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法律事務所 (小学館文庫 R ク- 2-2) 文庫 – 2003/2/1

4.0 5つ星のうち4.0 9個の評価

12月刊行の『依頼人』に引き続き、今月は「法律事務所」が小学館文庫より復活します。いまや初版250万部とされるアメリカ最高の人気作家、ジョン・グリシャムの名を世に知らしめた傑作です。
  苦学の末、ハーバード大学ロースクールを優秀な成績で卒業した野心満々の青年、ミッチ。彼が就職したメンフィスの名門法律事務所は、過酷な労働の対価として、破格の待遇を用意する。恋人とともにバラ色の人生を予感するミッチだが、名門法律事務所の背後には暗黒の世界が広がっていた。ジョン・グリシャムの名を世に知らしめた最高傑作。小学館文庫では2002年12月発売の『依頼人』に続く復刊。さらに3月には『ペリカン文書』もラインアップに加わります。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2003/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 856ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4094054022
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094054026
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 9個の評価

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ジョン・グリシャム
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カスタマーレビュー

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9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 英文がとても読みやすく初心者向けだということで,いつか英文も試してみたいと思いつつ,まずは日本語で読んでみました。
 日本の弁護士事務所とアメリカの法律事務所はまったく別物と考えた方が良いようです。
 日本の弁護士は,一般の人から相談・依頼を受け裁判所に対して訴状を提出して民事裁判を行ったり,刑事弁護人として裁判所に出頭して裁判を受けるというイメージが一般的でしょう。
 また,日本の弁護士は自ら事務所を開設するか,イソ弁としてどこかの小規模な弁護士事務所にとりあえず所属して,その後の独立を目指すということが多いようです。
 しかしながら本書で描かれる弁護士は,裁判所に出頭して裁判に参加するということがほとんどありません。
 どちらかと言えば企業の利益のために税務処理を専門的に行う税理士や公認会計士のような仕事をしています。
 弁護士事務所も事務所という名前ですが,もう立派な会社です。
 したがって,ミッチのような新人弁護士は,弁護士事務所という会社の利益を第一に考えて仕事をしなければなりません。
 「正義よりも金」といった感じでしょうか。

 さて本書は文庫にして840ページと読み応えがある分量ですが,一気に読ませる力業を感じます。
 ただ,前半のぐいぐいと引きつける展開に比べ,後半のバタバタ感が少し残念な感じです。
 エンディングはハッピーエンドと言えるのでしょうが,はたして本当にこれが幸福と言えるのだろうかと考えてしまいました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年9月28日に日本でレビュー済み
主人公が就職したのはものすごく待遇のよい法律事務所。
しかし、それには裏の事情があった。
マフィアの資金洗浄をしていたのだ。
創立以来5人もの弁護士が変死。
FBIからスパイになることを余儀なくされ
法律事務所からは裏切りを疑われ命を狙われることになる。
期待通りに悪と対決してゆく。
少しだけ手に汗握るストーリー展開。
地味なエンディング。
カタルシス少なし。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年3月27日に日本でレビュー済み
出版当初に読んで、とても面白く再読したいと思っていた。やはり面白い。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月24日に日本でレビュー済み
グリシャム初期の3部作は全て面白いのですが、法律事務所はなかでも白眉。
特に好きなのはアメリカ南部の空気感です。主な舞台はテネシー、アラバマ、フロリダなど南部諸州です。この重く湿った空気のなかで繰り広げられるコンゲームのスリル。アメリカ好き、小説好きならあっという間に読めるし、繰り返し読むこともあるでしょう。
好きなキャラクターも多いのですが、特にFBIが間抜けで面白い。3部作ではいずれも主役の頭脳を引き立てるのがFBI(あるいは連邦検事)ですが、このズレた役人のような馬鹿にされかたは面白い。そういう意味ではシリーズのキャラのボイルズ長官が良いかな。
どうしてもわからないのは、この作品の出版です。ハードカバーは確か新潮社。文庫も新潮から出ていましたが、今は小学館。訳も同じではありますが、扱っていない書店が多い。こんな秀作は滅多にないと思いますが、国内版権の問題からかこんな形で埋もれてしまうのは何とも勿体ない。リアル出版がこんな調子なのはまったく理解に苦しみます。作品は7つあげても良いですが、出版上の扱われ方を差し引いて4つにします。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月7日に日本でレビュー済み
'The Firm' is the author's second novel, following 'A Time to Kill'. In the movie adaptation in 1993, Tom Cruise and Gene Hackman (not a hacker) were good.

A young Mitchell graduated third in class at Harvard Law School and is married to his college mate. He gets offers from major law firms but decides to join a small tax law firm. The firm financially seduces him, who has a brother in prison and is not rich. Soon after joining the firm he starts preparing for the 'bar' exam (qualification exam for law practices).

In the week he starts working at the firm, two of his colleagues dies during scuba diving. He thinks that the accident is suspicious, but he has to continue work hard to become successful at the firm. During the memorial service for the two dead colleagues, he notices that there are three others who died suspicious deaths as well. So he hires a private detective to investigate the deaths.

The detective soon finds out that all those five died in questionable manners - two while scuba diving, one in a car accident, one during hunting and the other committed suicide. The detective warns Mitchell to be careful, but the detective soon gets murdered.

When Mitchell successfully passes the bar exam, he meets an FBI agent who tells that the firm is a part of Chicago-based Morolto crime family, which has lured talented young lawyers from poor background to the
firm with the promises to make them wealthy. But when a lawyer (who has been lured) knows the truth, no escape - just death. Then Mitchell and his wife notice that they are regularly shadowed (followed) by someone hired by the firm. Mitchell makes decision.

He makes a deal with FBI to collect enough evidence to indict the firm, and gets $2M to get his brother out of prison in return. After much thought on the consequence, he finally decides to copy confidential documents to be sent to FBI. In the meantime, the firm also becomes suspicious about him. He withdraws about $10M from various bank accounts of the firm, and escapes with his wife and his brother (who escaped from jail).

A happy ending comes. They settle down in Caribbean area - safely and wealthily.

This book is a well written novel. You may not be able to stop reading until the last page.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年9月18日に日本でレビュー済み
これほどハラハラドキドキで読み急いだのは「モンテクリスト伯」以来だ。図書館で本とCDの両方を借りてきて、その時々で便利な方のメディアで聞く/読む、をしたけれど、CDは映画のような臨場感がより伝わってきたし、本の方は抑揚が読者次第ということからまた別の種類の想像力をかきたてられた。本だと知らない単語でてくると気になって辞書引くことがあるが、CDだとそんなことをしている時間がないのでそれがかえってよかったりした。
 この手の小説は伏線のはり方で出来が左右されると思うが、申し分なかった。意外な登場人物が後半の方で面白い絡み方をしたし、ミッチ・マクディアーの家族や同僚との関係は文学小説にみられるようなこまやかさがあった。プロットの巧さに加え、ミッチがいったい何を考えているのがわからず読者は彼の行動から推察しないといけないところもサスペンスとなった。内的独白がほぼ皆無でミッチの行動を追うことでハラハラさせられるという仕組みは映画的で、面白いことに映画化されたものよりもずっと映画的であった。シドニー・ポロックよりもジョン・グリシャムの方が映画的語りをずっと理解している、ということか。知力と体力で悪者と戦うスーパーマン物語というところでも「モンテクリスト伯」と共通しているがこちらの方がページあたりに凝縮させた密度の濃さという意味で上かも知れない。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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