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破産 単行本 – 2012/11/1

3.2 5つ星のうち3.2 14個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2012/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093863466
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093863469
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 14個の評価

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嶽本 野ばら
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二人の女性特に女闇金要蓉子に笑い止らず
是非闇金要蓉子で続編を
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月4日に日本でレビュー済み
星1つもつけたくない。
中身がまるでなく私生活の切り売りのような小説。ラストでいきなりファンタジー?意味不明です。
話が絡まるだけ絡まって、ぐちゃくちゃに丸めておしまい!みたいな感じです。そんな内容でも最後まで読ます力量はさすがと言うか。せめて結末が良ければまだしも。
元野ばらファンだからこその貶し愛ではなく、絶望。絶望。

震災に絡める意味もわからない。作品の中で自分を奮い立たせてる時、そうだよ、ここ数年読者が思ってることだよ。今後はちゃんと書いてよ、と思ったらこのラスト。見切ります。

初期作品も今の作品も一様に好きで応援し続ける読者さんの懐の深さに拝。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月23日に日本でレビュー済み
他の方のレビュー同様、ラストはいきなりの急展開な上意味不明、と感じましたが、
表紙の三人は全員が僕、と解釈すればなんとなく納得できました。

金に無頓着で浮世離れした感覚で生きる彼女。
大きな苦も楽もなく、ふわふわと生きてしまえていた主体性と危機感の乏しい物書きの彼。
金にシビアで人情味も持つ、コスチューム以外は地に足のついた現実的な彼女。
それらはすべて作者の中にある一面なのでは。

破産の憂き目に合い、状況が変わり、封印せざるを得なくなってしまった面。
一度死に、復活を思わせながらラストにいたるまで目覚めないまま・・・という状態は、
暗喩なのかなと無理やり解釈しました。

ファンタジー色の強い魔術書は、封じ込めて眠りにつかせたままの浮世離れさを、
いつか覚醒させたい、という願望が形になったもの、なのかもしれません。

経済的な意味合いでの「破産」と、今まで続いていたふわふわとした日々の「ご破算」。
両方の意味を持っているのかな。

文章は読みやすく、脳内に場面場面の情景も浮かびます。
毒とユーモアがブレンドされた文章からは作者の個性がにじみ出て、独特だなぁと感心します。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月18日に日本でレビュー済み
どこまで本気で書いておられるのか。最後、けむに巻かれたような感じです。
どうか、半分本気ぐらいで、半分ホントで、あとはウソであってほしいと思います。じゃないと、「野ばらちゃん、大丈夫?死なないで〜!」っていう気持ちでツラくなってしまうからです。最後、4分の1ほどの部分は「俺も筆先三寸でこういうことまで書けるんだぜ〜」ぐらいの、鼻歌すら歌いながら書いててほしいと思います。鼻歌まじりで書いてるよね?野ばらちゃん?

あと、小説家の報酬がどんなふうになってるのかってことも具体的に書いてあるので、作家志望の人とかおもしろく、怖いものみたさでも読めるのでは。原稿料とかは個々の作家さんで違うのかもしれないけど、こういうのってなかなか書く人がいないので、自分はおもしろかったです。どんなに浪費しても通帳の残高が減らないどころか増え続けるって、おもしろかろうな〜。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月6日に日本でレビュー済み
半分以上実話?とあるように、野ばらちゃんがモデルと思われる小説家を主人公とした作品。
編集担当者が野ばらちゃんにお金を工面しようとする姿が妙にリアル。
そして、こんなに簡単に費用を前倒しなんて、大きな会社はすごいなあと思う次第。
皆さん書かれているように、終わり方がどうも・・・・
ページ抜けてるのかと考えてしまったほどに唐突に終わります。
とにかく形にするために、最後の最後に投げてしまったのかしら。残念です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月7日に日本でレビュー済み
よくわからないけど、なぜか手にとってしまう。嶽本野ばらさんの作品はそんな感じです。
はっきりいってしまえば、ここに書いてあるのは「甘え」以外の何物でもない。
しかし、そういう「甘え」を読みたいというのも、どうしようもない欲求なのですよね。
太宰治を嫌いながら何度も読み返したりするのも同じ理由からでしょう。
ところどころにオタクネタや名前がちりばめられているのも、面白いです。
ひぐらしとアイマスネタには笑ってしまいました。
たぶんもっと萌えオタな人が見ればわかるネタがあるのでしょう。
なかなか、共感を得ることが難しい作品ですが、共感だけが感動ではないですよね。
最後の絶望にもう両足つっこんでいるような状態でのぼんやりとした幸福感に感動を覚えるのも
人間の性というものです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月7日に日本でレビュー済み
とにかく破天荒、めちゃくちゃ!(笑)

でも、なかなか野ばらワールド全開で面白いです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月24日に日本でレビュー済み
おもしろかった。一気読みしてしまった。嶽本野ばらさんの本を読むのは初めてなのですが、非常に読みやすかったし、楽しめました。ラスト、唐突な感じはありますが(何度かページ繰ってしまった)その前で一応決着はつけてあると思いました、私は。ただ、もっと読みたくなっちゃったけども。版元との印税やら原稿料なんかの金銭的なやり取りの部分は素人として、興味があったし、面白かったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート