こんなにも丁寧に事件の背景を綴った本なのに、加害者への怒りや厳罰を訴えるレビューが多くて驚きました。
義母はよく虐待のニュースを見て「信じられない」と言っていますが、孫がイジワルをした時は無視したり「嫌い」「一生遊ばない」など、大人気なく孫を拒絶しています。
私は普通!虐待する奴らはおかしい!と決め込んでいる人ほど、私は危ういのではないかと思っています。
日々子育てに悩みながらも何とかやっている身として、自分のみならず、地域で困っているお母さんはいないか、おかしいなと感じる家庭はないか。もし見かけたら、勇気を出して一歩踏み込める人間になりたいです。
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ネグレクト: 育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか 単行本 – 2004/11/1
杉山 春
(著)
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第11回小学館ノンフィクション賞受賞作
ネグレクト【neglect】育児放棄。子供に食事を満足に与えなかったり、病気やけがを放置したり、長期間入浴させないなど保護者としての責任を放棄する行為で、児童虐待の中でも近年急増している。2000年12月10日、愛知県名古屋市近郊のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が20日近くも段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態で亡くなった。両親はともに21歳、十代で親になった茶髪の夫婦だった。なぜ、両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。3年半を超える取材を通じてその深層に迫った衝撃の事件ルポルタージュ。
ネグレクト【neglect】育児放棄。子供に食事を満足に与えなかったり、病気やけがを放置したり、長期間入浴させないなど保護者としての責任を放棄する行為で、児童虐待の中でも近年急増している。2000年12月10日、愛知県名古屋市近郊のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が20日近くも段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態で亡くなった。両親はともに21歳、十代で親になった茶髪の夫婦だった。なぜ、両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。3年半を超える取材を通じてその深層に迫った衝撃の事件ルポルタージュ。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/11/1
- ISBN-104093895848
- ISBN-13978-4093895842
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/11/1)
- 発売日 : 2004/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4093895848
- ISBN-13 : 978-4093895842
- Amazon 売れ筋ランキング: - 694,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,018位社会福祉関連書籍
- - 93,651位暮らし・健康・子育て (本)
- - 109,897位ノンフィクション (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいる間にふと、ひと昔前に流行った携帯型の育成ゲーム機を思い出した。
特定のコマンドを選んで、ご飯を与えたり遊んであげたりトイレを流してキャラクターを育てるゲームだ。
ゲームの仕様上、時間になると音が鳴って必要な世話を画面上に要求する。
発売日には日の出前から玩具屋の行列に並んで親に買ってもらい、学校にもこっそり持っていって先生にバレないように甲斐甲斐しく世話をした。
子供心に熱心に世話をしても、なかなか思った通りのキャラクターに育ってくれなくて手を焼いたものだった。
そのうちにブームが過ぎさり、ゲーム自体にも飽きてほったらかしにしてしまった。
内蔵の電池が切れるまで、虚しく家のどこかからピーッピーッと世話を必要とする音が鳴っていたのを覚えている。
…あまりにも惨い。
この一言に尽きる。
事件発覚後、拘留中の雅美がノートに書いた言葉や、公判中の智則の証言を読んで総毛立った。
自分たちがしてしまったことの後悔を口にしていながら、それをバネに次こそ頑張ろうという明るさともとれる前向きな表現が途方もなく空恐ろしかった。
珍しく筆者の考えが書かれている部分で、『グロテスク』という言葉で表現されていた。
記録者としての立場を忠実に守ってきた筆者が、ついに想いを述べた部分である。
