この本に触れるきっかけになったのは、看護系に進むことになった生徒の進学先の課題図書になっていたことです。
大切な人を失ってしまった悲しみ、極限状況の中での勇気、希望、思いやり、言葉では簡単に表すことのできない気持ちがひしひしと伝わってきます。
医療関係者だけでなく、多くの、特に若者に読んでもらいたい本です。
これから人生の様々な場面で出会うであろう局面で、「ともしび」として道を照らしてくれるでしょう
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ともしび 単行本 – 2011/8/1
シュープレス
(著, 編集)
力強く生きる姿がありました
東日本大震災を受け、たくさんの報道がなされましたが、教訓となるはなし、心に刻みたいエピソード、驚くべき体験というものが、膨大な情報とともに流れ去ってしまっています。ここで、いま一度振り返り、これからもずっと語り継いでいきたいはなしを、河北新報、福島民報、岩手日報、三陸新聞など地方紙に掲載された記事や、シュープレス独自の取材の中から集約し、写真とともにじっくり読める一冊にまとめました。
「家族に“避難しろ”と伝えられなかった消防士。最愛の妻と一人娘を津波で失った。その後も捜索活動に取り組むのは“仲間といると壊れないでいられる”からと。はんてん姿の男達が支え合っている」
「避難所の小学生が作る、いいことしか掲載しない“ファイト新聞”」
「“見捨てるなんて、同じ生きものとして恥ずかしい”――警戒区域となった原発20キロ圏内に戻り、放射能汚染で出荷できない牛をいまも世話し続ける畜産家」
「“計算していては商品提供に時間がかかりすぎる”店長の独断で、商品を無償提供した西友汐見台店。その後、一時閉店を告げた張り紙には“ご恩は一生忘れない”など感謝の言葉で埋まっていた」
「仙台から石巻へ続くたった一本の幹線道路。救援物資を届けた帰りの人が必ず目をとめる場所に、いつからか“ありがとう”と書かれたプレートが並べられた」…など
東日本大震災を受け、たくさんの報道がなされましたが、教訓となるはなし、心に刻みたいエピソード、驚くべき体験というものが、膨大な情報とともに流れ去ってしまっています。ここで、いま一度振り返り、これからもずっと語り継いでいきたいはなしを、河北新報、福島民報、岩手日報、三陸新聞など地方紙に掲載された記事や、シュープレス独自の取材の中から集約し、写真とともにじっくり読める一冊にまとめました。
「家族に“避難しろ”と伝えられなかった消防士。最愛の妻と一人娘を津波で失った。その後も捜索活動に取り組むのは“仲間といると壊れないでいられる”からと。はんてん姿の男達が支え合っている」
「避難所の小学生が作る、いいことしか掲載しない“ファイト新聞”」
「“見捨てるなんて、同じ生きものとして恥ずかしい”――警戒区域となった原発20キロ圏内に戻り、放射能汚染で出荷できない牛をいまも世話し続ける畜産家」
「“計算していては商品提供に時間がかかりすぎる”店長の独断で、商品を無償提供した西友汐見台店。その後、一時閉店を告げた張り紙には“ご恩は一生忘れない”など感謝の言葉で埋まっていた」
「仙台から石巻へ続くたった一本の幹線道路。救援物資を届けた帰りの人が必ず目をとめる場所に、いつからか“ありがとう”と書かれたプレートが並べられた」…など
- 本の長さ120ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/8/1
- ISBN-104093882037
- ISBN-13978-4093882033
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/8/1)
- 発売日 : 2011/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 120ページ
- ISBN-10 : 4093882037
- ISBN-13 : 978-4093882033
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,140,018位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 290,566位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月20日に日本でレビュー済み
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2013年5月13日に日本でレビュー済み
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私が岩手県出身という事で、東日本大震災の関連本を買い漁って読んでいます。
この本は、震災時やその直後に被災者の皆さんが、
どんな思いで、どんな行動をとったか良く解かるものです。
凄さを感じたのは、老若男女を問わず現状を受け入れ、
今、何が出来るかを模索し立ち上げる人達です。
皆、震災から一週間も経たずに動き始めています。
私がその立場だったら、茫然として失意の中で何もせずに過ごす気がします。
既にニ年の歳月が経過していますが、一刻も早い復興を祈っております。
この本は、震災時やその直後に被災者の皆さんが、
どんな思いで、どんな行動をとったか良く解かるものです。
凄さを感じたのは、老若男女を問わず現状を受け入れ、
今、何が出来るかを模索し立ち上げる人達です。
皆、震災から一週間も経たずに動き始めています。
私がその立場だったら、茫然として失意の中で何もせずに過ごす気がします。
既にニ年の歳月が経過していますが、一刻も早い復興を祈っております。
2015年3月21日に日本でレビュー済み
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先日、宮城県を訪れました。実際に行ってきたことで、改めて本を何冊か購入し、
振り返りました。文だけで理解してきたことと、実際に目で見て歩いて、
そのうえで文で感じたこと、全然違いました。
振り返りました。文だけで理解してきたことと、実際に目で見て歩いて、
そのうえで文で感じたこと、全然違いました。
2012年11月22日に日本でレビュー済み
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いろいろと想像することはできても、実際の出来事はウソをつかない。
負けないでな。
負けないでな。
2014年12月7日に日本でレビュー済み
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読ませて頂いています。福島が風化されないようにという願いを込めて…
2011年8月16日に日本でレビュー済み
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最初のページから涙が止まらなくなり、感動で胸がいっぱいになりました。
この震災の悲惨さ、そんな中にあっても人を思いやる優しさや強さが
この本には沢山書かれています。
私は沖縄在住ですので、被災地からも遠く、沖縄には原発もありませんから・・・
このような悲惨な状況の中でも強く生きている人々がいるということを
沖縄の子供たちに読んで聞かせてあげたいと思っています。
また、被災地の写真や復興に向けて頑張っている方々の笑顔が
とても心打たれます。
是非沢山の人たちに読んでもらいたい本だと思います。
この震災の悲惨さ、そんな中にあっても人を思いやる優しさや強さが
この本には沢山書かれています。
私は沖縄在住ですので、被災地からも遠く、沖縄には原発もありませんから・・・
このような悲惨な状況の中でも強く生きている人々がいるということを
沖縄の子供たちに読んで聞かせてあげたいと思っています。
また、被災地の写真や復興に向けて頑張っている方々の笑顔が
とても心打たれます。
是非沢山の人たちに読んでもらいたい本だと思います。
2011年9月7日に日本でレビュー済み
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東北で起きた未曾有の大震災。
新聞やテレビで数々の報道を目にしましたが、
この本で初めて読むこととなった話もたくさんありました。
全国ネットで報道されず、
埋もれてしまうかもしれないエピソードも丁寧に拾い集め、
被災地ならではの視点でひとつにまとめた本書は、
どこを読んでも心を打たれます。
震災発生から6ヶ月が経とうとしていますが、
あの出来事を風化させないためにも、
多くの人に読んでもらいたい一冊です。
新聞やテレビで数々の報道を目にしましたが、
この本で初めて読むこととなった話もたくさんありました。
全国ネットで報道されず、
埋もれてしまうかもしれないエピソードも丁寧に拾い集め、
被災地ならではの視点でひとつにまとめた本書は、
どこを読んでも心を打たれます。
震災発生から6ヶ月が経とうとしていますが、
あの出来事を風化させないためにも、
多くの人に読んでもらいたい一冊です。
2013年10月10日に日本でレビュー済み
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真実性や感情の精度。この本はかなり短いが、非常に感動的です。