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瞳さんと 単行本 – 2007/6/4
山口 治子
(著)
直木賞作家・山口瞳夫人が初めて明かす「本当の瞳さん」。2人は昭和21年に、開設されたばかりの鎌倉の学校で出会った。大恋愛の末、2人は結婚。小さな出版社の編集者だった夫はその後、サントリーの宣伝課に転職する。大企業に入れたことで安穏とした、小市民的な生活を手に入れることができたと妻は安堵していた。ところが、週末の夜に社宅の寝室兼居間で書いていた『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞。作家に転身し、安穏とした生活が一転する……。 19歳と18歳で出会ったときから別れまでを、妻しか知りえないさまざまなエピソードをまじえつつ、夫がそのとき何を悩み苦しみ、何を喜んだのか――妻の視線で直木賞作家・山口瞳の素顔を綴った。
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/6/4
- ISBN-104093876126
- ISBN-13978-4093876124
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/6/4)
- 発売日 : 2007/6/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4093876126
- ISBN-13 : 978-4093876124
- Amazon 売れ筋ランキング: - 631,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 103,925位ノンフィクション (本)
- - 173,876位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前から手に入れたいと思っていた本が、極めて廉価でしかも新刊本とたがわぬ状態で入手できてうれしく思っている。
2015年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっと山口瞳さんのファンでしたが、息子さんの書いたものやその他をあまり意図的に読みませんでした。しかし、奥様の治子さんの瞳さんの記憶ということで、是非読んでみたくなり購入。なんとも大変な生活を支えたいらっしゃったこと。また衝撃的な事実もわかり、ますます山口作品を深く読むようになりました。山口瞳ファンには納得の一冊だと思います
2013年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先ずお若い頃の治子さんの美しさに驚きました。瞳さんとの出会いから、一緒になった経緯。
戦後すぐの悪い住宅状態の中での新婚生活。治子さんが心的病を得てからのお二人の生活。
山口瞳さん、またご夫妻を知る上で大変興味深い一冊です。
戦後すぐの悪い住宅状態の中での新婚生活。治子さんが心的病を得てからのお二人の生活。
山口瞳さん、またご夫妻を知る上で大変興味深い一冊です。
2013年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
という感じでした。大好きな作家の奥様がどのような方か。瞳さんとの生活ぶりがうかがえて良かったです。
2012年2月22日に日本でレビュー済み
・奥様と山口瞳が最後までラブラブなのがうらやましい。
10代で知り合って死に別れまでをいっしょに過ごした夫婦の幸せな記録。
・「男性自身」の舞台裏の苦労がうかがえる。
・聞き書きのせいで、文章だったらぜったい残していないような話も。
・山口瞳ファンであればオススメします。
10代で知り合って死に別れまでをいっしょに過ごした夫婦の幸せな記録。
・「男性自身」の舞台裏の苦労がうかがえる。
・聞き書きのせいで、文章だったらぜったい残していないような話も。
・山口瞳ファンであればオススメします。
2015年9月9日に日本でレビュー済み
「聞き書き」という形で山口瞳さんの死から12年後の夫人の言葉をまとめたものです。だいたいの内容は「男性自身シリーズ」等の作品群で書かれていることですが、特に「人殺し」という作品の内容がある意味で裏書きされたような記述が興味を惹きます。又、夫人の精神的な病の発端となった原因と、その病気の実態が当人の言葉で明らかになりました。(これと子息正介氏の書いたものを照らし合わせれば、どの程度のものかが理解できます。もっともこの夫人の証言で十分ですが。)
それにしても、病と夫人の見た家族関係などはよくわかりましたが、どうも夫である瞳氏の性格が浮かび上がって来ないのが不思議です。懸命に若い頃からの瞳氏について語ってはいるのですが、結局は長所は喜んで喋っていらっしゃるのですが、その欠点をえぐり出していないのです。「好きだった」と何度も申されている通り夫人の性格からして、妻から見た瞳氏の人間的な欠落をさらすのがいやだったのでしょう。
それにしても、病と夫人の見た家族関係などはよくわかりましたが、どうも夫である瞳氏の性格が浮かび上がって来ないのが不思議です。懸命に若い頃からの瞳氏について語ってはいるのですが、結局は長所は喜んで喋っていらっしゃるのですが、その欠点をえぐり出していないのです。「好きだった」と何度も申されている通り夫人の性格からして、妻から見た瞳氏の人間的な欠落をさらすのがいやだったのでしょう。
2016年12月18日に日本でレビュー済み
治子さんがあの東日本大震災で全国的に慌ただしい最中に亡くなられていたことをこの本で初めて知りました。あらためてご冥福をお祈りします。
夫婦のことはなかなかわからないものです。このように奥様からのお話をきくと、やっと納得するものがあります。例えば、瞳さんは糖尿病の治療のためになぜか遠く離れた京都の病院に入院するのですが、書かれた当時はその訳が今一つわかりませんでしたが、奥様を外に連れ出すためにわざとそのようにし、実際功を奏して、その後は誰かと一緒なら外出が可能になりました。また、瞳さんのお母さまの最期も大みそかに急死されたことは知ってましたが、具体的にどうだったのか今回初めてわかりました。
ただ腑に落ちない点もあって、瞳さんは実際は肺癌で亡くなるのですが(「男性自身」では縦隔腫瘍と書かれていたから本人にはそう話していたんでしょう)、見つかったときは第四期で手遅れで、それじゃ毎年受けていた人間ドックは何だったんだ、というような恨みがましいことは一言も書かれていません。「別れ」の章は内容も少なく、あまりにあっさり書かれ過ぎている印象を持ちました。その後、息子の正介氏が「江分利満家の崩壊」という家族のことを書いた本を出しているので、そちらも読んでみよう。
夫婦のことはなかなかわからないものです。このように奥様からのお話をきくと、やっと納得するものがあります。例えば、瞳さんは糖尿病の治療のためになぜか遠く離れた京都の病院に入院するのですが、書かれた当時はその訳が今一つわかりませんでしたが、奥様を外に連れ出すためにわざとそのようにし、実際功を奏して、その後は誰かと一緒なら外出が可能になりました。また、瞳さんのお母さまの最期も大みそかに急死されたことは知ってましたが、具体的にどうだったのか今回初めてわかりました。
ただ腑に落ちない点もあって、瞳さんは実際は肺癌で亡くなるのですが(「男性自身」では縦隔腫瘍と書かれていたから本人にはそう話していたんでしょう)、見つかったときは第四期で手遅れで、それじゃ毎年受けていた人間ドックは何だったんだ、というような恨みがましいことは一言も書かれていません。「別れ」の章は内容も少なく、あまりにあっさり書かれ過ぎている印象を持ちました。その後、息子の正介氏が「江分利満家の崩壊」という家族のことを書いた本を出しているので、そちらも読んでみよう。