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カラカウア王のニッポン仰天旅行記 単行本 – 1995/3/1

4.1 5つ星のうち4.1 13個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

ときは西暦1881年、日本は明治14年。国王として世界で初めて世界一周旅行に出たハワイのカラカウア王とその一行。文明開化華やかなりし日本を訪れた王様が明治天皇に申し入れた提案とは…。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (1995/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 333ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093871167
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093871167
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 13個の評価

著者について

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ウィリアム・N.ア−ムストロング
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハワイ王国が明治期に諸外国と外交をし、
国王が日本を含み東アジアとヨーロッパ諸国を
訪問旅行したなんてまるで知りませんでした。
ポリネシア帝国も構想のみで実現せず、
白人に王権を奪われて合州国に併合される歴史は
悲しいものがありますが、
ここではその悲劇は感じられず、
「メリー・モナーク(陽気な君主)」の愛称そのまま、
ドタバタな漫遊記が繰り広げられます。
読んでいて楽しめますよ。
2020年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カラカウア王の人物人柄がよくわかり、面白かった。お勧めの一冊です。
2022年12月18日に日本でレビュー済み
本の企画者&翻訳者の一人である荒俣宏さんの意向によるものでしょう。カラカウア王の言動を面白おかしく訳した翻訳は罪深いです。そしてこちらは小学館の編集者によるものなのか、日本版の注釈も間違いだらけです。もう少しバックグラウンドチェックをすべきでは? しかも小学館ともあろう大出版社が、ひどい誤字まで見逃すとはどうしたものでしょうか(カラカウア王→カヤカウア王)。

そもそも著者のアームストロングの偏見に満ちた視点は、後世、広く批判されています。ハワイ王国を倒した白人たちは、国を盗んだという行いを正当化するために後に徹底したカラカウア王批判を展開していますが、これもそういった書物の一つです。荒俣さんという知の巨人が、そういった歴史的背景を顧みず、こんな本を出した。面白ければどんなものでも出版の価値ありですか? 「楽園考古学」で見せたハワイへの知的かつ愛ある視点はどうなったのか。…ハワイを愛するものとして、私にはそれがひどく残念です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年7月17日に日本でレビュー済み
この旅行記はとても愉快で、良質なコメディー映画を観ている感覚。
ハワイの大変陽気(いや、能天気)な王様が、数人の随員を引き連れて世界一周をするのだが、その先々で思わぬ珍事件が起こりそのたびにオロオロと動揺する姿は、つい口元がつい緩んでしまう。
それに、王様の随員も個性派揃いで、話をよりいっそう盛り上げてくれる。随員としてこの旅行に同行した著者は人一倍皮肉屋であり、旅先での王様の能天気ぶりを辛口で批判して、これまた笑わせてくれる。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月29日に日本でレビュー済み
やっかいな神、クックを撲殺し、その死体を食べた現場を目撃していたかもしれない
ハワイ諸島を統一したカメハメハから7代目に当たるカラカウア王が、世界一周に際し
アメリカに帰国していたアメリカ人同級生を国務大臣に仕立て随行させた。
その国務大臣アームストロングがカラカウア王が亡くなるのを持って出版した旅行記です。

本書はハワイ出発から日本、中国、香港、シンガポールまでが全訳で、
それ以降は抄訳です。
巻末には当時の日本外務省の文書、カラカウア王自身の日記(抜粋)
各新聞社の記事があります。
日本は現在の貨幣価値で4億円ほどを費やし王を迎えたようです。

王自身の日記を読むとアームストロングが考えていた以上にポリネシア人による
ハワイの独立を真剣に模索していたようです。だからこそ世界一周を試みたのでしょう。

また日本の文化にいたく感動し、できることならこのまま日本に住みたいと
考えたのは本心でしょう。

51番目の州になることも、北海道島、本州島とクリル諸島に包括されることも
想定して、決して茶化すことなく読まなくてはと自戒するところです。

変なタレントと思っていた荒俣宏氏に、本書の全訳と王自身の日記の全訳を期待して
星を一つ減らしました。
全訳してくれたら星10個です。

荒俣氏の意向で図鑑のように図版が多いので文庫版より単行本の方が楽しめると思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月31日に日本でレビュー済み
なんとなく、映画「ラスト・エンペラー」の下敷きになった、
レジナルド・ジョンストンの「紫禁城の黄昏」と比べてしまう。
もちろん、清王朝とハワイでは、その規模や歴史的重要性が違いすぎるけれども。
著者はあくまで西洋的な植民地主義の観点から、ハワイ王朝を批評しているにすぎない。
カラカウア王側が極端に戯画的に描かれているのも視点の違いだ。
映画にもなり、リメイクもされた「王様と私」も西洋の視点。
しかし、そんな価値観のちがいを超えて、リアルに浮かび上がる時代の空気感、
それに取りこまれまいと抵抗する小国の王の姿。歴史の悲哀も漂って、読み物として面白い。
後半がダイジェストですまされているのは、原文が冗長だからか?頁数の都合か?完訳版を期待する。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年5月31日に日本でレビュー済み
カラカウア大王がへんてこな侍従たちを連れて、米国、日本、中国など諸外国を外遊する話。
侍従の一人の筆による、実話。
米国白人の侍従は、カラカウア王はじめハワイ人を野蛮人と思っており、やたらとけなしたり、馬鹿にしたりする。
その割にお追従はかかさないらしく、他の身分が低い(と著者が考えている)侍従が優遇されたりするといちいち僻んでいる。
この狭量な侍従の動向に比べ、大兵の自然児カラカウア王の王者の落ち着きが際立って見える。
とはいえカラカウア王には見栄っ張りなところもあるようで、ありもしない軍隊のことを誇って見せたりもしている。
また明治天皇には、カラカウア王自身の姫と、明治天皇の甥の婚約を求めて、単身皇居に出向いてもいる。
子供っぽいように見えて、案外策士である。
この婚約は明治天皇から丁重に断られ、また当のカイウラニ姫も後に「お会いしたことのない殿方と結婚しろ、と言われても、私には無理。」とはっきり発言している。残念。
歴史にIFはない、と言うけれど、もしこの結婚が成立していたら、と思わずにはいられない。
豊富な細密画も掲載されており、訳者・荒俣氏の業を感じさせる。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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