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レモンさんのPTA爆談 単行本 – 2005/6/15
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/6/15
- ISBN-104093875707
- ISBN-13978-4093875707
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商品の説明
著者からのコメント
ハイ、どうも! あらためまして、ラジオDJの山本シュウと言います(ペコリ)。小学校でレモンの被り物をして、「レモンさん」っていうPTA会長もやってます。
僕はまず、この本であなたに出逢えたことに感謝します。僕、いつもそうやねんけど、どんな人と逢っても、「あなたと出逢うために、あなたが生きてくれててありがとう!」って思うんです。そういう意味でも、この本を取ってくれたことに大・感・謝なんです!
最初、「なんじゃこの本?」って迷ったでしょ、ハハハ! それ、当然です。だって、ラジオDJが「PTA」って書いてある本を出してるんやもんね。でも、そんな異常事態が起こるほど、今、学校とか教育とか、エライことになってるんです。僕はそのことに、PTA会長になってから気づき、それで、4年間(今年で5年目!)続けてきたPTAのドキュメントをまとめました。その想いはただひとつ!
子どもたちを守りたい! この異常な状態を正常にしたい!
「関係ないな」と思った人。それは違うんやなぁ~。最近、子どもを取り巻く凶悪犯罪が多いやろ。あれ、誰のせいやと思う? 僕は、みんなのせいやと思う。なんでかと言うと、その犯罪を起こしたヤツを、「どうしてみんなで救ってやれんかったんや?」と思うから。「前からあの人、何か犯すんじゃないかと思った」って、テレビでよー言うてるけど、じゃあ、間違いが起こる前に、そいつを救ってやったらエエやん。加害者に対しても、被害者に対しても、「しらんぷり」する世の中は、子どものころからの教育に、「心の教育」が重視されてへんかったからやない? 凶悪犯罪のことだけじゃない。すべてのことに対し、今、「人間教育」が不足してるんや。
だから僕は、子どもの教育にいちばん近い存在のPTAを一生懸命やって、いろんなこと、変えていこうとしてる。さらに、PTAだけじゃなくって、地域の人も、若者もお年寄りも、みんなで学校や子どもたちに関われる方法はいくらでもあるってことがわかった。そうやって、みんなで子どもたちを守るんやと。いつも、子どもたちの笑顔を絶えないように……、もっと言うと、あなたの笑顔も絶えないように、全世界のピース!が訪れるように。そのために、細かい「やらなきゃならないこと」を、この本にまとめたんです。
そう! だから、あなたの協力が今すぐ必要なんです! この本と出逢ってくれたあなたの「心」が必要なんです。「こんな本が出てた」と周りの人に伝えてください! 金儲けで言うてんとちゃいます。僕の印税は全部寄付します。パラパラっと読むだけでもエエんで!
そんな想いを草の根的に話していたら、4人のアーティストたちも協力してくれました。彼らが登場してくれたことでもわかるように、今、教育はみんなの問題なんです!
なんか、熱くなってしもうたけど、内容は読みやすいし、感動しまっせ(笑)。「えーー! ありえへん!」って話もいっぱいで、あっという間に読めると思います。なんせ、レモンの被り物をした「レモンさん」がPTA会長ですから。ハハハ! もちろん、PTAの役員やって、悩んだり、イヤになったりしている人には、元気になってもらえると思っています。
すべては、子どもたちのために……
(本書「はじめに」より)
出版社からのコメント
【レモンさんとトークセッション】
4人のアーティストが「子ども時代」を「子育て」を語る!
★桜井和寿(Mr.Children)
★トータス松本(ウルフルズ)
★CHARA
★伊藤かずえ
【2大付録!】
★ラジオDJが教えるPTA挨拶の極意つき!
★ペーパークラフトレモンさんつき!
