プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,815¥1,815 税込
ポイント: 18pt
(1%)
無料お届け日:
4月6日 土曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,815¥1,815 税込
ポイント: 18pt
(1%)
無料お届け日:
4月6日 土曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥369
中古品:
¥369

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
60年代ポップ少年 単行本 – 2016/10/12
亀和田 武
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,815","priceAmount":1815.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,815","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Ve%2FhtF3y9kLCdP25bSQpQj9UkvhRQ19S%2BEl1RXa%2FARURZknqawzmkwSERgjrD9pYgJZpWPZFzyNS94T8SDZIaaT%2FsMjn7StXBE%2FpjkdvuWzWzoWgE7UjNauiG7lKQ%2FOUG1ZVr3%2B6R5w%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥369","priceAmount":369.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"369","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Ve%2FhtF3y9kLCdP25bSQpQj9UkvhRQ19SGJWkgCowTt7TdMqCz376G%2FkPShgm8KWT%2FSyxGMA0wtf%2B3GPzhAvQU9L5lx6WEn1Cl24NtBqWiVv51oKd7zzlRcSFEbffXzdvhIQLMjWRg9Xih7wAQtwzweDfdwZgYNnxJFD%2FPvpjNeQI8O2FIuXfOw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
ポップ史観で60年代を辿る自伝的エッセイ
一九六〇年、十二歳。坂本九の「悲しき60才」でポップスに目覚めた亀和田少年は、ビートルズの登場で、それまで全盛だった和製ポップスが懐メロ化してしまったと嘆く。渋谷道玄坂で、毎月1がつく日に開催され、プロ作家も参加したSF好きの「一の日会」に通い、東京オリンピック開会式の日は、お祭り騒ぎに興味がなくて、ひとり千鳥ヶ淵でボートを漕いだ。吉祥寺の私大で右翼学生と渡り合い、デモで別セクトにいた美少女に恋をする。そして、童貞少年が夢中になった吉行淳之介の性小説、新宿のジャズ喫茶、映画館など、多感な少年時代をポップに生きた著者の痛快ネタ満載。「ビートルズとバリケードが俺の青春だ」なんて嘘っぱちだ。卓越した記憶力で、既成の60年代史観をくつがえす、名コラムニストの会心の作。
一九六〇年、十二歳。坂本九の「悲しき60才」でポップスに目覚めた亀和田少年は、ビートルズの登場で、それまで全盛だった和製ポップスが懐メロ化してしまったと嘆く。渋谷道玄坂で、毎月1がつく日に開催され、プロ作家も参加したSF好きの「一の日会」に通い、東京オリンピック開会式の日は、お祭り騒ぎに興味がなくて、ひとり千鳥ヶ淵でボートを漕いだ。吉祥寺の私大で右翼学生と渡り合い、デモで別セクトにいた美少女に恋をする。そして、童貞少年が夢中になった吉行淳之介の性小説、新宿のジャズ喫茶、映画館など、多感な少年時代をポップに生きた著者の痛快ネタ満載。「ビートルズとバリケードが俺の青春だ」なんて嘘っぱちだ。卓越した記憶力で、既成の60年代史観をくつがえす、名コラムニストの会心の作。
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2016/10/12
- 寸法13.1 x 2.1 x 18.8 cm
- ISBN-104093884714
- ISBN-13978-4093884716
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2016/10/12)
- 発売日 : 2016/10/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 316ページ
- ISBN-10 : 4093884714
- ISBN-13 : 978-4093884716
- 寸法 : 13.1 x 2.1 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 598,088位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何だかんだ言って亀和田さんは硬派な文章を書くね!
2016年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
亀和田武さん(1949年 1/30~)は、「本の雑誌」「噂の真相」、などでコラム等をよく読んでいましたが、単行本を読むのは今回が初めてです。
本書は、雑誌掲載のエッセイが基になっていて、亀和田さんの青春史ということになりますが、
同時に、激動の60年代の世相史、風俗史、サブカルチャー史としての側面が強く出ていて、非常に面白く読ませてもらいました。
亀和田さんは、60年坂本九の「悲しき60歳」でポップスに目覚めたそうですが、
この年代の人は、大なり小なり漣健児の超訳ともいえる、和製ポップスの洗礼にあっているのではないでしょうか!
