ジャーナリストや文化人が俯瞰で語る文章ではなく、実際に傭兵として当事者だったからこそ紡げる内容が書き連ねてある。これはデータ上や図面上だけで拾えるものでは無く、汗を流して血反吐に塗れながら生き抜いてきた著者の軌跡に他ならない。
昨今は、目先のことに無頓着で広い視野も朧気な日和見、揚げ足取りに全力で根本的な解決法や対案なども無い風見鶏が跋扈している。
その中で、著者が自分の生き方と仕事に対する誇りを明確にしている姿勢は眩しく感じた。
指先や口先で平和やナショナリズムを語る前に、1度はこの本を読んでほしい。
失礼かもしれませんが、本当に面白く、興味が尽きることなく読了しました。
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傭兵の誇り 単行本 – 2001/11/28
高部 正樹
(著)
アフガン、ボスニア、カレン…他国の平和の為に己の命を賭けて戦い続ける日本人傭兵の実録体験記。口先だけで平和を語る似非ヒューマニストを糺し、戦渦を潜り抜けてきた体験から「戦争」と「平和」の意味を問う!
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2001/11/28
- ISBN-10409389261X
- ISBN-13978-4093892612
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商品の説明
出版社からのコメント
命を賭け戦い続ける日本人傭兵の実録体験記。
内容(「MARC」データベースより)
強さを求めて兵士になることを決意し、ソ連共産軍と戦闘中のアフガニスタンに飛び込み、傭兵生活を始めた著者が自らの傭兵生活と戦争の実態について語る。『SAPIO』連載に加筆修正し再構成。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2001/11/28)
- 発売日 : 2001/11/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 287ページ
- ISBN-10 : 409389261X
- ISBN-13 : 978-4093892612
- Amazon 売れ筋ランキング: - 158,877位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27位中東のエリアスタディ
- - 123位その他の軍事関連書籍
- - 777位政治入門
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トップレビュー
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2022年5月17日に日本でレビュー済み
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取材なしのイデオロギーで書かれた新聞記事より為になります。
勿論、筆者の主観であ事はご承知あれ。
勿論、筆者の主観であ事はご承知あれ。
2021年2月19日に日本でレビュー済み
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普通は目にできない傭兵の実態を知ることができる、興味深い本だった。まあ平和至上主義者の皆様方にはあまりお勧めできないが、そうでないなら買って損はしないと思う
2006年6月13日に日本でレビュー済み
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高部正樹さんの影響で子どもが傭兵になりたいと言っている。はじめは傭兵などはいい加減な者だと考えていたが、この本を読んでそうではないということがわかった。しかし、日本に生まれながらあえて戦場を選んだことに心から共感できない部分もあるのは事実である。
2017年1月31日に日本でレビュー済み
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海外から見た日本、日本人が如何に海外の戦争に対し無関心なのかがよく分かります。文字通り命懸けだからこそ著者の言葉に重みがある。
同じく傭兵の事を取り上げたBig boy ruleという本が昔ピュリッツァー賞を受賞したが、これも遜色無いように感じた。あくまでも個人的感想だが。
同じく傭兵の事を取り上げたBig boy ruleという本が昔ピュリッツァー賞を受賞したが、これも遜色無いように感じた。あくまでも個人的感想だが。
2016年1月31日に日本でレビュー済み
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本物です。
妥協や甘えを一切許さない、男達の実話です。
公務員や政治家に読んでもらいたい。
妥協や甘えを一切許さない、男達の実話です。
公務員や政治家に読んでもらいたい。
2009年8月12日に日本でレビュー済み
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傭兵という職業が現実に存在することにまず驚いた。しかも著者は、戦争とはあまり縁のない日本人なのだ。そんな著者が戦場での体験をリアルに書いている。常に死と隣り合わせの過酷な状況、劣悪な環境の中で日々戦う傭兵達、その非日常の世界を文章を通して体験することができる。しかし、これは紛れもない現実であって実際に世界のどこかでこのような紛争が起こってることを忘れてはならない・・
2020年3月23日に日本でレビュー済み
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タイトルままです。特に感想がないほど何もない。