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出星前夜 単行本 – 2008/8/1

4.3 5つ星のうち4.3 126個の評価

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『黄金旅風』で有家の子どもを救うために呼ばれた外崎恵舟。しかし、この外崎が南目の代官所に追放されてしまう。
この事件に怒りを覚えた矢矩鍬之介を筆頭とする若衆が終結。折しも代官所で火災が発生し、
代官所はこの火災を集結した若衆の仕業と決め討伐に向かうが、返り討ちにあってしまう。それは、これまで一切の
抵抗をしてこなかった旧キリシタンの土地で起こった初めての武装蜂起だった・・・。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2008/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 544ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093862079
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093862073
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 126個の評価

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飯嶋 和一
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年10月21日に日本でレビュー済み
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大作ですね。歴史の表舞台に立つ、侍大将や芸術家や政治家が主人公ではなく、さらに主要な町での話ではなく、敗者の物語でもあるため、蹂躙された名もなき者たちの背景を書き込むための努力はいかほどだったかと偲ばれます。宗教やキリスト教の素地があると分かりやすく、さらに、城好きな方や戦好きな方も細かい書き込みがあるので、物語の背景として楽しめると思いますが、この物語の主人公は、二人の医師(外崎計恵舟と寿安)と鬼塚監物(歴史上の人物、天草四郎と共に首を晒される)。その三者三様の生き様ー迷いを含めてーその書き込みが、いずれも読み応えありました。残念なのは、末次平左衛門がほんの脇役だったことでしょうか。
飯嶋氏は、世間に阿る作品をお書きにならない。それ故、こういう骨のある男たちを書くと存在感と臨場感を持たせることが出来るのでしょう。自分の器が小さいと書けない男たちばかりを扱われています。次作も楽しみです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年3月18日に日本でレビュー済み
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天草、島原観光に行く前にと読んでみました。乱の始まりから終わりまで流れがよくわかりました。ただ天草四郎の登場シーンは少なく、印象にのこることもありませんでした。島原観光に原城跡はマストなスポットですが、何も残ってないので残念に思っていたら、なんと、島原の乱の前から既に何もなく、一揆勢は木で小屋を作って立てこもっていただけと知り驚きました。少々話がくどく、その分ページ数が多いなぁと感じたので★4にしましたが、読みやすく、島原の乱に関心のある方にはお勧めします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月21日に日本でレビュー済み
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なぜかこの小説が本棚にありました。上製四六判540ページ。島原の乱外史のような内容。大佛次郎賞受賞。力作。
「死こそが実は永遠の本源であり、生は一瞬のまばゆい流れ星のようなものに思われた」537ページ。ほんと、最近よく同じようなことを思いますねえ。それと、時代の流れに抗えない個人というものについても思い知らされました。残念ですが。
裏づけの細かな記述、地理的説明など、ちょっと凝りすぎかなとも思いましたが、飯嶋先生としては、こういうところは省けないのでしょうね。地理や歴史に詳しい方にはたまらないと思います。プロの作品でございます。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月5日に日本でレビュー済み
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圧倒的な小説世界に浸りきって、堪能した。島原天草の一揆の真実がよくわかった。圧倒的なリアルさで、一揆に立ち上がるまでの、もとは海の武人であった名主や農民たちの生活のありさまや思いが理解できた。監物や安寿が過ごした南家の村や長崎の街がなにか懐かしい。原城の発掘など近年の歴史学の成果を豊富に取り入れて、原城の攻防がリアルに描かれている。今、原城跡に行きたくてたまらない。歴史の真実と人の思いの両方がころよくブレンドされた飯島さんの小説世界は、司馬遼太郎や吉村昭の歴史小説を凌駕する絶品だと思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年8月24日に日本でレビュー済み
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飯嶋和一の小説は読んだあとで読んでよかったと思わせる小説ばかりであるが、この「出星前夜」もまた、読後感が壮絶な小説を読み切ったという満足感に満たされる。長崎を題材に取った小説では著者の「黄金旅風」があるが、「出星前夜」はその後編のようなものである。黄金旅風に出てくる末次平左衛門がこの小説にも出てくる。学生時代に日本史の授業で学んだ島原の乱がどうして起きたのか、幕府の権力者とはどういう人間なのか、民衆・キリシタンがどうして死んでいったのか、という深い部分をこの小説によって理解し得た気がする。この小説には時代の権力にさいなまれる民衆の苦しみと、権力者という化け物の化けの皮がすべて書かれている。当然、疫病に冒される弱者や年貢の苦しみに泣く百姓の姿、それを救済する宗教の力とは何か?そういった種々のテーマがこの小説には含まれている。苦しく悲しい気分で読み進めるのだが、著者の筆致はそれを越えていくように書き込まれているように思われる。暗く悲しい主題の中で、ただ一つの希望が結末で提示されて行く。それが「出星前夜」という表題の答えとなっている。権力とは何か、民衆の苦しみとは、宗教の救いとは?それらに関心のある方には必読の書と思う。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月23日に日本でレビュー済み
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戦国の世が終わったと思われた寛政の大乱、島原の乱

