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ドットコム・ショック: 新旧交代の経済学 単行本 – 2000/3/1
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2000/3/1
- ISBN-104093896054
- ISBN-13978-4093896054
商品の説明
出版社からのコメント
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2000/3/1)
- 発売日 : 2000/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4093896054
- ISBN-13 : 978-4093896054
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,983,515位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38,619位経営学・キャリア・MBA
- - 99,453位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年、福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13ヶ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男(長男:創希,次男:広樹)。
【略歴】
1943年福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。
1970年6月マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。
1970年(株)日立製作所へ入社。(原子力開発部技師)
1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。この頃書きためたノートを書籍「企業参謀」として1975年に出版。
マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長、を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。
1992年政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任。
1994年20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職。
同年、国民の間に議論の場を作るとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。現在はファウンダー。
1996年起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。
1997年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部総長教授に就任。
1997年~
1998年スタンフォード大学大学院経営学部(MBA)客員教授
1998年(株)ビジネス・ブレークスルー設立、代表に就任。2005年4月に本邦初の遠隔教育によりMBAプログラムとして大学院開校、学長に就任、2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学開校、学長に就任。
2002年中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。
2006年大連の名誉市民に選出。
2007年3月財団法人大塚敏美育英奨学財団設立と同時に理事に就任。
2010年重慶の経済顧問に就任。
2011年CCTV (China Central Television(中国中央電視台))顧問に就任。
2012年4月公益財団法人の移行登記をもって公益財団法人大塚敏美育英奨学財団理事に就任。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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新旧交代の必要性を様々な分野で提唱している本。
この類の本は情報の鮮度が第一なだけに、
2000年発刊ということはやや不安もあったが、
予想に反していたのは韓国企業の興隆位でほとんどが今も通じる内容。
逆に言えば、特に日本への提唱に関する限り、
全く2000年から進歩していないとも言える。
最後は著者が常に提唱している道州制に落ち着くのはお約束とも言えるが、
相変わらずの読みやすさ、分かりやすさで、お奨めの一冊。
マハティール首相の「ルック・イースト」の全文掲載も良かった。
「ボーダレスワールド」から一貫した切り口があり、深みが増している。それは、何よりも著者の主張が正しかったことを意味している。
日本企業の敵は日本政府という、あまりの率直さが凄い。
インターネットによる社会・世界経済の地殻変動と、日本の無策ぶりを知るばかりでなく、世界のドラスチックなトレンドを掴む上で欠かせない本。
日本をコンサルティングしてほしいと願う。
5−6年前ですが、今読むと、その時には気がつかなかったけど、
結局、日本という国のかたち、日本企業の競争力の根本的な構造変革、
日本国民主権の国家の形に転換する、重要な転換点を、実は、無為に
すごしてきたのではないか、そんな感じを受けます。
特に、日本の大学のあり方、教育の仕方、今の大学生のあり方
について、スクラップ・アンド・ビルドを提唱した章がありますが、
5年経過した今でも、これは実行するに値する重要なテーマであると
思います。
大前氏は、いつも、実は複雑で難しい世界構造、経済構造を
大所高所から、わかりやすく、明確な文章でメッセージアウトする
ので、大変ためになります。モノを見る目を養うことができます。
また、同時に、自分が世界中で講演したり、VIPと一緒の写真を
掲載したりして、本をとして、マーケティング活動、自分ブランド
の構築に努めるという姿勢も、見習うべきところです。