プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,870¥1,870 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥25¥25 税込
配送料 ¥240 6月1日-3日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論 単行本 – 2012/8/22
購入オプションとあわせ買い
3・11以降、「原発」を巡る議論が日本を二分しています。
保守言論人の多くは、福島第一原発の事故後も「原発推進派」ですが、著者は国土や国民の命を「保守」するために「脱原発派」として論陣を張ります。
保守でありながら、即時全原発廃炉を主張する著者が、政府や東電の嘘、「自称保守」言論人の欺瞞を暴きます。
推進派がたびたび唱える
「原発を再稼働しなくては電力不足に陥る」
「原発を保有することは、核兵器保有に準ずる抑止力となる」
「低線量の放射線ならば問題ない」
等々は、さまざまな嘘や欺瞞に満ちています。
データの意図的な改竄や、保守言論人の勉強不足などが背景にありますが、これらをゴーマニストである著者が徹底的に論破します。
- 本の長さ365ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/8/22
- ISBN-104093897433
- ISBN-13978-4093897433
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/8/22)
- 発売日 : 2012/8/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 365ページ
- ISBN-10 : 4093897433
- ISBN-13 : 978-4093897433
- Amazon 売れ筋ランキング: - 318,183位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
そして、反原発のミュージシャンが原子力発電所の歌を歌っているのを聞きましたが、歌詞全部は聞き取れませんでした。
ああいう危険なものがあってもいいのだろうか、と心の片隅で思っていましたが、毎日が忙しくて・・・
そして、恐ろしい地震、原発事故が起こりました。
その時のことは事情があって(家族が病気だった)、あまり報道は見られなかったのです。
この本を見て、恐ろしいなあと重苦しい気持ちになりました。
「原発は怖くない」みたいなことを言う人たちって何なのでしょうね?
この本には感謝します。というのは、私も当然、毎日電気を使います。
原発の悪い噂は前からチラホラ聞いていたので、危険な作業をする人がいるのに自分は便利さを選んでいる。そう思って、電気を使うのに罪悪感があったのです。
読んでみて、別に原発に依存しなくても充分な電力が作れると知ってほっとしました。
でも、よく聞く、「原発が危険だからって、今さら江戸時代に戻れない」とか、
「原発がいけないっていうのなら、代わりに何で電気を作れるのかってことを考えないとね」(つまり、原発は必要という意味)
そういう一見正論にみえることを言う人たちって、いったい何なのでしょうね?
小林さんのように、きちんと調べもせずに、テレビで思いついたことを言って。
こういう発言に騙されている人もまだ多いと思う。
「消費税がないと日本は立ち行かなくなる」ということを信じている人もいるし。
最後に、自然にもやさしい電気の開発が紹介されていて、気分が少し楽になりました。
小林さんが九州まで出かけて取材してるのですが、こんなことは本当は政治家や公的な仕事をしている人がしなければいけないんじゃないかと思いました。
愛国者小林よしのりのライフワークと呼ぶべき良書である。本書を執筆した小林よしのり氏と本書の為の準備、調査に尽力したスタッフの諸氏に心からの敬意を表する。
私は、かつて、小林氏を厳しく批判した事が有った。それは、1990年代前半に、小林氏が週刊SPA!で『ゴーマニズム宣言』を連載して居た頃、彼が取材や批判のルールを守らずに他者を批判、攻撃したからである。小林氏は、その上、事実誤認もして居たので、私は小林氏を批判する座談会に加はり、その座談会を単行本化した本の共著者にも成った。その時の小林氏への批判を取り下げる積もりは無い。だが、私が批判した事とは別に、その後、小林氏が「従軍慰安婦問題」をはじめとする日本の近現代史について展開した議論や靖国問題、東京裁判問題などで展開した主張には大いに共鳴したし、最近では、小林氏のTPPに対する批判に大いに共鳴して居る。小林氏は愛国者であるが、言はゆる「保守」の人々がアメリカに対して遠慮した態度を取り、少しでも意見の違った人間を見ると排他的に攻撃する姿勢を目にして批判を行なって来た。私は、過去に小林氏に対して加えた批判とは別に、小林氏のこうした姿勢に共感して来た。
