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まぐろ土佐船(小学館文庫) (小学館文庫 N さ- 3-1) 文庫 – 2003/9/5

4.3 5つ星のうち4.3 54個の評価

マグロ漁に命を賭けた、海の男たちの物語。

土佐のマグロ船は、一攫千金を目指し七つの海を駆け巡る。世界の港に立ち寄りながらマグロの大群を追い求めた海での800日には、自然と人間の織り成す壮大なドラマがあった。大漁の喜び、沖での孤独、暴風雨との闘い、濃密になる人間関係、そして常に死と隣り合わせの航海の厳しさ……男たちの熱い物語を、3度の航海を経験したコック長が優しさあふれる視点で描く。第7回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2003/9/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/9/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 294ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4094080171
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094080179
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 54個の評価

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斎藤 健次
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々の一気読みでした。
この一冊でマグロのことが全てが分かると言っても過言ではないでしょう。

マグロに関しては昨今、世界中から嫌がらせのように叩かれている日本の厳しい現状と
更に厳しい将来の警告がつまびらかにされています。

それが学術的で評論調ではなく、板一枚下は地獄、本当の修羅場の漁場で
料理長として800日間働いた作者が現場からの目線で書いているので実に説得力があります。

しかもその800日は外洋から帰港・帰国することを繰り返していた訳ではなく
800日間帰国することなくず~っと乗りっぱなしです。

常人の神経なら殆ど持たなかったことでしょうね。でも作者は違った。
東京の広告代理店に勤め、編集者を勤めた挙句に職を辞して、室戸に飛び込んだ。
何の経験も無いのに。当然、組合や関係者は驚き、諭すように反対する。しかし、
作者は1年間室戸に滞在し執念をみせて関係者を説得し航海に出ることとなる。
そこから想像を絶する修羅場が待ってることになる訳ですが、まさに一気読みでした。

とにかく斎藤さんは文章がとても巧みで達者です。話の運び方が実にうまい。
優しくて飾り気のない魅力的な船長や航海士達の生い立ちや境遇、寄港先の外国での過ごし方、
マグロ漁船をとりまく厳しい環境、日本のマグロ業界の知らざる真実、etc
飾り気のない言葉と上手な数字の使い方はお見事です。

ああ、こりゃあず~っと読んでいたいなあ。久々に感銘を受けました。
マグロが好きでたまらない日本人は必読の書です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひと昔前のマグロ漁船の話。
想像を絶する過酷な環境で、マグロを食べるときに有難みを実感できます。
これを読めば、普段の悩みなんて何てことなくなります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マグロ漁のため、世界の海を渡り歩く男たちの生き様を、圧倒的なリアリティーで描写している作品です。
「まさにこれが男の仕事だ」、と言わんばかりの世界で、その描写は細かい点にまで及び、ルポルタージュとしても優れた作品です。このような世界を全く知らない私には驚きの連続で、あっという間に読んでしまいました。
マグロ漁についての専門用語や、土佐弁もたくさん出てきますが、それが全然苦にならないのは、土台のストーリーが面白いからでしょう。
それにしてもこんなに大変な思いをしてマグロを捕っているとは、全く知りませんでした。
2019年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ひょんな事からマグロ船に乗りたいと思うも、そうは問屋が卸さず、おやめなさいという言葉を尻目に料理修業をしながらようやく乗り込んだマグロ船に待ち受けていたのは数々の危険でした。
 著者が冷蔵庫に閉じ込められるなど序の口。字が読めなかったり時刻が理解できない船員など一風の涼風のような笑いでしかなく、何百日にも渡り、休日もなければ病気になっても休めず1日15時間の重労働、油断すると船から転落したり指を切断、寄港先では官憲さえも信用できない有様。そんな命がけの環境で賃金が見合うかどうかというのは重大な問題提起であると思います。
2018年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいる最中、ふと、南極料理人という映画を思い出しました。
執筆はこの本のほうが先ですが、時々コミカル、時々シリアスで、
全体を通して立派な海洋冒険紀という感じです。
久々にワクワクする本と出会えました。
2005年3月26日に日本でレビュー済み
 全長四四・五メートル。幅八・五メートル。深さ三・四メートル。ちょうど百十五坪の四階建てビルに相当する狭い空間に、二十人の気の荒い男達が五年もの長きにわたって監禁状態での生活を続けていく。著者がコック長として乗り込んだ土佐のマグロ船、第三十六合栄丸での一七七○日は、かくも過酷で壮絶な日々だった。けっして大仰にならず、劇的な効果をねらった身振りは極力禁欲し、マグロ船の男達の栄光と悲哀、その家族との交情、彼らを取り巻く経済や国際情勢まで、淡々と力強く叙述しきったノンフィクション(真実の物語)。「この二年間、地球をめまぐるしく走り回ってきた。海の色など、どこも変わらない。自分はいつも同じ場所にいるのではないか、という錯覚にとらわれたりする。」──原著と文庫版の二つの「あとがき」に綴られた後日譚(もう一つの真実の物語)が、読後の余韻を深いものにしてくれる。
2018年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マグロ船、若い頃にある種の憧れ(?)恐れ(?)を持っていましたが、今はもう昔。
こんな生き方もあったのだ。
一気に読み終えました。
2017年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までになかったジャンルです。
遠洋漁業の過酷なまでの様子が見事に描かれている。
またこんなに長くこんなに遠くへマグロを獲りに行くことに驚かされる。
こういったノンフィクションの本はとても貴重だ。
文章もとても生き生きしていて船内の様子が浮かんでくる。
読み終えるとマグロが食べたくなる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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