しかし日本史の教科書でもどこかよそよそしく巧みに隠蔽された戦争ではなかったでしょうか。
同じ九州で生まれ育ちながらも、私は何も知りませんし、周囲の人々も無関心です。
新書版の「島原の乱」を読みましたが、幕府側の事情は少し理解できるものの、
その経緯、戦闘の実際はわかりませんでした。
きっと日本史のタブーの一つなのでしょう。

作者の「神無月十番目の夜」では、埋もれた東北地方の郷土史を掘り起こし、
凄惨、驚愕の史実の淡々、清明とした記述から大いに感銘を受けたことがありました。

天草の乱、よくいわれる肥前有馬家旧臣、所謂地方の国人ら、
中世的守旧的勢力の統一政権に対するレジスタンスという説明をよく耳にします。
しかしその国人らの生き様、生活、処世観、経済的基盤等々、私には今までさっぱり解りませんでした。

この小説を通じて決起、反乱に及んだ経緯がかなり理解できました。
実際の戦闘、一揆衆、男子戦闘員は6000名に過ぎなかったのですが、
中でも島原の国人とされる鬼塚甚右衛門の冷静絶妙、際立った戦いぶりが詳細に描写されています。

難攻不落の城塞に釘づけになる諸大名、諸侯、
戦国きっての百戦錬磨、老猛将立花宗茂が江戸より駆けつけるも手を出せず、
鍋島藩、久留米有馬藩、筑前黒田藩、二代目、三代目若殿らのズタボロの負けっぷり、
4ヶ月の包囲、干し殺し戦で辛くも幕府軍が勝利、その後の大殺戮、
これまでなかなか知ることができませんでした。

惜しむらくは、前半の主人公寿庵の遍歴エピソーがやや冗長、
対して2人目の主人公ともいえる鬼塚甚右衛門の卑屈とも言える忍従から、
死を決意した決起に至る微妙な心境の描写、必ずしも宗教的動機ともいえないのですが、
これがこの作品のキモですが、やや早足であったという点です。

歴史小説としての娯楽性をしっかりと担保しつつ
郷土史の範疇を超えた大乱を通じて、
日本人の暗部を照らし出す恐ろしい光でもある、そのような作品です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年6月15日に日本でレビュー済み
歴史に教科書にのっている,いわゆる島原の乱(島原・天草一揆)
を描いたものですが,そこに至る背景に注目し,様々な視点から
描いています.

キリスト教は支配者層からは圧力の道具にされましたが,
被支配者層にとってはそれに耐える心のよりどころでした.
しかしながら,皮肉にもそれが支配者層の圧政を助長させて
しまいました.

本書を読んで,毎日のようにテレビで報道される,宗教の名のもとに
おきている争いも,結局は同じような構図でおきているのではないかと
感じました.
つい,「悪いことをしているひとがいる宗教」を「悪い宗教」ときめつけ
てしまいがちですが,ほんとうはそうではないと思います.
宗教を悪いように利用するひとがいるから,そういうことが起きるんだと
思います.

本書でも,蜂起側の人間の中から宗教という名のもとに私利私欲に走り,
暴徒と化す場面が描かれています.
そのシンボルのひとつが天草四郎として描かれているあたりは,教科書に
出てくる人物像とギャップがあり,非常に面白かったです.

本書は舞台となった,天草・島原の地図がのっています.
古い地名などは現在の地図ではなかなか追うのが難しいので,非常に
助かりました.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年6月15日に日本でレビュー済み
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本作品は大仏次郎賞をとり、井上ひさしも絶賛している。ミルキィ・イソベの装丁もすばらしい。遠藤周作以来の大型キリシタン作家が出たのかと思って私は大いに期待して読み始めたのですが、期待はずれでした。文章は流れるように美しく、構成も申し分ないのでしょう。作者の頭の良さと博識には驚きます。技術的に完成されたこういう作品はほめなければならないという強迫感にとらわれます。島原の乱に至る政治的側面を鋭く分析し、よく研究しているとは思いますが、登場人物の存在感、作者の人間味や思い入れを肉体的に感じさせず、いまひとつ心に訴えてくるものがないのです。つまらないです。作者は極めて冷静な学者タイプの人かもしれません。しかし平野啓一郎風のこういうペダンチックな小説は、学者や専門家にはとても受けると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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