
中国人グループによる組織的な犯罪ゴト集団。
嘘の攻略方伝授による詐欺集団。
そして脱税によって作った裏金は、北朝鮮に不正に送金される。
30兆円産業に成り上がったパチンコ業界は、魑魅魍魎が跋扈するドス黒い世界だ。
本書では、それらの裏金は一般ファンの投資によって成り立っていると、パチンコファンに同情的だ。
でも、僕は犯罪行為で金を掠め取る人間だけを責める気にはなれない。
僕は騙される方も相当マヌケだと思う。
ほとんど依存症の病気なのだろう。
まともな人間なら、パチンコなどいくらやっても儲からない事にとっくに気づいている。
遊ぶにしても数時間の暇つぶし程度の娯楽で終わらすだろう。
サラ金から借金をしてまで遊んだり、炎天下の駐車場に子供を置き去りにして何時間も遊んだりはしない。
やっている側にも相当問題がある。
掠め取っている方は、犯罪者であるが馬鹿ではない。
しかし、パチンコにどっぷりはまっている人間は、犯罪者ではないが馬鹿なのだ。
怖いのは、この業界を放置しておくと馬鹿が犯罪者になり、犯罪者だらけの社会になってしまうという事だ。
法的な規制が絶対に必要だろう。
パチンコの景品交換所は法的には古物商だが、それを額面通りに受け取っている人間は誰もいない。
パチンコは正真正銘のギャンプルだ。
日本にはカジノなどなくてもカジノを凌ぐ30兆円が動く一大賭場が存在している。
パチンコにはまっている人こそ本書を読んで欲しい。
だが、そんな人は本など読まないでホールに通いつめているのだろう。
それが悲しい。