西加奈子さんの小説は凄い。その世界はまるで誰かと話しているような気がする。親しい誰かにお話しを聞かせてもらっているような不思議な感覚になります。またもう一度読みたいような一度読んだ感覚を大切にもう読まない方がいいのか、悩んでしまいました。
主人公が沢山いるので誰かに自分を投影するのではなくてやはり物語りを聞いている話だと思います。
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こうふく みどりの 単行本 – 2008/2/28
西 加奈子
(著)
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「こうふく」二部作、二ヶ月連続刊行!
十四歳の緑が語る物語と、棟田さんという謎の中年女性が語る物語の、二つの物語で構成される本作は、
「女の生きる道」を大きなテーマとし、西氏にとって挑戦作ともいえる作品です。
十四歳の緑が語る物語と、棟田さんという謎の中年女性が語る物語の、二つの物語で構成される本作は、
「女の生きる道」を大きなテーマとし、西氏にとって挑戦作ともいえる作品です。
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/2/28
- ISBN-104093862060
- ISBN-13978-4093862066
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/2/28)
- 発売日 : 2008/2/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4093862060
- ISBN-13 : 978-4093862066
- Amazon 売れ筋ランキング: - 956,474位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,776位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月2日に日本でレビュー済み
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西さんの本を読んだのはこれで2作目ですが、相変わらず少し重く、少し笑えて、少し泣ける、、感じでした。深いです。
2021年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公緑ちゃんの目線を追って、看板やポスターや標語なんかが、ポンっと太字で書いてあって、読んでいて楽しかったです。
途中に入ってくる女性たちの話が、面食らうほどあけすけで、でも一体語り手が誰なのか興味深々で、本編とどこで交差するのかワクワクしました。
そして主人公の緑ちゃんの格好つけない性格が、好感が持てます。
登場人物がみんな、恋や友達や家族のことで悩んだり、せいいっぱい生きていて、実際にいたらしんどいような人達ばっかりだけど、このストーリーは愛情深く一人一人を包み込んでいて、心が温かくなって読後感がサイコーでした。そんな話の中に重い話も盛り込まれていて、具沢山な西加奈子さんワールドにずっと浸っていたいと思いました。
ちなみに私見ですが、西加奈子さんの小説の中では、本作とふくわらいと、円卓、サラバが本当に秀逸だと思います。
途中に入ってくる女性たちの話が、面食らうほどあけすけで、でも一体語り手が誰なのか興味深々で、本編とどこで交差するのかワクワクしました。
そして主人公の緑ちゃんの格好つけない性格が、好感が持てます。
登場人物がみんな、恋や友達や家族のことで悩んだり、せいいっぱい生きていて、実際にいたらしんどいような人達ばっかりだけど、このストーリーは愛情深く一人一人を包み込んでいて、心が温かくなって読後感がサイコーでした。そんな話の中に重い話も盛り込まれていて、具沢山な西加奈子さんワールドにずっと浸っていたいと思いました。
ちなみに私見ですが、西加奈子さんの小説の中では、本作とふくわらいと、円卓、サラバが本当に秀逸だと思います。
2017年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋でもなかなか見つからず探していて古本を買いました
状態もきれいで梱包も良かったです
状態もきれいで梱包も良かったです
2017年4月17日に日本でレビュー済み
西加奈子さんは、普通の家族、といっても一風変わった家族の日常を描くのが巧いですね。次は、勿論、『こうふく あかの』を読みますが、何がどう繋がっているのか考えながら読みたいと思います。さて、この作品の感想ですが、この作品のだけでも、あるエピソードに関係したあかの他人との繋がりも描かれていますが、地味ですが、良い感じにスっと入ってきました。
2008年3月10日に日本でレビュー済み
14歳の緑。
多分自分と同世代。
なんとなく彼女の生きている時間が
自分と重なって、何故か懐かしく感じられる作品でした。
小気味良い関西弁と
魅力的な人物たち。
西さんの魅力が十二分に発揮された作品です。
その緑の物語に
棟田さんという女性の独白が絡んでくる。
最初この女性(最初は名前さえ分からない)が
物語にどう絡んでいくのか、と思って読んでいったけど、
途中からようやくの関係が分かる。
棟田さんの心情が切なくて・・・。
しかし、あえてこの物語の途中に挿入すべきものなのか?という
疑問も湧いたことは事実ですが・・・。
棟田さんの独白だけではなく、
緑の母や、祖母の独白も入り込み、
ちょっと複雑な展開にもなったりしますが、
この辺もう少し違う書き方でも良かったのかな?とは思った。
しかしそうは思うんだけど、
母親や祖母の気持ちや歴史(?)もよく分かって
それはそれでいいのかな、とも思えてしまうから不思議だ。
ちょっぴり切なくて、
でもすごく温かいお話でした。
多分自分と同世代。
なんとなく彼女の生きている時間が
自分と重なって、何故か懐かしく感じられる作品でした。
小気味良い関西弁と
魅力的な人物たち。
西さんの魅力が十二分に発揮された作品です。
その緑の物語に
棟田さんという女性の独白が絡んでくる。
最初この女性(最初は名前さえ分からない)が
物語にどう絡んでいくのか、と思って読んでいったけど、
途中からようやくの関係が分かる。
棟田さんの心情が切なくて・・・。
しかし、あえてこの物語の途中に挿入すべきものなのか?という
疑問も湧いたことは事実ですが・・・。
棟田さんの独白だけではなく、
緑の母や、祖母の独白も入り込み、
ちょっと複雑な展開にもなったりしますが、
この辺もう少し違う書き方でも良かったのかな?とは思った。
しかしそうは思うんだけど、
母親や祖母の気持ちや歴史(?)もよく分かって
それはそれでいいのかな、とも思えてしまうから不思議だ。
ちょっぴり切なくて、
でもすごく温かいお話でした。
2016年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たまたま手にしたこの本があまりに良かったので、そのあと西加奈子さんの本はいくつか拝読致しましたが、わたしにとってはこれ以上のものはありませんでした。というより、正直「てんでダメ」なものもいくつかあって、この「こうふく みどりの」が突出して良い、と思います。(「漁港の〜」はまずまず良かったです。)あくまで私見ですが。細かな描写の秀逸さと、読み進めるための駆動力みたいなもの(ちょっとした謎とか)のバランスが良いです。みどりちゃんがいい子です。あと、うまく説明出来ない何か善いものがあります。時々読み返しています。
他の西さんのご本で「てんでダメ」と思った方でも、「こうふく みどりの」なら試してみてもよろしいのではないかと思います。おすすめです。
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