もとから事件の概要をある程度調べていただけに、救いが無いことは最初から分かっていた。
それにしてもあまりにも酷い。あまりに惨すぎる。
心から真奈ちゃんのご冥福をお祈りします。
特定のコマンドを選んで、ご飯を与えたり遊んであげたりトイレを流してキャラクターを育てるゲームだ。
ゲームの仕様上、時間になると音が鳴って必要な世話を画面上に要求する。
発売日には日の出前から玩具屋の行列に並んで親に買ってもらい、学校にもこっそり持っていって先生にバレないように甲斐甲斐しく世話をした。
子供心に熱心に世話をしても、なかなか思った通りのキャラクターに育ってくれなくて手を焼いたものだった。
そのうちにブームが過ぎさり、ゲーム自体にも飽きてほったらかしにしてしまった。
内蔵の電池が切れるまで、虚しく家のどこかからピーッピーッと世話を必要とする音が鳴っていたのを覚えている。
…あまりにも惨い。
この一言に尽きる。
事件発覚後、拘留中の雅美がノートに書いた言葉や、公判中の智則の証言を読んで総毛立った。
自分たちがしてしまったことの後悔を口にしていながら、それをバネに次こそ頑張ろうという明るさともとれる前向きな表現が途方もなく空恐ろしかった。
珍しく筆者の考えが書かれている部分で、『グロテスク』という言葉で表現されていた。
記録者としての立場を忠実に守ってきた筆者が、ついに想いを述べた部分である。
もとから事件の概要をある程度調べていただけに、救いが無いことは最初から分かっていた。
それにしてもあまりにも酷い。あまりに惨すぎる。
心から真奈ちゃんのご冥福をお祈りします。
2018年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真奈ちゃんが餓死した時と同じくらいの歳の子供がいます。また、年子で下の子もいます。
真奈ちゃんの死に方が悲惨過ぎて、読み終わりに泣きました。
この事件を、両親が育った環境のせいにするのはいかがなものかと思う。
恵まれた環境で育ってなくても、子供を可愛がり、立派に育てている人は沢山いる。
読んでいる限り、この両親は何も反省していないと思いました。
智則被告の「いい勉強になりました、今後に生かしたい」の言葉、、、
人ひとり殺しておいて、しかも幼い子供を殺しておいて、よく言えるなと思った。
今の日本で餓死なんて考えられない。
育てられないなら保護してもらうなり、何故考えられないのか理解できない。
懲役7年の刑の軽さも理解できない。
子供を殺した人たちは同じ方法で死刑になればいいのに、、、
自分に降りかからないと死んだ子供の気持ちを理解できない人種だろうから。
真奈ちゃんが、天国で幸せになりますように。
そして、この両親が下の2人も殺しませんように。
真奈ちゃんの死に方が悲惨過ぎて、読み終わりに泣きました。
この事件を、両親が育った環境のせいにするのはいかがなものかと思う。
恵まれた環境で育ってなくても、子供を可愛がり、立派に育てている人は沢山いる。
読んでいる限り、この両親は何も反省していないと思いました。
智則被告の「いい勉強になりました、今後に生かしたい」の言葉、、、
人ひとり殺しておいて、しかも幼い子供を殺しておいて、よく言えるなと思った。
今の日本で餓死なんて考えられない。
育てられないなら保護してもらうなり、何故考えられないのか理解できない。
懲役7年の刑の軽さも理解できない。
子供を殺した人たちは同じ方法で死刑になればいいのに、、、
自分に降りかからないと死んだ子供の気持ちを理解できない人種だろうから。
真奈ちゃんが、天国で幸せになりますように。
そして、この両親が下の2人も殺しませんように。
2018年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無関心、自己中心的な親による虐待。子どもたちは声を上げることの出来ない悲しさが伝わる。家族のようにみえても、他人以上に憎しみあい、辛く当たる。家族だから、甘えてしまうのか。
2019年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悪しからず
蛍の墓も見れない人間にはちょっときつい
ダメですね
蛍の墓も見れない人間にはちょっときつい
ダメですね
2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
虐待をする親ってどんな心理でそんなことするの?ってゆー感じでこの本にたどり着いて読んでみました。やはり生い立ちや生活環境がかなり重要なんだなと思いました。私自身3人の子育て中です。沢山の愛情と整った生活環境を与えてあげなければなと改めて感じました。私は母子家庭で育ちましたが母には沢山の愛情を注いでもらったと感じています。子供達が大きくなったとき同じように感じでもらいたいです。
どこかで、虐待のニュースに出るような親と私は違うんだ!と確認したくて読んだのかもしれません。でも、もしかしたら誰にでもそちら側になってしまう可能性もあるのかもしれません。
虐待事件があったとき、TVの報道では、親の非難ばかりされがちですが、もっと深いとこまで知ってほしいな、虐待の本質を紐解いて報道してほしいなと思いました。
それから専門家と呼ばれる人達がもっと増えて親のケアまできちんと行き渡るようになればな、とか、施設に預けられた子供達へのケアなども…。
兄妹への虐待を目の当たりにして親が逮捕され残された子供っていったいどんな大人になるのかな。
今こんなに虐待件数が増えていて、その子達が親になったらまた負の連鎖が続いて…考えただけで怖いな。
1人でも多くの子供達を救ってあげられる世の中になってほしいです。
どこかで、虐待のニュースに出るような親と私は違うんだ!と確認したくて読んだのかもしれません。でも、もしかしたら誰にでもそちら側になってしまう可能性もあるのかもしれません。
虐待事件があったとき、TVの報道では、親の非難ばかりされがちですが、もっと深いとこまで知ってほしいな、虐待の本質を紐解いて報道してほしいなと思いました。
それから専門家と呼ばれる人達がもっと増えて親のケアまできちんと行き渡るようになればな、とか、施設に預けられた子供達へのケアなども…。
兄妹への虐待を目の当たりにして親が逮捕され残された子供っていったいどんな大人になるのかな。
今こんなに虐待件数が増えていて、その子達が親になったらまた負の連鎖が続いて…考えただけで怖いな。
1人でも多くの子供達を救ってあげられる世の中になってほしいです。
2015年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
根気よく取材された事実です。
読むのはつらかったけど、読んでよかったです。
育児放棄=ダメな親で終わらせてはいけません。
愛された経験がないと愛し方がわからないんです。
読むのはつらかったけど、読んでよかったです。
育児放棄=ダメな親で終わらせてはいけません。
愛された経験がないと愛し方がわからないんです。
2013年2月13日に日本でレビュー済み
最初は子供の誕生を心から喜んだのに いったいなぜ餓死をさせる程の虐待をするようになったのか…
少しづつ積み重なった「無関心」
子供の甘えがどうしても許せない母親
問題は見て見ぬふりでやり過ごす父親。
危うい育児ではあったけど、 それでも途中までは真奈ちゃんはまだ 生き延びる可能性がありそうだった。
父親も母親も問題があるとはいえ、 特別に酷い人たちというよりは 近くにいそうな人たちに見えた。
それが大きく傾いたのはやっぱり母親の精神状態が一気に悪化したから。
真奈ちゃんの母親から見たら 、
突き放すだけの実母。
真奈ちゃんを奪うようにしか見えない義母。
どこまで行っても見ないふりで助けてくれない夫。
そんな中で彼女は怒りの矛先を真奈ちゃんに対してむけていく。 私にはそれが「皆が私を無視するんだから、私だって真奈を無視してもいいでしょ」 と言っているようにみえた。
真奈ちゃんの母親は身体は大人でも 精神的には自分自身が母親に甘えたい子供のままだったように思える。 そしてその甘えたい欲求は叶えられない。
真奈ちゃんは食事を拒絶する事で寂しさや怒りを表現しようとする子供だったようだが 口まで食事を運べば食べたという。 それを「甘え」と許せず餓死をするまで放置したのは母親自身が甘えさせてもらっていない事に怒りを持っていたからじゃないのか…。
本来であれば真奈ちゃんではなく実母に向けるべき怒りだったと思う。 でも、真奈ちゃんの母親は実母には最後まで良い子で居続ける。
母親から愛されたい、母親に甘えたい。 そしてそれが叶わない時の怒りと悲しみ。 本当は母親が1番真奈ちゃんの気持ちをわかっていたはずなのに、と思わずにはいられなかった。
少しづつ積み重なった「無関心」
子供の甘えがどうしても許せない母親
問題は見て見ぬふりでやり過ごす父親。
危うい育児ではあったけど、 それでも途中までは真奈ちゃんはまだ 生き延びる可能性がありそうだった。
父親も母親も問題があるとはいえ、 特別に酷い人たちというよりは 近くにいそうな人たちに見えた。
それが大きく傾いたのはやっぱり母親の精神状態が一気に悪化したから。
真奈ちゃんの母親から見たら 、
突き放すだけの実母。
真奈ちゃんを奪うようにしか見えない義母。
どこまで行っても見ないふりで助けてくれない夫。
そんな中で彼女は怒りの矛先を真奈ちゃんに対してむけていく。 私にはそれが「皆が私を無視するんだから、私だって真奈を無視してもいいでしょ」 と言っているようにみえた。
真奈ちゃんの母親は身体は大人でも 精神的には自分自身が母親に甘えたい子供のままだったように思える。 そしてその甘えたい欲求は叶えられない。
真奈ちゃんは食事を拒絶する事で寂しさや怒りを表現しようとする子供だったようだが 口まで食事を運べば食べたという。 それを「甘え」と許せず餓死をするまで放置したのは母親自身が甘えさせてもらっていない事に怒りを持っていたからじゃないのか…。
本来であれば真奈ちゃんではなく実母に向けるべき怒りだったと思う。 でも、真奈ちゃんの母親は実母には最後まで良い子で居続ける。
母親から愛されたい、母親に甘えたい。 そしてそれが叶わない時の怒りと悲しみ。 本当は母親が1番真奈ちゃんの気持ちをわかっていたはずなのに、と思わずにはいられなかった。