弘田三枝子「ヴァケーション」、中尾ミエ「可愛いベイビー」、飯田久彦「ルイジアナ・ママ」・・・・・。
そして、この時代にピリオドを打ったのがビートルズというわけです。今までのポップスは、あっという間に懐メロになり、
そういうことで、亀和田さんは、ビートルズが大嫌いなんだそうです!!
しかし、私自身に関しては、ビートルズだけでなく、加山雄三、ビーチ・ボーイズ、ヴェンチャーズ、ストーンズ、荒木一郎・・・
気に入ったものは何でも聴いていました。
そして、次にのめり込むのがSF、ジャズ、アイビー・ファッション、フランス映画、マンガ、ということになります。
ジャズ喫茶で、しゃべると怒られるので、乙に澄まして、コルトレーンを聴く、今から考えると信じられませんね!!
そして、私たちの世代では、何らかの意味で殆どの人が関わった学生運動!!
私自身はノンポリでしたが、先輩はスクラムを組んでデモに参加していました。
私の友人も御堂筋で、機動隊と向き合って投石していました。
私の合格した大学も、学園封鎖で、講義の再開は、9月からということになったので、あきらめ、予備校に通うことになりました。
しかし、この学生運動、亀和田さんも書いているように、決して、ベトナム人民や成田農民のためではなく、
楽しくて仕方ないからやった、これが大多数の人の考えではないのかな、と思います。
澁澤龍彦・・私の場合は手帖3部作・・・、小松左京、サリンジャー・・いまではみんなメジャーですが、その当時は知る人ぞ知るという存在でした!
私自身は亀和田さんほど悪くはなかったのですが・・・・?、非常に共感をもって読ませてもらいました!!
本書は、雑誌掲載のエッセイが基になっていて、亀和田さんの青春史ということになりますが、
同時に、激動の60年代の世相史、風俗史、サブカルチャー史としての側面が強く出ていて、非常に面白く読ませてもらいました。
亀和田さんは、60年坂本九の「悲しき60歳」でポップスに目覚めたそうですが、
この年代の人は、大なり小なり漣健児の超訳ともいえる、和製ポップスの洗礼にあっているのではないでしょうか!
弘田三枝子「ヴァケーション」、中尾ミエ「可愛いベイビー」、飯田久彦「ルイジアナ・ママ」・・・・・。
そして、この時代にピリオドを打ったのがビートルズというわけです。今までのポップスは、あっという間に懐メロになり、
そういうことで、亀和田さんは、ビートルズが大嫌いなんだそうです!!
しかし、私自身に関しては、ビートルズだけでなく、加山雄三、ビーチ・ボーイズ、ヴェンチャーズ、ストーンズ、荒木一郎・・・
気に入ったものは何でも聴いていました。
そして、次にのめり込むのがSF、ジャズ、アイビー・ファッション、フランス映画、マンガ、ということになります。
ジャズ喫茶で、しゃべると怒られるので、乙に澄まして、コルトレーンを聴く、今から考えると信じられませんね!!
そして、私たちの世代では、何らかの意味で殆どの人が関わった学生運動!!
私自身はノンポリでしたが、先輩はスクラムを組んでデモに参加していました。
私の友人も御堂筋で、機動隊と向き合って投石していました。
私の合格した大学も、学園封鎖で、講義の再開は、9月からということになったので、あきらめ、予備校に通うことになりました。
しかし、この学生運動、亀和田さんも書いているように、決して、ベトナム人民や成田農民のためではなく、
楽しくて仕方ないからやった、これが大多数の人の考えではないのかな、と思います。
澁澤龍彦・・私の場合は手帖3部作・・・、小松左京、サリンジャー・・いまではみんなメジャーですが、その当時は知る人ぞ知るという存在でした!
