著者の若い頃の話を元に興味深い話がたくさん詰め込まれていて引き込まれた。
時代の空気をふんだんに感じられて良い。
SF作家の星新一さんの話、業界にいる様々な人たちの話、当時のアイドルの話、脚本の書き方の話など楽しく読めた。

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ラジオな日々 単行本 – 2007/4/11
藤井 青銅
(著)
80年代ラジオ界を自伝的に綴るクロニクル
70年代終わりに放送作家になった著者が綴る、「ラジオがきらきら輝いていた時代」の自伝的クロニクルです。海千山千のディレクターにしごかれ、売れっ子アイドルたちと仕事をし、アニメの特番で盛り上がり、そして…。松田聖子、伊藤蘭、横山やすし、大滝詠一なども実名で登場し、青春小説としても感動的な「80年代ラジオ・グラフィティ」。人気イラストレーター木内達朗のウォームなイラストをカバーと各章に配し、ヴィジュアル面でもあの時代の空気を伝えます。
70年代終わりに放送作家になった著者が綴る、「ラジオがきらきら輝いていた時代」の自伝的クロニクルです。海千山千のディレクターにしごかれ、売れっ子アイドルたちと仕事をし、アニメの特番で盛り上がり、そして…。松田聖子、伊藤蘭、横山やすし、大滝詠一なども実名で登場し、青春小説としても感動的な「80年代ラジオ・グラフィティ」。人気イラストレーター木内達朗のウォームなイラストをカバーと各章に配し、ヴィジュアル面でもあの時代の空気を伝えます。
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/4/11
- ISBN-104093877122
- ISBN-13978-4093877121
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/4/11)
- 発売日 : 2007/4/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4093877122
- ISBN-13 : 978-4093877121
- Amazon 売れ筋ランキング: - 566,066位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,894位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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「第一回星新一ショートショートコンテスト」に入選。以降、作家兼脚本家・放送作家になり、「夜のドラマハウス」「オールナイトニッポン・スペシャル」「NHKFM青春アドベンチャー」「FMシアター」など、書いたラジオドラマは数百本。
腹話術師いっこく堂の脚本・演出を担当して衝撃的なデビューもプロデュース。
お土産のご当地パイを「ゆるパイ」と名付けて『ゆるパイ図鑑』という本を作り、なぜか財団法人・日本パイ文化財団の理事になる。
『東洋一の本』を書いて、日本の国語辞書にはじめて「東洋一」の項目を載せた。『「日本の伝統」の正体』『「日本の伝統」という幻想』という本はあやしげな日本の伝統を扱い、話題に。
最新刊は「トークの教室」(河出新書)
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年6月6日に日本でレビュー済み
私にとってテレビは近くて遠いもの。ラジオは遠くて近いもの・・・
そんなラジオの出演者のうしろで聞こえる笑い声、その人たちが放送作家であるということを私が認識したのは、中学生のときでした。
その笑い声にたどり着くまでに、これだけの苦悩、葛藤、喜びがあるんだー…ラジオって面白い!!これが読み終えた、素直な感想です。まだアナログ時代のラジオの裏側にあった活気がものすごく伝わってきて、同時に羨ましくも思いました。
これから放送作家になりたいと思っている人、放送作家とはなんぞや?と思っている人は必読!マニュアル本には載っていない、放送作家という仕事のリアルな姿がここに詰まっています。
そして藤井さんらしい楽しいのにどこか切ない文章は、読むものを飽きさせないので、小説としても十分楽しめました。
本当は5つ星にしたいところですが、まだまだ続きが読みたいので、あえて4つ星にしておきます^^
そんなラジオの出演者のうしろで聞こえる笑い声、その人たちが放送作家であるということを私が認識したのは、中学生のときでした。
その笑い声にたどり着くまでに、これだけの苦悩、葛藤、喜びがあるんだー…ラジオって面白い!!これが読み終えた、素直な感想です。まだアナログ時代のラジオの裏側にあった活気がものすごく伝わってきて、同時に羨ましくも思いました。
これから放送作家になりたいと思っている人、放送作家とはなんぞや?と思っている人は必読!マニュアル本には載っていない、放送作家という仕事のリアルな姿がここに詰まっています。
そして藤井さんらしい楽しいのにどこか切ない文章は、読むものを飽きさせないので、小説としても十分楽しめました。
本当は5つ星にしたいところですが、まだまだ続きが読みたいので、あえて4つ星にしておきます^^
2011年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本誌は著者・藤井青銅さんのデビューからの出来事を面白おかしく綴った自伝のような内容です!
私の本誌を読むきっかけは、同じく著者の本 ラジオにもほどがある (小学館文庫) を読み、その経歴に興味が湧いたからです。
ラジオ業界に興味がない方でも、放送作家に興味がない方でも、
皆さんが知っているあの芸人やあのアーティストのマネージメントや企画をしていた方が藤井さんだったと知れば、きっと驚き興味が湧くはず!!!
