マリオットやヒルトンの上級会員ですが、利用時には従業員を個として捉えた事はなく、ホテルという塊でサービスがなされていると思い込んでいたので、読んでいて少し怖くなる箇所がありました。
トラブル回避のために、家族にも伝えなければと思いました。
ニューヨークでの従業員とホテル側の関係は、大変勉強になりました。
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世界最高のホテル プラザでの10年間 単行本 – 2007/7/21
奥谷 啓介
(著)
ホテルのマネージャーが語る日米比較文化論
文化の交差点・ホテル。ニューヨークにある世界最高級ホテル、プラザのマネージャーとして、日本人客とのトラブルを長年にわたって処理してきた著者が、チェックイン・カウンターの内側から考察した日米比較文化論。
文化の交差点・ホテル。ニューヨークにある世界最高級ホテル、プラザのマネージャーとして、日本人客とのトラブルを長年にわたって処理してきた著者が、チェックイン・カウンターの内側から考察した日米比較文化論。
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/7/21
- ISBN-104093877238
- ISBN-13978-4093877237
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/7/21)
- 発売日 : 2007/7/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 258ページ
- ISBN-10 : 4093877238
- ISBN-13 : 978-4093877237
- Amazon 売れ筋ランキング: - 789,361位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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世界のホテルに詳しい日本人として、ニューヨークを拠点に、文筆、講演、コメンテーター活動を行う。日本人としてウエスティンホテルズ初の日本人学卒社員として入社後、1989年から海外のホテルに移動。最後の10年間を過ごしたニューヨークのプラザホテルは「プラザ合意」で知られる世界屈指の高級ホテル。「世界最高のホテル プラザでの10年間」「海外旅行が変わるホテルの常識」「サービス発展途上国日本」「なぜお客様は神様ですでは一流と呼ばれないのか」「超一流の働き方」をはじめ、アメリカでも電子書籍出版を行っている。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい1冊に出会えた
接客業に携わっている人には 特に読んで欲しい
接客業に携わっている人には 特に読んで欲しい
2018年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テーマはニューヨークのザ・プラザですが、作者はあとがきで言っているように日本人がアメリカの文化を知らないことを伝えたい気持ちが元にあることを感じました。
この本を読んでザ・プラザを知ることより、実際に泊まって見る方がはるかにプラザのホテルのことは分かるのではないかと思います。ただ、どうせ泊まるんだったらアメリカのことを良く知っておいた方が良いよという啓蒙を与えてくれます。文化を知り、考え方を知ることは良いコミュニケーションの土台になりますが、それを身近で役立てることができる場所がザ・プラザのようなグランドホテルなのでしょう。
この本を読んで少しでも昔から続く歴史のあるホテルに興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思います。そして、実際に泊まる時にはメイド部屋でなく主人が住むべき部屋に泊まりましょう。この部分に興味を持たれたら、ぜひ読んでくださいね。私は家族とスイートランクの部屋に泊まりに行くことにしました。
この本を読んでザ・プラザを知ることより、実際に泊まって見る方がはるかにプラザのホテルのことは分かるのではないかと思います。ただ、どうせ泊まるんだったらアメリカのことを良く知っておいた方が良いよという啓蒙を与えてくれます。文化を知り、考え方を知ることは良いコミュニケーションの土台になりますが、それを身近で役立てることができる場所がザ・プラザのようなグランドホテルなのでしょう。
この本を読んで少しでも昔から続く歴史のあるホテルに興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思います。そして、実際に泊まる時にはメイド部屋でなく主人が住むべき部屋に泊まりましょう。この部分に興味を持たれたら、ぜひ読んでくださいね。私は家族とスイートランクの部屋に泊まりに行くことにしました。
2007年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人に紹介され読み始めました。
ある曲をきっかけに中学生の頃にあこがれたアメリカ。
読めば読むほど引き込まれる文化と社会。
聞きしに勝る個人主義と分業制、意識の違いには
はっと気づかされるものがありました。
数字だけが最終目標なのはどの業種でも同じだけれど
その課程と余裕さに驚きものでした。
形は違えど同じサービス業を長く経験しましたが
それこそ、お客様は神様精心は
常に葛藤とストレスの量産ばかり。
参考になる本をありがとう。
サービスを受ける側に立つとむず痒いなぁと感じてた私には
アメリカは向いているのかも。
ある曲をきっかけに中学生の頃にあこがれたアメリカ。
読めば読むほど引き込まれる文化と社会。
聞きしに勝る個人主義と分業制、意識の違いには
はっと気づかされるものがありました。
数字だけが最終目標なのはどの業種でも同じだけれど
その課程と余裕さに驚きものでした。
形は違えど同じサービス業を長く経験しましたが
それこそ、お客様は神様精心は
常に葛藤とストレスの量産ばかり。
参考になる本をありがとう。
サービスを受ける側に立つとむず痒いなぁと感じてた私には
アメリカは向いているのかも。
2007年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
接客業をしていましたので、
ホテル関連、サービス関連の本は沢山読んできましたが、
こんな視点で書かれた本は読んだことがありませんでした。
日本人にとって、とても厳しい内容ですが、納得させられます。
海外旅行にでる日本人の行動様式と心構えに変革をもたらす、
画期的な本だと思います。
ホテル学校とか旅行専門学校などの教科書に最適。
文体からたちのぼってくる、
著者の上質な人間性(アクセルとブレーキのバランス)に、
相当学べるはず。
理知的で論理的な筆致に、
とても豊かな情感がさらさらと流れています。
ホテル関連、サービス関連の本は沢山読んできましたが、
こんな視点で書かれた本は読んだことがありませんでした。
日本人にとって、とても厳しい内容ですが、納得させられます。
海外旅行にでる日本人の行動様式と心構えに変革をもたらす、
画期的な本だと思います。
ホテル学校とか旅行専門学校などの教科書に最適。
文体からたちのぼってくる、
著者の上質な人間性(アクセルとブレーキのバランス)に、
相当学べるはず。
理知的で論理的な筆致に、
とても豊かな情感がさらさらと流れています。
2011年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本での価値観を外国でも押しつけようとする日本人観光客に是非読んでほしい1冊。又、ビジネス書としても読み応えがある。
プラザでの仕事を通して体験した、文化・習慣の違いを力説しており、著者自身のエピソードもとても興味深くい。
プラザでの仕事を通して体験した、文化・習慣の違いを力説しており、著者自身のエピソードもとても興味深くい。
2007年10月8日に日本でレビュー済み
うん、うん、わかるわかる。宿屋に携わる者として、苦労や楽しみ!!
