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催眠: hypnosis (小学館文庫 R ま- 2-1) 文庫 – 1999/4/1
松岡 圭祐
(著)
ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現れた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた──肝を潰す実相寺の前で、その女が見せた異常な能力とは? そして女の前に現れた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也が見抜いた女の能力の秘密とは? 複雑な精神病理と医療カウンセリングの世界を一級の娯楽作品に仕立てた話題のベストセラー。
- 本の長さ509ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1999/4/1
- ISBN-104094032517
- ISBN-13978-4094032512
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商品の説明
出版社からのコメント
1999年6月全国東宝系公開!驚愕のサイコ・ノベル
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1999/4/1)
- 発売日 : 1999/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 509ページ
- ISBN-10 : 4094032517
- ISBN-13 : 978-4094032512
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,142,634位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 万能鑑定士Qの事件簿IV (ISBN-13: 978-4043836451 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本文中に大きな背割れがあった。また、カバーも違うものであったうえに、発行日も違っている。
2002年1月9日に日本でレビュー済み
作家文章力Dクラス。
催眠をテーマにしたのは成功だろう。
しかし、この作者はきちんと資料収集をしたのだろうか?少し心理学に知識のある者なら「??」と感じられるところが随所に見られる。仮に話を面白くする為にしたものであるというなら明らかな失敗であろう。
素人に間違った知識を与える結果になってしまう。
文章力も無く、この本において絶対に必要な心理学の知識もあやふや、どうしてベストセラーになり映画化されたのか不思議でならない。
心理学というものを度外視すれば楽しめるのかもしれない。
催眠をテーマにしたのは成功だろう。
しかし、この作者はきちんと資料収集をしたのだろうか?少し心理学に知識のある者なら「??」と感じられるところが随所に見られる。仮に話を面白くする為にしたものであるというなら明らかな失敗であろう。
素人に間違った知識を与える結果になってしまう。
文章力も無く、この本において絶対に必要な心理学の知識もあやふや、どうしてベストセラーになり映画化されたのか不思議でならない。
心理学というものを度外視すれば楽しめるのかもしれない。
2014年8月31日に日本でレビュー済み
万能鑑定士シリーズの著者のデビュー作。
ニセ催眠術師の前に現れた宇宙人を名乗る女性。
その真相究明に催眠療法士である嵯峨敏也が乗り出す。
今後のシリーズに向けてのプロローグ的な意味もあるのだろうが、
500Pはやや冗長としている感は否めない。
特に複数の主人公のちょっとしたエピソードは不要だったように感じる。
次巻も一応読んでみよう。
ニセ催眠術師の前に現れた宇宙人を名乗る女性。
その真相究明に催眠療法士である嵯峨敏也が乗り出す。
今後のシリーズに向けてのプロローグ的な意味もあるのだろうが、
500Pはやや冗長としている感は否めない。
特に複数の主人公のちょっとしたエピソードは不要だったように感じる。
次巻も一応読んでみよう。
2006年12月11日に日本でレビュー済み
映画の前宣伝がTVのCMに流れており、それを見ると扇情的なキワモノ的作品かと思っていた。表紙もそれを感じさせる。それが読んで見ると手堅い。冒頭で宇宙人妄想の女性が出て来るあたりは前宣伝のイメージ通りかなと思ってしまったが、読み進むうち病理心理学のカウンセラー達の粘り強い説得・治療の物語だと分かる。
そう考えると、自分の思い込みや周りからの洗脳によって特定の思いを抱いている人に対してカウンセラーがどう接して行くかという別の興味が湧いてくる。女性カウンセラーと少年の触れ合いも作品に温かみを与えている。抱いていた印象とは異なり、人間どうしの触れ合いを描いた快作。
そう考えると、自分の思い込みや周りからの洗脳によって特定の思いを抱いている人に対してカウンセラーがどう接して行くかという別の興味が湧いてくる。女性カウンセラーと少年の触れ合いも作品に温かみを与えている。抱いていた印象とは異なり、人間どうしの触れ合いを描いた快作。
2006年3月27日に日本でレビュー済み
全体のストーリーも結末も途中で予想できる...、が この作家は読み手をストーリーの『展開』に巻き込んでいくのが うまい!
先読みする下心をおこす余裕を与えてくれない。ぐいぐい読み手を引き込んでいく。伏線の引き方、それぞれの登場人物の言葉
に作家自身の思いもちりばめながら最終章のクライマックスにもっていく。
「人の善意」や「こころの救済」は 結論めいたものを先走らせると、共感はできても 小説としては『鼻』についてしまうもの。
この作家の魅力は、このあぶないテーマを扱いながら このあぶなさを見事に避ける手法で読み手を導くところにある。
じつに見事です。
また、やられた…という感じです。
この確信犯め、松岡圭祐!
