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雨利終活写真館 単行本 – 2016/11/29

3.5 5つ星のうち3.5 8個の評価

遺影専門写真館を舞台にしたミステリー連作

『人生の最期に最愛の人へ最高の自分を贈るために』
巣鴨の路地裏に佇む遺影専門の雨利写真館には、今日も死に向き合う人々が訪れる。撮影にやって来る人々の生き様や遺された人の人生ドラマを若手注目ナンバー1新進気鋭のミステリー作家・芦沢央が見事な謎解きで紡ぎ出す。

人生の終焉を迎える時、人は、本当に大切な物が見えてくる。
ミステリー、なのに心温まる珠玉の4編。

●一つ目の遺言状 ハナの祖母の遺言状。その内容が波紋を呼ぶ。
●十二年目の家族写真 母の死を巡り、父と息子の葛藤の日々が始まる。
●三つ目の遺品 写真館に遺された一枚の写真。そこに写る妊婦は?
●二枚目の遺影 末期癌を患う男性が撮った二枚の遺影写真。



【編集担当からのおすすめ情報】
発売前に書店員さんや関係者に原稿を読んでいただいたのですが、とにかく各方面から大変な反響をいただいています。『遺影』をキイワードに人間ドラマを描くという、斬新な発想。読み始めたらその世界にぐいぐい引き込まれます。『終活』というタイトルから、年を重ねた方が読者対象を思われるかもしれませんが、若い方にも是非手に取っていただきたい秀作です。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2016/11/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/11/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093864608
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093864602
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 2 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 8個の評価

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芦沢 央
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年9月1日に日本でレビュー済み
札幌農学校のミスタークラークは、「少年よ大志をいだけ。金・利己心・名声に対してではなく、・・・」と言ったことで有名であるが、普段学生たちに言っていたのは一つだけらしい。「紳士たれ」。これ、女性には優しく・・などという軽いものではなく、社会において人のあるべき姿を端的に言っているものです。
ところで、この本に登場する雨利君、とてつもなくすごい人であるかのごとく描かれているが、クラークの言う「紳士たれ」にはほど遠い。がしかし、すごく立派で人間性に溢れていて芸術的能力にも秀でていて・・・。
鼻白むこと甚だしい。
2017年2月4日に日本でレビュー済み
「王様のブランチ」で紹介されていたのを観て、興味を持ち読んでみた。
終活写真館に遺影を撮りに来た人を巡る話という設定が独特で、感動的な話が展開するのではないかと期待したのだ。

読んでみると、4編それぞれほっこりとする温かさをたたえた話で、私は最後の「二枚目の遺影」が秀逸だと感じた。
特に「許したいなら、それはもう許しているのと同じ」という言葉が心に残った。

だが、4編目以外は謎解きのミステリー色が意外に比較的濃いと感じた。「終活」という言葉のイメージを基にほのぼのとした人情話を期待して読むと、少し目論見と違ったと感じる人がいるかもしれない。[基本、謎解きミステリー+ほっこり温かさ]という認識で手にされれば間違いはないのではないか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年4月23日に日本でレビュー済み
巣鴨地蔵通商店街から少し離れた住宅地にある、遺影専門の雨利終活写真館で繰り広げられる、一枚の遺影写真を巡る家族(主に親子)の物語。やはり人生にはドラマがあり、遺された、或いは遺される家族の気持ちも相俟って、様々な人間模様が織りなされます。

約60ページ程度の中編ですが、題材としては珍しい遺影写真を上手く取り入れ、ミステリーの味付けもされた快作です。遺影写真を切っ掛けに、故人の思いを感じたり親子のわだかまりが解けたりと心温まる内容ですが、一方そこに主人公のハナの元彼氏や両親への葛藤も交錯し、少し苦みと哀しみの残るテイストも味わえます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年2月6日に日本でレビュー済み
終活専門の写真を撮る写真館とその来客にまつわる日常がテーマのミステリー。
1人1人の写真館で働くメンバーのキャラクターが立っていておもしろかった。
今回の主人公だったハナの背景はわかったので次回は違うメンバーを主人公にその背景と合わせて謎を解いていってくれたら楽しそうだ。
シリーズ化の情報があるかわからないが、単発で終わるとしたら物足りない。
シリーズ化を期待して☆4つ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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