私自身は亀和田さんほど悪くはなかったのですが・・・・?、非常に共感をもって読ませてもらいました!!
2017年1月31日に日本でレビュー済み
漫画家が描く女の子に惹かれることなど皆無だったが、江口寿史によるこの表紙イラストは好い。
初出は『本の窓』(小学館)に連載された、著者12~22歳までの出来事。
内容は、ビートルズ出現前のポップスに夢中になった時代、漫画、SF、ジャズ喫茶、学生運動がメイン。
目次P3に堂々と記載されている“ライム麦畑~”は、勿論、“ライ麦畑~”の誤植ですので、再版では直しておいてください。
“世界一ビートルズを憎む男”(P313)、四人の登場で一掃された、漣健児(シンコーミュージックの二代目草野昌一さん。ナベプロの渡辺晋さんに原盤製作権のノウハウを伝授。本書には書いてないが、新田宣夫の名で訳した「赤鼻のトナカイ」は毎年X’マス時期にとんでもない著作権料を稼ぎ出したらしい)が意訳した海外ポップ・ソング群の熱烈なファンなのだそうだ。
P43、椎名誠さん17歳時の同社発行『ミュージック・ライフ』への投稿文面が、そのまま掲載されている。
そっかぁー、自ら宣う“純情少年”(大人になってもシャイっぽいけど)は、ウエスタン・バンドを創りたかったのだね。
かなりのSF好きで鏡明とも親しかったようだが、その友人荒俣宏の名前は出てこない。
また、著者が二浪して入った成蹊大には、2歳下(学年は3学年下)の桐野夏生、3歳下の小池真理子が籍を置いていて、二人とも学生運動に足を突っ込みジャズ喫茶に入り浸っていたクチだが、両者とも登場せず。
最も多くページ数を割いているのが、学生運動。
しかし、P211~、代ゼミ隣りの立ち食いそばチェーン店「梅もと」のかけそば、もりそばが両方30円(安かったんだなあ~)から5円値上げになるからと、ビラまで配って反対運動をするか?
P215、予備校で結成された「浪平連」、「全浪連」というダサダサなネーミングも今ではギャグみたいに思え、テロルや内ゲバで人が死ぬことさえなければ、団塊世代が懐かしむように、まだまだのんびりした時代でもあったのだろう。
当時の資料を丁寧に確認、記憶の捏造を極力排し、誠実にしたためた社会世相史及びサブ・カルチャー史としても興味深く読める。
P241~、言わずと知れた北野武と、連続射殺魔として怖れられ逮捕後に執筆活動を始めた永山則夫がアルバイトをし、作家になる前の中上健次が常連だったという新宿ジャズ喫茶の怪しい都市伝説検証は、なかなか貴重でさえあると思う。
このような調子で、是非、伝説のアリス出版時代のことも書いてください。
初出は『本の窓』(小学館)に連載された、著者12~22歳までの出来事。
内容は、ビートルズ出現前のポップスに夢中になった時代、漫画、SF、ジャズ喫茶、学生運動がメイン。
目次P3に堂々と記載されている“ライム麦畑~”は、勿論、“ライ麦畑~”の誤植ですので、再版では直しておいてください。
“世界一ビートルズを憎む男”(P313)、四人の登場で一掃された、漣健児(シンコーミュージックの二代目草野昌一さん。ナベプロの渡辺晋さんに原盤製作権のノウハウを伝授。本書には書いてないが、新田宣夫の名で訳した「赤鼻のトナカイ」は毎年X’マス時期にとんでもない著作権料を稼ぎ出したらしい)が意訳した海外ポップ・ソング群の熱烈なファンなのだそうだ。
P43、椎名誠さん17歳時の同社発行『ミュージック・ライフ』への投稿文面が、そのまま掲載されている。
そっかぁー、自ら宣う“純情少年”(大人になってもシャイっぽいけど)は、ウエスタン・バンドを創りたかったのだね。
かなりのSF好きで鏡明とも親しかったようだが、その友人荒俣宏の名前は出てこない。
また、著者が二浪して入った成蹊大には、2歳下(学年は3学年下)の桐野夏生、3歳下の小池真理子が籍を置いていて、二人とも学生運動に足を突っ込みジャズ喫茶に入り浸っていたクチだが、両者とも登場せず。
最も多くページ数を割いているのが、学生運動。
しかし、P211~、代ゼミ隣りの立ち食いそばチェーン店「梅もと」のかけそば、もりそばが両方30円(安かったんだなあ~)から5円値上げになるからと、ビラまで配って反対運動をするか?
