水野さんご自身の青春をなぞるような内容でしょうか。
マイナスのスタートからモテるというためだけに、ハングリーになって色々な苦しさや恥ずかしさや悔しさを乗り越えようとする主人公や友人 石川の姿にシンパシーを感じました。
本作品のガネーシャ役？の晴夫のセリフ、
「笑われることの何がいかんのでごわすか？」「おいどんには分かりもはん。笑わせるか、笑われるが、それほど大事なことでごわすか？本当に大事なのは、相手が喜ぶか、喜ばんかではごあはんか？」
に、笑わせることは相手へのサービス＝愛であるという水野さんの考えが現れているようで感動、共感しました。
女性の方には容姿がいい女を追いかける軽い作品、みたいにとられて仕方ない内容なのかもしれませんが、そういうリスクを追っても伝えたいメッセージ性を感じました。
オススメです。
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