私自身も本作を読み、著者の凄さと共に、ブレイクした企画は意外と些細な出来事がきっかけなんだと業界の裏側を少しのぞけたような気がしました。
長々と感想を綴ってしまいましたが、実際に読めばわかります!是非ちょっとでも業界の裏側が気になる方にはオススメ致します。
私の本誌を読むきっかけは、同じく著者の本 ラジオにもほどがある (小学館文庫) を読み、その経歴に興味が湧いたからです。
ラジオ業界に興味がない方でも、放送作家に興味がない方でも、
皆さんが知っているあの芸人やあのアーティストのマネージメントや企画をしていた方が藤井さんだったと知れば、きっと驚き興味が湧くはず!!!
私自身も本作を読み、著者の凄さと共に、ブレイクした企画は意外と些細な出来事がきっかけなんだと業界の裏側を少しのぞけたような気がしました。
長々と感想を綴ってしまいましたが、実際に読めばわかります!是非ちょっとでも業界の裏側が気になる方にはオススメ致します。
2013年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とくにもんだいはないので、かんそうはとくにない。
おきゃくにこれいじょうをもとめるな。
おきゃくにこれいじょうをもとめるな。
2007年7月15日に日本でレビュー済み
懐かしくってスルスル読んじゃいました、書かれていることがリスナーとして体験したことばかりだったので。僕は著者より8歳ほど年下なんだけど、小中はニッポン放送全盛時代。小学校の文集に「将来の夢:ニッポン放送のアナウンサー」って書く位だったし(笑)、中学に入るとBCLなんてのも流行って。スカイセンサー5800で「欽ドン!」から「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」までヒゲ武時代の「大入りダイヤル」は、ほぼ欠かさず聞いてた。テレビはまだ一家に一台時代で、ラジオこそがパーソナルメディア、友達同士の共通言語だった。みんなニッポン放送聞いてたもん。デジタル・チューナーが珍しかったから、他局をザッピングって一般的じゃなかったし。最近はTBSが聴取率一位らしく、すごく意外。高校、大学になって文化放送に浮気したけど(「ラ講」とか(苦笑)、伊代ちゃんファンだったんで著者台本の「チャレンジ名作ライブラリー」とか)、TBSは地味だったもんね。それでも「林美雄(合掌!)パック」は聴いてたな。
今も若者は聴いてんのかなぁ?ラジオ。もちろんあの頃、テレビも共通言語だったけど、テレビは、フレームが目に入るし、家族が一緒だったりして、割合客観的なんだよね。ラジオは1人で聴くものだし、直接耳に入ってくるっていうか、心とか脳と一体になってる部分がある。あと、著者の台本の話じゃないけど、ラジオってその時流れたものをあらためて聴く機会なんてないから、記録じゃなくってまさに記憶で、だからそれを聴いてたってことは、共通の記憶ってことであり、世代論、連帯感を形成するメディアにもなっていた。歌謡曲やラジオっていう共通言語があった(あるいは共通言語しかなかった)時代と、個々の選択肢は無限で共通言語の無い時代…どっちがいいって決められないけど、「あの頃楽しかったな」って記憶だけは墓場まで持ってけるんだって思うと、ちょっと嬉しいかも。
今も若者は聴いてんのかなぁ?ラジオ。もちろんあの頃、テレビも共通言語だったけど、テレビは、フレームが目に入るし、家族が一緒だったりして、割合客観的なんだよね。ラジオは1人で聴くものだし、直接耳に入ってくるっていうか、心とか脳と一体になってる部分がある。あと、著者の台本の話じゃないけど、ラジオってその時流れたものをあらためて聴く機会なんてないから、記録じゃなくってまさに記憶で、だからそれを聴いてたってことは、共通の記憶ってことであり、世代論、連帯感を形成するメディアにもなっていた。歌謡曲やラジオっていう共通言語があった(あるいは共通言語しかなかった)時代と、個々の選択肢は無限で共通言語の無い時代…どっちがいいって決められないけど、「あの頃楽しかったな」って記憶だけは墓場まで持ってけるんだって思うと、ちょっと嬉しいかも。
2007年5月8日に日本でレビュー済み
受験勉強をしながら聞いていた番組の裏側に、放送作家とディレクターの様々なドラマがあったんだなぁ〜と感心しました。
しかも、何気なく聞いていたラジオの番組だけど、ドラマを一つ作るのに、制作者の思いがいっぱいつまっているんだと初めて知りました。
あっという間に読んでしまうくらい、本当に、面白い本でした。
しかも、何気なく聞いていたラジオの番組だけど、ドラマを一つ作るのに、制作者の思いがいっぱいつまっているんだと初めて知りました。
あっという間に読んでしまうくらい、本当に、面白い本でした。