その小林氏は、しかし、原発については、永い間、沈黙を守って居た。1980年代からの脱原発派である私は、小林氏のその沈黙の理由が分からなかった。小林氏は原発について判断しかねて居るのか、或いは、原発支持派なのだろうか?と等と思ひながら氏が原発について発言するのを待ったが、福島第一原発事故前に小林氏が原発に対する自身の姿勢を表明する事は無かった。しかし、福島第一原発事故後、しばらく経って、小林氏は、脱原発派の姿勢を明確にした。1980年代から、保守派の中には馬野周二氏や藤井厳喜氏(藤井昇氏)などの脱原発派が居るには居た。だが、原子力ロビーの影響力が強い「保守」系メディアの中でこうした声が広がる事は無く、福島第一原発事故が起きてしまってからではあったが、西尾幹二氏や竹田恒泰氏と並んで、小林氏が保守派の中の脱原発派として名乗りを上げてくれた見て、私は、矢張り、小林氏は愛国者だと思った。−−原発ほど日本の国益に反する物は無いからである。
その小林氏の脱原発論は、以下の様に要約できるだろう。1)左翼リベラル系の脱原発運動家に多く見られる「自然エネルギー」の過大評価には組せず、火力発電による脱原発を唱える点で、広瀬隆氏や藤井厳喜氏、竹田恒泰氏に近い脱原発論である。2)「二酸化炭素による地球温暖化」なる言論が科学的根拠を欠いたいい加減な主張である事を良く理解して居る。3)低線量放射線は体にいいとする「ホルミシス理論」を厳しく批判して居る。4)核武装をタブーにして居ない。むしろ、藤井厳喜氏などと同様、原発は核武装の為に必要だと考える「保守」派の多くの発想を批判し、脱原発の方が核武装と整合性を持つ事を指摘して居る、等。
私が特に高く評価するのは、「二酸化炭素による地球温暖化」と言ふ話がSFもどきのデタラメである事を小林氏が正しく理解し、火力発電を主役にした脱原発を唱えて居る所である。「ホルミシス理論」の批判については、もう少し掘り下げが欲しかったが、この点も従来の脱原発派論客よりよく調べて居る。総じて、分かり易い言葉と絵で描かれた良著であり、更に多くの人々に読まれる事を願ってやまない。
ひとつ、思ひ出した事が有るので、それを付け加えておきたい。私は、脱原発運動の理論的支柱であった故・高木仁三郎博士(1938−2000)に一度だけお目に掛かった事が有った。高木氏が亡くなる数年前の事である。短時間ではあったが、偶然お会ひした高木氏と二人だけでお話をしたその際、高木氏が、脱原発運動についてこう言った事が強く記憶に残ってゐる。−−「色々な人が言ふのがいいと思ひます。」
高木氏御自身は、左翼リベラルに近い政治信条をお持ちだったと認識して居るが、その高木氏が、脱原発運動は、「色々な人が言ふのがいい」と言ったのである。つまり、脱原発運動が、特定の政治的党派の人々ばかりの物であるのは望ましくなく、様々な政治的立場の人々が、脱原発において声を結集するのが良いと、高木氏は考えておられたのだと、私は思って居る。その高木氏御自身と、小林よしのり氏は、政治的党派は同じではないだろうし、自分(西岡)も高木氏から見れば異なる政治的党派の人間であろうが、小林氏や自分(西岡)の様な人間も居なければ、原発支持派の人々が執拗に繰り返す「脱原発派はサヨクだ」とするキャンペーンに反駁して行く事は難しい筈である。
その意味で、私は、本書に対する「左翼リベラル」系の人々の反応の鈍さに失望せずに居られない。折角、小林氏がこの様な良書を執筆して、従来なら原発を支持する側に属して居た保守系の人々を脱原発派に引きこもうと努力をして居るのに、脱原発派の中の古い人々は、この本(『脱原発論』)を無視して居る様な気がするのである。
「従軍慰安婦問題」で小林氏にやっつけられた事の恨み骨髄なのだろうか(笑)。小林氏と意見の違ふ点については大いに反論すれば良い。「慰安婦問題」で小林氏に異論があるなら、それは大いに言へばいいだけの事だ。何も遠慮は要らない。その上で、原発については、共有できる意見については、小林氏と他の保守系脱原発派論者に公平にエールを送るべきではないかと私は思ふのだが、いかがだろうか?