抜粋
そのとき娘が言った、意外なひと言
話は2004年。僕には小学校6年生と2年生の娘がいるんです。ふたりとも東京・品川にある区立の小学校に通ってて、僕はそこのPTA会長をやってるってワケです。でもね、僕が会長になる前は、正直「こんな学校、辞めしたる!」って思っとったんです。それは長女が1、2年生のときに見た運動会がきっかけ。そんとき、「アカンわ、この学校サブイわ!」と思ったんです。「こんなん思い出にも残らんわ。いわゆる『今日は運動会だよ!』っていう雰囲気もあらへん。空にパタパタパタってひらめく旗さえない……。ただの体育の授業やんかぁ」って感じ。僕はラジオのDJやから特に気になったんが、運動会のアナウンス。放送部の子どもたちは元気がなく、なんとなくやらされていて、
「よーい、ドン」……シーン……
「スタートしました。……ゴールです」……シーン……
「続いては何年何組……」……シーン……
っていう、しらけた感じやねん。おまけに音楽も運動会の定番「天国と地獄」とかね。しかもカセットテープでタラタラやってるから、競技の途中で音楽が切れたりしよる。だからシーンとしてんの。「なんやコレは? テニスのウィンブルドンカ?」と。
まず思ったんは、「親の中に、ラジオのDJを商売にしているヤツがここにおんのやから、そいつに手伝わせたらエエのに!」と。「手伝ったらアカンのか? 頼まれたらやるのに。僕はおせっかいな性格やし、僕がやったら絶対もっと面白くなるはずや。単純にマイク1本持たせるだけで盛り上げられるっちゅーねん!」とか思ったワケ。あと音楽もタイミングよく、きっかけで出すよ。たとえば子どもに、まず大きな声で「続いては! 4年生による○○競走!!」って言ってもらって、その言葉をきっかけにババーン!とノリのいい音楽がいきなりかかる! 音楽にはすごいパワーがあって、その場の雰囲気も変えるし、心の中に火をつけるんや。音楽の、目には見えない演出効果を最大限に活かしていかな!! 「なんでそんなこともでけへんのや? 大人がいてんのに」ってメチャ思ったんよね。
そしたら俺は、「やっぱ区立は区立なんかなぁ」って片づけようとした。「こんなんやったら私立やアメリカンスクール行かしたほうが、全然良かったんかなぁ」って思って、学校を辞めさせようと真剣に考えた。それまではあんまり学校に関わってなくて、運動会を見ただけでそう思った。でもアメリカンスクールも授業料が高いしなぁ。
そんなとき、歌手のアン・ルイスと会って、彼女いわく「自分もアメリカンスクールで、子どもにもアメリカンスクール行かしたんだけど、結果、あんまり良くない」って。それやったら、「小学校のときは日本の学校へ行かして日本の教育を受けさせ、中学になったらアメリカに留学させたほうがいい。日本にあるアメリカンスクールって、日本人でも、アメリカ人でもないってことになりかねない」って言うワケよ。
でも、人気ミュージシャンのm-floと会ったら逆のこと言うねん。m-floは全員アメリカンスクール出身。もう絶賛しているワケ。「絶対アメリカンスクールがいい!」って。でも「アン・ルイスこう言ってたよ」って言ったら、「いや、そんなことないよ」って。
ホンマ、どうしようか結構悩んだ。なんでそんなこと悩ませんねん、この国は!
そんなタイミングで、PTA会長の話がきたんよ。上の娘が3年生に上がるときやった。
そもそもPTAの役員っていうのは、「選出委員会」っていうので名前が挙がって頼まれるんや。「そう言えばあそこのお父さん、熱心に運動会来るわよねぇ」とか、「あそこの家族は教育熱心そうよ」とか言って、「じゃあ、声かけてみよう」って。それで、僕のところへ電話が入った。でも、「いや、そんなガラちゃうし、ムリや」ってきっぱり断った。そしたらもう1回電話があって、「いや、もうすでに電話も一巡して、誰もやってくれる人がいない」と。「副会長以下は決まりそうなんだけど、会長がいない」って言うんよ。「ぜひお話だけでも聞いてください。1回だけ時間を取ってください」と、選出委員の人たち3人が家に来たワケ。それで説得されてん。そんときの説得材料が、「私たちスピーチができない。人前で話すことが恥ずかしい。私たちは副会長以下の仕事はできるけど、そういう挨拶関係だけは出来ない」ってことやった。そんで、「そのへんプロだから、入学式と卒業式の3分、5分のスピーチをやってくれさえすればいい。極端な話、会長職は名前だけでいい。あとは副会長以下が全部やるから。お願いします!」って言われた。
そんなもん、断る理由ないやん。「そこまでお前は忙しいのか?」と。「ひと頃のピンクレディーか?」と。そんなことは言えないワケやね。「あ、じゃあ、スピーチだけですよ」と言って受けながら、心の中では、「そんな、名前だけってエエかげんやのォ~。ホンマ大人ってコワイのォ~。まちがってんでェ~」とも感じていた。
……そして、やりだしてから気づいたんよね。「失敗したなぁ~」と。失敗って言い方もヘンやけど、自分の性格を忘れてたワケよ。いざ中に入ったら、
「ほっとけない、ほっとけない」
「口出したい、口出したい」
「言いたい、言いたい」
ほんで、気がつきゃ、アミューズ(会社)のマネージャーに学校の年間スケジュール言うて、「これ押さえて、全部!」って言って。仕事のスケジュールより、PTAのスケジュールが優先やった。でも、会長になる前は、当然、娘のことを考えた。
PTA会長やるってことは、「お前、PTA会長の娘かよ」って、自分の子どもがいじめられるかもしらんなぁ~と。それはマズイから、子どもには必ずOKもらわなアカンって。だから「こういう話がきてて、僕は手伝おうかなって思ってんねんけど、キミはどう思う? 『PTA会長の娘だ』っていじめられるかもしらんぞ」って。さらに、
