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黄金旅風 単行本 – 2004/3/1

4.2 5つ星のうち4.2 78個の評価

あの『始祖鳥記』から三年。数々の賞を辞退し、文壇で知る人ぞ知る歴史小説の巨人が遂に新刊を出します。寛永年間、内外の脅威から海外貿易都市・長崎を守った史上最強の朱印船貿易家・末次平左衛門の迫力の生涯!
  お待たせしました! 飯嶋和一の新作です。あの『始祖鳥記』から3年。数々の賞を辞退し、文壇では知る人ぞ知る歴史小説の巨人が、遂に新刊を出します。今回は、飯嶋作品中最大の長編、原稿枚数一千枚超の大作です。久々の飯嶋ワールドをどうぞご堪能ください!
 いつの世も、希望は人に宿る―江戸寛永年間、海外貿易都市・長崎に2人の大馬鹿者が生まれた。その「金屋町の放蕩息子」「平戸町の悪童」と並び称された2人の問題児こそ、後に史上最強の朱印船貿易家と呼ばれることになる末次平左衛門(二代目末次平蔵)とその親友、内町火消組惣頭・平尾才介である。卓越した外交政治感覚と骨太の正義感で内外の脅威から長崎を守護し、人々に希望を与え続けた傑物たちの、熱き奔流のような生涯!

商品の説明

商品説明

『「本屋大賞」事務局(http://www.hontai.jp)』からノミネート作品のPOPが届きました!
POP王の作品を拡大する POP姫の作品を拡大する
(Copyright© Web本の雑誌 POP王 POP姫)


内容(「MARC」データベースより)

江戸初期、栄華を誇った海外貿易都市・長崎に、2人の大馬鹿者が生まれた。「金屋町の放蕩息子」「平戸町の悪童」と並び称されたその2人は、やがて、権力に蹂躪される長崎の人々の、光り輝く守護神となった…。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2004/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 485ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093861323
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093861328
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 78個の評価

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飯嶋 和一
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
78グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
縦糸は長崎奉行を失脚させる話ですが、横糸で禁教下の国際都市長崎を楽しませてくれます。作者の造詣の深さや広さに圧倒させられる。以前に1冊長編を読ませてもらいましたが、作者の好む人物には「私」がないように思えます。所謂好漢。好漢を失うと悲しいですね。切なくなる。話は一転しますが、天草四郎ミュージアムで見たセミナリオのイメージがこの本では狂ってしまいました。まーそんな時代もあったのだろうと納得はしています。
長編ですが、読後のさわやかな喪失感は貴重な体験になりますよ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年6月28日に日本でレビュー済み
 私腹を肥やし長崎の民を苦しめる竹中釆女(竹中半兵衛の孫)を倒せ!
長崎代官・末次平左衛門の熱いストーリー。
「不肖者」平左衛門が用意周到に竹中を追い詰める。

 私腹を肥やす欲にくらんだ醜い人間が多く登場する中で、平左衛門の
私心を持たない行動が爽やかでした。複雑な利害が交錯する中、縦横に
策を張り巡らす平左衛門。細やかな時代考証もすごい。

 しかし、枝葉の話が多すぎる。
火消組惣頭・平尾才助の話は別として、船大将の濱田彌兵衛や蝋型鋳物師・
真三郎の話は、本筋の話の伏線にもなっていない。

 濱田彌兵衛の航海記などは、本筋の話よりも面白いのだが、
これらの枝葉の話をふくらまし過ぎているため、冗長な印象も受けた。

 ま、書きたい気持ちは分かるけど。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い 面白い 男の生きざま勇敢で惚れてしまう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月13日に日本でレビュー済み
 中世南海貿易冒険譚かと思いきや、外交と長崎を乱す豊後の大名の告発を江戸で行う、陳情物語がメイン。戦後民主主義的人間観を維新の群像に描こうとした司馬、サラリーマン的悲哀を小藩の下級武士に描き込んだ藤沢同様、時代小説というのは常に現代社会のアレゴリーとして描かれるものだ。この小説で延々と描かれる陳情物語は、55年体制下の地方自治の姿そのものであり、城山三郎の官僚小説を読んでいるような気さえする。中央官僚に話を通すタイミングを計る苦労、通したら通したでコントロールが利かず当初の意図を外れた上位下達が行われる現実、等など、この作者は「世間」というものを本当によく知っていると感心させられる。が、普段このせせこましい「世間」で働いている僕にとって、たまに読む大衆小説の中でまで、こんなチマチマした「日常」には追っかけられたくなかったのが正直なところだ。「壮大なスケール」「娯楽巨編」といった言葉が踊る売り文句と内容のギャップが気になる。

 もう一つケチをつけると、アカデミックな歴史研究を念頭に置くなら、江戸時代の社会システムというのは分かっているようで謎だらけである。例えば故・網野善彦によると、「年貢」一つとっても、「年貢が高い」という一揆はあっても、「年貢を無くせ」という一揆は一件も記録が無いという。武士と農民の間の不思議なコンセンサスは、今の時代にイメージされる単なる階級支配を超えたものがあったと推測されているが、こういうよく分かんない関係は地方と江戸幕府の間でもあったようだ。(特にここに描かれているような、初期徳川時代。)現代に生きる我々の想像も及ばない社会が江戸時代だったのであり、そういう現代人の常識の間隙を突くような驚きにこそ僕は「時代小説」のロマンを描いてほしいので、星は渋目につけた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態で届きました。歴史における長崎の状況がとても面白く読みました。
飯島氏の小説は、もっとたくさん読みたいと思いますが、片手間では行きません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年1月22日に日本でレビュー済み
うーん、今ひとつかな。大河ドラマのような感じ。長くて読み応えはあるけど、ストーリ展開がちょっと浅いような気がする。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月7日に日本でレビュー済み
軽いタッチの本しか読んでいない人には読了も厳しいでしょうが、昨今の登場人物のキャラクターを「優しい」だのなんだの簡単な形容詞で言ってしまう技量しかない作家に?と思っている人には日本人でよかったと思う本だと思います。歴史的背景や緻密な描写は恐らく翻訳はできないでしょう。とにもかくにもこの作家は小説家というより職人だと思います。

作品としてはこれまでのところやはり『始祖鳥記』を超えるものではないので星4つ
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
きれいな本で大変よかった。今後もよろしくお願いします。ではまた
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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