中古品:
¥614 税込
配送料 ¥240 5月24日-26日にお届け(4 時間 42 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

消された信仰: 「最後のかくれキリシタン」--長崎・生月島の人々 単行本 – 2018/5/30

3.8 5つ星のうち3.8 50個の評価

新・世界遺産から黙殺された島があった!

250年以上も続いたキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた「かくれキリシタン」たち。その歴史に光を当てようとしたのが日本で22番目の世界遺産となる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だ。

ところが、PRのために長崎県が作ったパンフレットからは、「最後のかくれキリシタンが暮らす島」の存在がこっそり消されていた。

その島の名は「生月島(いきつきしま)」。

今も島に残る信仰の姿は、独特だ。音だけを頼りに伝承されてきた「オラショ」という祈り、西洋画と全く違う筆致の「ちょんまげ姿のヨハネ」の聖画……取材を進める中で、著者はこの信仰がカトリックの主流派からタブー視されてきたことを知る。一体、なぜ――。

第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。選考委員激賞!

◎高野秀行(ノンフィクション作家)
「世界遺産の意義とは? キリスト教とは何か? 奥深い問いを投げかける作品だ」

◎三浦しをん(作家)
「いまを生きる『かくれキリシタン』たちの生の声が胸を打つ。綿密な取材に感動した」

◎古市憲寿(社会学者)
「『ちょんまげ姿のヨハネ』をはじめ、謎めいた習俗を紐解く過程が抜群に面白い!」

【編集担当からのおすすめ情報】
「かくれキリシタン」を描いた作品では、作家・遠藤周作氏の小説『沈黙』があまりに有名です。

“弱き転び者”に寄り添う作品を世に送り出した遠藤氏は、生月島で信仰を守り続ける人たちをどう見ていたのか。この点についても、著者は意外な事実を明らかにしていきます。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2018/5/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/5/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 255ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093886210
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093886215
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.7 x 2.1 x 19.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 50個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
広野真嗣
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
50グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 大変興味深い内容でした。隠れキリシタンが消え行くのは知っていましたが、その裏にはカトリックと隠れキリシタンの確執があると言う事を、改めて知りました。
2021年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
島田佑己氏の文庫版解説中で、隠れキリスタン信仰の研究者はキリスト信者になりやすいが
信仰がかかわると、モノの見方は歪む、歪みを明るみに出したことで、アカデミズムに対する貴重な批判になっている。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月11日に日本でレビュー済み
平戸・生月には個人的に興味があったので手に取りました。
宗教という観点からの生月を知れて勉強になりました。
一方、考察が浅い印象を受け、物足りなさを感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自らの信じるもの、よりどころとするものを心の内に守り抜く人々。
時の権力者による、存在の否定、迫害にもかかわらず、屈せず揺らがなかった崇高な精神。
その事実に感動を覚える。
今の日本人はそれほど守るべき思想、精神、生き様を自覚しているだろうか。
同時に、ユネスコ、歴史学者、ローマカトリック等の、権威者の都合での識別、差別。
現代でも同様に、権力者権威者による浅薄な仕訳が行われている事実。
そうした、変わらない人間の愚かしさまでを洗い出している。
「そっとしておいてほしい」という隠れキリシタンの末裔の言葉は、受け身の弱者としてではなく、外界には左右されない確固とした精神の吐露であると思う。
信仰の対象がどうのといった枠を超えて、先祖より伝えられた精神を心を守っていくという崇高な存在としての暮らしが在る。
偏見や先入観に偏よることのないように真摯に取材する作者の姿勢も素晴らしい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カクレキリシタンと潜伏キリシタンに興味があつたので参考書として購入しました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
必読の文献。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯にある「カトリック史の「重大タブー」に迫る」は、かくれキリシタン信仰が、カトリックではないと教会側や研究者が言ってきたことであるとすれば、少しでもかくれキリシタンのことを聞き齧った人なら、当たり前の話。現在の習俗調査も、ほとんど島の館の学芸員の人から聞いたもの。であれば、その学芸員の中園氏が近年出版された本を読むほうが、本当のかくれキリシタン理解につながるであろう。なんとか大賞に値するとはとても思えない。遺産指定までの流れや内側の動きをほとんど調査せず、表面的な情報源に止まり、あまつさえ「黙殺された」という言説を無理やり捏造している。文章も稚拙で、プロの物書きとは思えない。ブームに乗らんとする悪書か。ブームの終焉とともに、消え去るであろう。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「最後のかくれキリシタン」長崎・生月島の人々 消された信仰

の書名に負けています
「生月島の人々」に突っ込んだ内容も無く、頼んで儀式を見せてもらう程度
あとは、地元の学芸員のお世話とタクシーの運転手さん頼みの内容…

小学館ノンフィクション賞のレベルが低いのかな?
長崎のキリスト教関連世界遺産化で相当下駄をはかせた感があります

これはノンフィクションというよりは、紀行エッセイに近い内容、文章も拙いです

遠藤周作の「沈黙」とその周辺作品、エッセイの方をお勧めします
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート