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卑怯者の島: 戦後70年特別企画 単行本 – 2015/7/17
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『ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論』で戦後日本人の戦争観を覆した小林よしのりが、戦後70周年の節目に、初の戦場ストーリー巨編に挑む。舞台は天皇皇后両陛下も訪問したパラオ・ペリリュー島を想定した南の島。玉砕戦に臨む日本兵を主人公に、壮絶な戦闘シーンと極限の人間ドラマを描ききる。日本の戦争ドラマにありがちな「反戦平和」や「お涙頂戴」などのお約束をすべて排除し、戦争のリアルだけを追及したこの作品は、『プライベートライアン』や『地獄の黙示録』といった戦争映画に比肩するスケールと迫力を持つ。究極の戦争ドラマに、血湧き肉躍り、心震える!
- 本の長さ493ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2015/7/17
- ISBN-10409389759X
- ISBN-13978-4093897594
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2015/7/17)
- 発売日 : 2015/7/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 493ページ
- ISBN-10 : 409389759X
- ISBN-13 : 978-4093897594
- Amazon 売れ筋ランキング: - 179,130位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 118,139位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について

大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
生きるか死ぬかの状況では格好をつけてはいられない。
それを知らずに戦争についてあれこれ言うのは馬鹿げている。
そいつらこそ卑怯者だ!
というテーマなんだろうと思います。
別に戦争を肯定しているわけでもなく、むしろどこまでも
最悪なものだと描いています。
一方で否定してるわけでもなく、生死の境目でこそ生存本能が
輝き、生きている実感があるはずだ!とも訴えます。
「お前らに本当の戦争を教えたる!」って態度については、
それを言うなら筆者も知らんでしょって事は置いておきます。
そう言われるリスクは折り込み済みでしょう。
小林先生はかなりの勉強家で、かつイマジネーションを生み出す
天才なのはたしかですから、
説得力のある臨場感満点の力作だと思います。
ただ、一部の描写のリアリティーには疑問があります。
激戦の中ペラペラ会話したり、切腹しながら演説したり、
敵のすぐ近くで大声(に感じる)を出したり、そしてなにより
時浦上等兵のギャグマンガにしかみえない等身と顔芸。
意図的か分かりませんが、笑かすつもりにしか見えません(笑)
やっぱり小林先生はギャグマンガ家ですね。
私としてはこのマンガは「はだしのゲン」的な
トラウママンガとして小学生くらいに読ませるのが一番良いかと
思いますが、軽めとは言えセックスの描写があることと、
最終章が倒錯的で子供には理解が難しい点はあると思います。
同じテーマの作品としては映画「プライベートライアン」
が有名で、洋画にはそのフォロアーも沢山ありますので、
正直に言って新味は感じませんが
日本人の感性で描かれた同じテーマの創作物としてオススメです。
本当に語れるのは、その場に居合わせた者だけだろう。タイムマシンでも出来ない限り、戦後世代の自分には、読むことでしか凄惨な戦争の実態を知れないから。
こうゆう作品を入口として、多くの方が、現場証言の数々に触れ、戦争とは何ぞや、と考えて貰いたいと思う。
思想書や歴史書としての側面は薄く、あくまで一つの物語として描かれております。
死地を生きる男たちの、強い、本当に強い情念が描かれており、絵の一つ一つ、台詞の一つ一つにそれらが浮かび上がってきます。
個人的には、本作のラストシーンはあの東大快進撃のラストに匹敵するほどの情念がこもったシーンとなっていると思います。
軍国主義教育に洗脳されてだとか、いろいろ理由を聞くがどれもピンとこない。
80年前の人たちが私たちよりもはるかに優れていたわけでもないし愚かだったわけでもない。
私たちと変わらない利己的で臆病な個を抱えた人間が家族や社会のために絶望的な戦闘に命を捧げた、そのときに戦場で起こっていた真実をこの作品は追及している。
日本兵は立派に戦った。残された戦後の日本人は生命を捧げるほどの何物も持たぬ卑怯者のまま生きていくのか?そういう問いを残してくれる。
著者、小林よしのり氏は真言宗寺院の娘を母親に持ち、祖父の寺に預けられ幼少時を過ごしている。祖父は大東亜戦争中ニューギニア島へ派遣され、小林はその祖父等の戦地での話を聞きながら育った。この寺で体験を通して、人種差別が渦巻き、帝国主義が世界を制覇した過酷な時代を生きた先人たちが、文字通り命をかけて、現在の我々に命のバトンを手渡してくれた現実を認めず、彼らに感謝せず、現在の価値を持って、安易に彼らの行為を断罪する戦後から現在に続く風潮に疑問を持ち、そのことを作品として世に問うてきた。
その意味で、本作品はまさに、小林よしのり氏のこれまでの主張をもとに、渾身の力で描きぬいた漫画といえる。
是非、読者には、自分が明日戦地に赴いたらどうするのかということを、自分の心の中にある卑怯な部分を直視しながら、作品の登場人物の一人として、筆者が描いた戦争を体験してみてほしいと思う。
ただ、当時の日本人は今の私達よりも遥かに、卓越した克己の人であり、我々が命のバトンを受け継いだという意味では地続きでも、彼らの強靭な克己心や死生観を含む精神世界においては、実は大きな断続があるように思われる。
その意味で、戦前の兵士の精神を、私のような戦後の教育の中で卑怯者として生きることを当然とし、そのことに自覚もないものと同一のものとして、彼らの戦争を描くことが果たしてフェアーなのかということに対する疑問を心に刻みたいと思ったことから、今回、私は評価を4点とした。
重ねてのお願いだが、多くの人に、自分だったらどう生きたかという疑問を問いかけながら本作品を読んでいただきたいと思う。