「パパは、娘の行く学校やから、なんかお手伝いしたいんや」
「キミやキミの友だちに、いい思い出を作ってほしいんや」
「娘のためだけにやるっていうのは会長じゃないよね。娘の友だちも大切やし、その学校に通うお兄ちゃん、お姉ちゃん、年下の子らも全員かわいいからがんばるんや」
って話をしたワケ。
そしたら娘は、「ちょっと考えさせて」って子ども部屋に入ったんよ。そんで、15分くらい出てこない。やっと出てきて、「やっていいよ。けど、ひとつだけ条件がある」って言われたワケ。「何? 条件って?」つって。なんか「条件がある」って言い方、面白いなって思った。すると娘から、「まぁとにかく、カッコよくやってよね」って言われて。そんときに「やられた!」って思った。さらに「ヤバイ!」って思った。これは、気ぃ~抜いてなんかでけへんようになったなぁ~。「よし! やったるで!!」と。
著者について
筋金入りのフリースタイルな生き方は子どもの頃からの近所のオッチャン、オバチャン、ヤッチャンのおせっかいで育てられたおかげ。もちろん、オヤジ、お袋には、人としてのLOVE&BIG HUGを教わった。しかしながら、矢沢永吉の『成り上がり』を読んで家出し、フリーター人生まっしぐら。気がつきゃニューヨーク在住中、大手プロダクションアミューズの会長夫人をナンパ(!?)したことにより、なぜかアミューズ所属タレントとしてDJデビュー。DJとなってからも自分スタイルな生き方は一切曲げず、理不尽なことはたとえ相手が偉いさんやメディアであろうとも許せない性格からさまざまなトラブルも引き起こしてきたが、それはリスナー、スタッフや自分に関わってくれている人への愛があるからこそである。(単純に大人げないということ…!?)そしてラジオの枠を超え、トークライブを定期的に行い、自身のアンテナに引っかかったことがらを題材に、独自の感性と切り口で料理し、ラジオで見せる陽気なイメージだけではなく、シリアスな内面をさらけだし笑いと感動を与え続けている。2005年からは山梨英和大学の非常勤講師
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/6/15)
- 発売日 : 2005/6/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 247ページ
- ISBN-10 : 4093875707
- ISBN-13 : 978-4093875707
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- - 8,799位教育学一般関連書籍
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
単純に書籍としての面白さだけではなく、経験値から来る面白さには手元に置いといた方が良いと判断して再度購入。
因みに子どもが小学入学したので、もしかして、もあるかと思い、購入したのは内緒です(笑)
PTAの、活動を 熱く、楽しくしている様子が、良かった! レモンさんとなら、役員やってみたいと思いました。
めっちゃブルー!!!
でも、この本を読んでピカピカのレモン色に変わりました。
楽しかった思い出ばっかり。
ザッツ意識改革。
さらりと読めるけど、こんなに心持ちを変えてくれたのは感謝。山本シュウさん、すばらしき。
私は、この本にもあるような、「学校・地域・家庭の連携」という考え方はこれからの子ども達に対する教育において、重要な観点の一つだと思います。・・・が、残念ながら現在の日本ではシュウさんの言うような『本気』になれるほど、地域の人間が結びついていないというのが現実だと思います。安易な連携論については、問題点もありますしね。(広田照幸『格差・秩序不安と教育』 世識書房 2009年 p.329-p.336)
しかし、やはり子ども達と『本気』で関わっていこうと思ったら、最終的に必要なのは『愛情』。・・・これですよね。ま、それ以前に経済的な問題で、子ども達とコミュニケーションとる時間すら確保できない親も多いわけですが。・・・ホントに政府はくだらない愛国心教育進める前に、ちゃんと実のある格差是正を行ってもらいたいです。
普段、制度や思想的な立場から教育の問題に触れることが多いため、新鮮な気持ちで読むことが出来ました。やはり、実践無しに机上の議論ばかりでは足りないということを思い知らされました。
是非とも、多くの方々に手に取っていただきたいと思います。表紙で大体分かると思いますが、文体・内容共に非常に読みやすいですw
レモンさん最高!!!
著者の山本シュウさんは、NHKの番組『きらっといきる』の司会の1人で、この番組、なかなか面白くて、毎週のように観ているのでこの本を選びました。
PTAとか関係なくても、読まれると良いのでないかと思います。
会議を集めても、みんな何も意見を言わない、とか、
母子家庭や父子家庭の子を、どんなことがあってもみんなで守ってやる、という気概と行動の前に、運動会のお弁当なし、といった安易な制度に逃げてしまうこと、
そういうのおかしくないか?って、レモンさんこと山本シュウさんが、はっきりもの言い、自ら行動しています。
娘さん自身が納得いかない校則を娘さんが違反したときにどう対応したかなど、おおっと思いました。
なるほどなるほど。
大人になるための教科書、という風に読めました。