先読みする下心をおこす余裕を与えてくれない。ぐいぐい読み手を引き込んでいく。伏線の引き方、それぞれの登場人物の言葉
に作家自身の思いもちりばめながら最終章のクライマックスにもっていく。
「人の善意」や「こころの救済」は 結論めいたものを先走らせると、共感はできても 小説としては『鼻』についてしまうもの。
この作家の魅力は、このあぶないテーマを扱いながら このあぶなさを見事に避ける手法で読み手を導くところにある。
じつに見事です。
また、やられた…という感じです。
この確信犯め、松岡圭祐!
2016年6月7日に日本でレビュー済み
少し前の本だから仕方ないけど「自閉症」の使い方間違ってると思う
朝比奈のエピソードは必要なかったと思う
嵯峨の行動は「押し売り」に近いと思う
この程度で「トラウマ」って言われたら「どうしろってんだ」と思う
40娘に「6歳以降の人生を与えろ」って、親にどんだけの試練だよ、と思う
2億横領して、1億3千万払って口止めって、いったい横領の目的は何だったんだろう、と思う。
手を付けたから読み通したけど、「仕方なく読んだ」。という感じ。
朝比奈のエピソードは必要なかったと思う
嵯峨の行動は「押し売り」に近いと思う
この程度で「トラウマ」って言われたら「どうしろってんだ」と思う
40娘に「6歳以降の人生を与えろ」って、親にどんだけの試練だよ、と思う
2億横領して、1億3千万払って口止めって、いったい横領の目的は何だったんだろう、と思う。
手を付けたから読み通したけど、「仕方なく読んだ」。という感じ。
2006年9月12日に日本でレビュー済み
一気に読み終えてしまうような興奮や感動はなかった。
後半からクライマックスにかけて一気に展開していく部分は確かに目を離すことができなかったけど、そこまでいくまでが少し間延び感が。
本の表題に気を取られて読み始めるかもしれないが、それこそが作者がねらったものかもしれない。日常の中でいかに思いこみや先入観で我々が知らない間に暗示にかかっているかということかもしれない。
カウンセラー嵯峨による催眠の解説は明快で興味を覚えたけれど、作品の事件との関係が希薄であり必然性が薄い。催眠と横領という少しかけ離れた素材を無理に結びつけた感がある。
ただし、カウンセラー嵯峨の活躍は読んでいて爽快であり、今後の嵯峨の活躍を引き続き覗いてみたい。
後半からクライマックスにかけて一気に展開していく部分は確かに目を離すことができなかったけど、そこまでいくまでが少し間延び感が。
本の表題に気を取られて読み始めるかもしれないが、それこそが作者がねらったものかもしれない。日常の中でいかに思いこみや先入観で我々が知らない間に暗示にかかっているかということかもしれない。
カウンセラー嵯峨による催眠の解説は明快で興味を覚えたけれど、作品の事件との関係が希薄であり必然性が薄い。催眠と横領という少しかけ離れた素材を無理に結びつけた感がある。
ただし、カウンセラー嵯峨の活躍は読んでいて爽快であり、今後の嵯峨の活躍を引き続き覗いてみたい。
2004年10月8日に日本でレビュー済み
「催眠」といえば芸能人を相手にしたテレビショーを想像しがちですが、当然、療法とし
ての「催眠」であり、エンターテイメントとして存在するわけではありません。ですが、
本書は素晴らしきエンターテイメントです。
多重人格ものは、ホラーやサイコと相場が決まっていますが、いずれでもない、爽快感溢
れる作品に仕立てた手腕は見事です。
創作として、事実とは異なる脚色を加えている部分もあるようですが、違和感の無いリア
リティを感じることができ、全てのキャラに感情移入することもできます。また、読心術
実践のくだりは非常に興味深く読みました。
続編・姉妹編がたっぷり出ているようなので、このあと一気に読むか、じらしながら読む
か考えるのもまた楽しいものです。
ての「催眠」であり、エンターテイメントとして存在するわけではありません。ですが、
本書は素晴らしきエンターテイメントです。
多重人格ものは、ホラーやサイコと相場が決まっていますが、いずれでもない、爽快感溢
れる作品に仕立てた手腕は見事です。
創作として、事実とは異なる脚色を加えている部分もあるようですが、違和感の無いリア
リティを感じることができ、全てのキャラに感情移入することもできます。また、読心術
実践のくだりは非常に興味深く読みました。
続編・姉妹編がたっぷり出ているようなので、このあと一気に読むか、じらしながら読む
か考えるのもまた楽しいものです。