日米の感覚の違いはあるものの、もてなしの心は、いっしょ・・
そんなハートフルな1冊
今度、イギリスに遊びに行きます。もてなされる立場になります。
チップなど習慣がないので、どんなタイミングかなどと不安に思ってたけど
この本のおかげでいい旅行者になれそうです。
ありがとうございました。
日米の感覚の違いはあるものの、もてなしの心は、いっしょ・・
そんなハートフルな1冊
今度、イギリスに遊びに行きます。もてなされる立場になります。
チップなど習慣がないので、どんなタイミングかなどと不安に思ってたけど
この本のおかげでいい旅行者になれそうです。
ありがとうございました。
2007年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの有名なプラザホテルのマネージャーが書いた本。
どんな裏話が、などとさもしい期待をしてはいけない。
そこはプライバシー厳守のホテル業。「こんな困ったお客様が・・・・」と書いてあってもそれは、不思議にどのような(金持ちなのか、有名人なのか、VIPなのか、フツーのおのぼりさんなのか)ゲストなのかまったく特定できず、日本人の文化観の違いに話をつけていて、そのあたりがとても品が良い。
日本人ゲストのトラブルは日本人だからというよりは、個人の解釈や行動レベルの違いではないかと思えるものもあるが。
日本人の「誠意を見せろ」は言葉の含意に「金銭による補償」があることを嫌というほど経験した著者が、モメゴトに消費する時間と効率をアメリカ式に考えてドライに金額合意をするプロセスは面白い。ホテルは真実をつきとめるトコロではないのだ。
以外にも、事実にこだわり妥協しないのはアメリカ人の同僚だったりするのである。
アメリカの学歴による職業格差は人種の問題の要因も大きく、ねじれた平等主義や訴訟という
法律社会が著書の職場のホテルでも再生産されているさまは、華やかなホテルの表舞台とは対照的にアメリカで生きていくことの厳しさと、緊張ぶりが想像される。
アメリカで、リーダーシップを発揮するナイスガイとしての振舞いについての要素をよく理解している著者は、確信的にナイスガイであっったろう。そんな著者が、最後はプラザを去ってセンチメンタルになってるところがやや湿っぽいが、ブランドホテルを去って今後どのように、人生の扉を開いて行かれるのかそちらに興味をそそられる。
業界関係者が読んでも十分に読み応えがある本です。
どんな裏話が、などとさもしい期待をしてはいけない。
そこはプライバシー厳守のホテル業。「こんな困ったお客様が・・・・」と書いてあってもそれは、不思議にどのような(金持ちなのか、有名人なのか、VIPなのか、フツーのおのぼりさんなのか)ゲストなのかまったく特定できず、日本人の文化観の違いに話をつけていて、そのあたりがとても品が良い。
日本人ゲストのトラブルは日本人だからというよりは、個人の解釈や行動レベルの違いではないかと思えるものもあるが。
日本人の「誠意を見せろ」は言葉の含意に「金銭による補償」があることを嫌というほど経験した著者が、モメゴトに消費する時間と効率をアメリカ式に考えてドライに金額合意をするプロセスは面白い。ホテルは真実をつきとめるトコロではないのだ。
以外にも、事実にこだわり妥協しないのはアメリカ人の同僚だったりするのである。
アメリカの学歴による職業格差は人種の問題の要因も大きく、ねじれた平等主義や訴訟という
法律社会が著書の職場のホテルでも再生産されているさまは、華やかなホテルの表舞台とは対照的にアメリカで生きていくことの厳しさと、緊張ぶりが想像される。
アメリカで、リーダーシップを発揮するナイスガイとしての振舞いについての要素をよく理解している著者は、確信的にナイスガイであっったろう。そんな著者が、最後はプラザを去ってセンチメンタルになってるところがやや湿っぽいが、ブランドホテルを去って今後どのように、人生の扉を開いて行かれるのかそちらに興味をそそられる。
業界関係者が読んでも十分に読み応えがある本です。