『教科書が教えない小林よしのり』(ロフト出版)で小林よしのりをあれだけ批判した自分(西岡)がこう言って居るのだが、と言っても説得力が無いのなら、どうか、高木仁三郎氏の言葉を聞いて欲しい。−−「(脱原発は)色々な人が言ふのがいいと思ひます。」
(西岡昌紀・内科医/福島第一原発の汚染水問題を案じながら)
*
下記レビューは、11章あたりまでの読後感に過ぎません。
20章・22章が実に重要であって、
そこを読まねば、この本を買う意味がありません。
ということで、評価を訂正します。(星ひとつ→星四つ)
(訂正理由は、コメントを参照)
星が満点でない理由は、
下記、オリジナルレビューに書いたとおり、
「脱原発と、原発事故処理とを混同しているようにも思え、
それは、本質ではないが、脱原発を加速する一因になっている。」
からです。
(追記ここまで)
「わしが子供の頃、九州には原発がなかった」
「わしが大学生の頃も、九州には原発がなかった」
という切り口での「脱原発論」には呆れ果てた。
これまでの小林氏の著作に対して、
新刊で購入し、印税を支払うという行為に、
自分なりの満足感があったが、
この一冊に関してのみ言えば、後悔している。
あるいは、ごく普通の国民の代表として、
技術的・理学的・工学的な知識背景を持たず、
感情的に脱原発を主張する平均的思想なのかもしれない。
そう考えれば、腑に落ちる部分も多々ある。
この作品によって、国民がミスリードされてしまう。
このことのみを懸念しているが、
国民の情報リテラシーの高さを信じて、
この懸念が杞憂になってくれることを祈るばかりだ。
脱原発と、原発事故処理とを混同しているようにも思え、
それは、本質ではないが、脱原発を加速する一因になっている。
もちろん、旧来の石油・天然ガス系の火力発電を主力に、
日本海に潜在するといわれるメタンハオドレート等の、
新しい燃料を用いた火力発電ですべてがまかなえるようになれば、
その暁には、原子力発電を捨てる選択肢もあろうが、
現時点で、即刻、脱原発という主張には同意しかねる。
氏は、自然エネルギーに過剰な期待を抱いているようだが、
もう少し、技術的な真実を知る努力をするべきだ.
いずれにしても、技術的・工業的・理学的な知識背景に欠け、
その不正確な知識をベースにした主張は、納得性を欠く。
これまでの氏の著作を愛読してきた身としては、
この一冊が、氏の著作史における失敗作となることが、
実に残念でならない。
しかし、近年論敵を必要以上に誹謗・中傷する姿勢が目に付き、読んでいて嫌な気分になることが
多くなってきていました。
本作もずっと気になりながら、レビューを読んで、ヒステリックに居丈高に反原発を訴える内容
なのか、と何となく思ったまま1年以上が過ぎました。ただ、この度気まぐれで購入してみたの
ですが、近年の著作の中では相当冷静に持論を展開していると感じました。取材や勉強はいつもの
ように熱心で、それを非常にわかりやすく著されています。
原発擁護派・推進派への反論はそれなりに激しさはありますが、感情的と言うよりは論理的と
感じることができ、嫌な気になるほどではありませんでした。ただ、カメラマンの宮嶋氏に対する
コラムはやりすぎのように感じました。本丸を衝くならまだしも、ジャーナリスト風とは言え、
本業カメラマンの氏に対して北朝鮮・オウム呼ばわりしてまで批判しなくても・・・。
それでも、近年こんな記述がいくらでも見られたイメージでしたが、本作ではまぁこれくらい
でしたんで。
原発について「何となく」分かったつもりでいたことが、本作でずいぶんはっきりと理解できたと
感じました。テレビを中心としたメディアは原発非難には及び腰でありますから、なかなか情報
は簡単には得られません。また反原発の本や記事は何となくヒステリックな印象のものが多く、
手を出す気になるものが少ないのですが、本作は非常にわかりやすく、役立つ一冊だと感じました。
敬遠したまま未読放置せずに済み、本当によかったと思っています。