P215、予備校で結成された「浪平連」、「全浪連」というダサダサなネーミングも今ではギャグみたいに思え、テロルや内ゲバで人が死ぬことさえなければ、団塊世代が懐かしむように、まだまだのんびりした時代でもあったのだろう。
当時の資料を丁寧に確認、記憶の捏造を極力排し、誠実にしたためた社会世相史及びサブ・カルチャー史としても興味深く読める。
P241~、言わずと知れた北野武と、連続射殺魔として怖れられ逮捕後に執筆活動を始めた永山則夫がアルバイトをし、作家になる前の中上健次が常連だったという新宿ジャズ喫茶の怪しい都市伝説検証は、なかなか貴重でさえあると思う。
このような調子で、是非、伝説のアリス出版時代のことも書いてください。
2016年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
亀和田さんより5歳ほど下の世代ですが、当時の東京の雰囲気を思い出しました。せつない感じも含めて、とても面白かったです。
2017年7月23日に日本でレビュー済み
本書は2016年10月出版。2017年の7月前後に、週刊誌か何かで本書を知り手に取ったが、ビートルズが嫌いと言うのが面白いと感じて手に取った。亀和田武氏は名前だけは知っているだけの人と言う認識だったが、実は亀田誠治氏と勘違いして読んでいた(恥)。
それは兎も角、ほとんどが自分の生まれる前の出来事にも関わらず、またそこまで興味の無い60年代をここまで楽しく読ませてくれた著者の筆力に脱帽した。
亀和田氏は49年1月生まれ。歌手のイルカが50年の12月。2学年の違いが、片やアンチ・ビートルズ、片や熱狂的ファンとなるのは、人それぞれとも言えるが、激動の時代ゆえとも言えるのだろう。
この手の本は、多少自分を美化したり記憶の塗り替えがあったりするものだが、亀和田氏は潔く自分を曝け出している。60年代の内容だが、2010年代の高校生や大学生も、もし今自分自身が見えていなく、目標も持っていなかったり、クラスメートとの関係に悩んでいたりしたら、本書を読んで見れば、一つの回答が出るかもしれない。
ビートルズより歌謡ポップ、野獣会より一の日会、東京オリンピックより千鳥が淵でのボートなど、単なる捻くれ者じゃんとも片付けられるが、かなりの人が持っている「メジャーも良いけどこっちもね」と言った感覚を上手く表現している。
それは兎も角、ほとんどが自分の生まれる前の出来事にも関わらず、またそこまで興味の無い60年代をここまで楽しく読ませてくれた著者の筆力に脱帽した。
亀和田氏は49年1月生まれ。歌手のイルカが50年の12月。2学年の違いが、片やアンチ・ビートルズ、片や熱狂的ファンとなるのは、人それぞれとも言えるが、激動の時代ゆえとも言えるのだろう。
この手の本は、多少自分を美化したり記憶の塗り替えがあったりするものだが、亀和田氏は潔く自分を曝け出している。60年代の内容だが、2010年代の高校生や大学生も、もし今自分自身が見えていなく、目標も持っていなかったり、クラスメートとの関係に悩んでいたりしたら、本書を読んで見れば、一つの回答が出るかもしれない。
ビートルズより歌謡ポップ、野獣会より一の日会、東京オリンピックより千鳥が淵でのボートなど、単なる捻くれ者じゃんとも片付けられるが、かなりの人が持っている「メジャーも良いけどこっちもね」と言った感覚を上手く表現している。