確かに女性の側から見た意見しかないのかもしれないが、普通に読めばここに登場する夫たちは、大人になりきれていない異常な状態にあることが読み取れるだろう。
被害者(妻)の父親が、夫のふるまいを見て「大人のすることではない・・・」とつぶやいたというあたりでも、それははっきり受け取れる。
例えば、夫の機嫌が我が家のルールである、とか
自分がご飯を食べる時には、焼き魚は焼きたてでお味噌汁はアツアツでないとダメで、チンはもってのほか。などと、端的に言えば、親が王様に育ててしまい、一人の大人として育ち切っていない状態の夫が羅列されている。
毎日食事を創る大変さと楽しさを共有できる男性であれば、常にこんなことを他人様に強要したりはしない神経が育っているはずだろうに、平気でそれを強要する。母親に求めるのと同じように。
そんな風に、何かが欠落したまま大人になってしまい、自立と自律を学びそこなった男性がこの本では羅列されている。
これをモラルハラスメントと認識できることで、脱出するのか、それでも一緒に人生を歩んでいくのか、客観的に考える事が出来、とても良い本だと思う。
男対女、の話ではなく、一部の精神的に自立できていない男性の病的な例の羅列という風に捉えた。
あくまでも主観ですが。
とにかくこの本を読むことによって救われる人が沢山いることであろう。
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男と女の離婚格差 単行本 – 2007/4/13
石坂 晴海
(著)
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/4/13
- ISBN-104093797498
- ISBN-13978-4093797498
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/4/13)
- 発売日 : 2007/4/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4093797498
- ISBN-13 : 978-4093797498
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,554,532位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2014年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほかの人の評価が高い理由がわからないが,悲惨な本だとしか思わない。
夫婦の事例をいろいろ挙げているものの,その視点は女性側からのものでしかない。
著者は男が妻について知ろうとしないという前提で物語を書いて疑わないが,物語の構成者の一方の語りだけに焦点を当てたような物語のどこに真実を見ればいいんだろうか。
文章がうまいなどの評もあるが,そんなことはない。
しっかりとした取材や文章は,語られたものの背景を描き出すが,彼女が描いているのは単なる主観的世界だ。
それをどこまで眺めても,ほかの人からはどう見えたのか,登場人物は他者からどう見られていたのかが分からない。
どこまでも自分の主観に閉じこもった語りが,身近であるはずの他者が抑圧になっているのだと訴える。
積み重ねられた関係性の問題を,モラハラなどの言葉で簡単に切って捨てる。
絶対的に相手が悪いと思っている人の世界を見せつけられて,悪いのは夫だ,相手がモラハラなんだ,こうすればうまくいったのに,と語っている姿を主観的に描いておいて,女性たちの言葉だから信じろというのはいただけない。
少なくとも強い思い込みと選択肢のない唯一の正解をもっている女性たちは,僕にはモラハラだといわれる夫たちと大差なく見える。
そう見せる文章力を,うまいなんてお世辞にも言えない。
以前読んで相当ひどかったので,『×一の女たち』の著者だと気づいていたら買わなかっただろう。
夫婦の事例をいろいろ挙げているものの,その視点は女性側からのものでしかない。
著者は男が妻について知ろうとしないという前提で物語を書いて疑わないが,物語の構成者の一方の語りだけに焦点を当てたような物語のどこに真実を見ればいいんだろうか。
文章がうまいなどの評もあるが,そんなことはない。
しっかりとした取材や文章は,語られたものの背景を描き出すが,彼女が描いているのは単なる主観的世界だ。
それをどこまで眺めても,ほかの人からはどう見えたのか,登場人物は他者からどう見られていたのかが分からない。
どこまでも自分の主観に閉じこもった語りが,身近であるはずの他者が抑圧になっているのだと訴える。
積み重ねられた関係性の問題を,モラハラなどの言葉で簡単に切って捨てる。
絶対的に相手が悪いと思っている人の世界を見せつけられて,悪いのは夫だ,相手がモラハラなんだ,こうすればうまくいったのに,と語っている姿を主観的に描いておいて,女性たちの言葉だから信じろというのはいただけない。
少なくとも強い思い込みと選択肢のない唯一の正解をもっている女性たちは,僕にはモラハラだといわれる夫たちと大差なく見える。
そう見せる文章力を,うまいなんてお世辞にも言えない。
以前読んで相当ひどかったので,『×一の女たち』の著者だと気づいていたら買わなかっただろう。
2008年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は抜群に文章が上手い。読み手に伝えたいことを押さえつつ、程よいスピードの波に乗るように読み進めることが出来ます。それも、過不足なく、読み手が戸惑わない程度の問題提起をしながらです。
編集もすばらしい。後半になるにつれ専門家のことばを入れながら、一社会人、家庭人として第3の視点をも失わない。ラストには再び生の声を活かして、ひとすじの希望の光を差し込んでいる。高品質のドキュメンタリードラマを見終わった後のような、清々しさを感じる本でした。
編集もすばらしい。後半になるにつれ専門家のことばを入れながら、一社会人、家庭人として第3の視点をも失わない。ラストには再び生の声を活かして、ひとすじの希望の光を差し込んでいる。高品質のドキュメンタリードラマを見終わった後のような、清々しさを感じる本でした。
2013年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗な状態で
安く買えて良かったです
また欲しいものがあったら購入したいと
思います
安く買えて良かったです
また欲しいものがあったら購入したいと
思います
2008年2月9日に日本でレビュー済み
「夫の寿命は9年縮まり妻はせいせい生き直す」という帯コピーに魅かれて読んだ。自らの離婚を語る12人の妻たちの「名言」(啖呵?)の数々はしびれる。腹をくくった女性の強さと潔さ。最近話題のモラルハラスメントの実態もわかり、夫への心のモヤモヤの正体がわかってスッキリした。巻末の著者とパートナーシップ専門のカウンセラーとの対談もおもしろかった。カウンセラー氏が語る夫婦問題を解く3つの「鍵」に希望の光が・・・