【概要】
タッチの捕手、松平孝太郎の視点で描かれた物語です。
時間軸としては大きく二つ。大人になった孝太郎が母校である明青高校の監督に就任しており、双子の新入生が入部して来る現代の時間軸と、和也と達也が高校生だった頃を振り返る過去の時間軸です。
現代の場面は比較的ボリュームは少ないので、メインは過去のシーンとなります。
孝太郎目線で、和也・達也・南それぞれとの初めて出会った時、南の本当の想いを耳にしてしまった時、和也がいなくなった時、そして達也への信頼が高まっていく時など、中学三年から高校二年までの漫画やアニメで感動した場面を再度振り返る小説です。
【感想】
小説ではありますが漫画やアニメで何度も見ている為、様々なシーンを文字で読むたびに、はっきりと脳裏に画面がイメージでき感動で泣けました。
また漫画では描かれていなかった、それぞれとの初めての出会いの場面や、和也がいない試合、原田とのツーショットなど、あのストーリーの裏でこんなやり取りがあったんだ!?という場面もあり、新鮮な感動も味わえました。
やはりタッチは名作だったなと感じると共に、それぞれの登場人物のキャラクターや人間性が素晴らしく、是非現代の達也と南も見てみたいという思いに駆られました。
タッチ好きの方は必見です。
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タッチ もうひとつのラストシーン (小学館文庫) 文庫 – 2005/8/5
青木 ひかる
(著)
実写版の映画『タッチ』公開に合わせて書き下ろされた初の小説化作品。ヒロイン浅倉南をめぐる夢と友情の心模様が、原作者あだち充氏の強力なアドバイスを得て、上杉達也・和也の兄弟とバッテリーを組む松平孝太郎の視点で描かれる。映画だけでなく原作にも登場する名シーンの舞台裏から、新たに書き込まれた登場人物の心理描写など、『タッチ』の世界をさらに楽しむことのできる青春グラフィティとなっている。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/8/5
- ISBN-104094080457
- ISBN-13978-4094080452
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商品の説明
出版社からのコメント
登場人物の微妙な心理描写が満載の初小説化
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/8/5)
- 発売日 : 2005/8/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4094080457
- ISBN-13 : 978-4094080452
- Amazon 売れ筋ランキング: - 494,425位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,767位小学館文庫
- - 11,586位日本文学
- - 44,612位エンターテイメント (本)
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トップレビュー
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2019年5月3日に日本でレビュー済み
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2020年9月18日に日本でレビュー済み
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原作から20年後、弱小高校野球部の監督に就任している孝太郎の目線で、原作の舞台となった当時の明青学園中等部と高等部を回顧する内容です。
中等部入学直後の和也や南や達也との出会い、和也の快速球を捕球出来るように努力した過程、高等部1年の夏に和也を擁して寺島率いる西条高校を下し決勝戦進出を決めた日の夜のこと(この夜が結果として和也との最後の別れとなった)、高等部2年の夏に勢南に破れた後から(原作で)徐々に達也との距離が縮まり達也との信頼感が増した理由…などのエピソードが載ってます。
また、数々の原作のシーンの裏側で、実は孝太郎の気持ちはこうだった…みたいな描写も多々あります。
原作のファンなら、興味津々で一気読みしてしまうこと間違いなしの1冊です。
中等部入学直後の和也や南や達也との出会い、和也の快速球を捕球出来るように努力した過程、高等部1年の夏に和也を擁して寺島率いる西条高校を下し決勝戦進出を決めた日の夜のこと(この夜が結果として和也との最後の別れとなった)、高等部2年の夏に勢南に破れた後から(原作で)徐々に達也との距離が縮まり達也との信頼感が増した理由…などのエピソードが載ってます。
また、数々の原作のシーンの裏側で、実は孝太郎の気持ちはこうだった…みたいな描写も多々あります。
原作のファンなら、興味津々で一気読みしてしまうこと間違いなしの1冊です。
2014年6月27日に日本でレビュー済み
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表紙が南ちゃんなんで、てっきり南ちゃん目線だと思ったらまさかの孝太郎目線!
監督になってたんですね
ホッコリしました。
監督になってたんですね
ホッコリしました。
2019年10月11日に日本でレビュー済み
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読んで改めて懐かしい感じがしました。
2016年7月20日に日本でレビュー済み
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大好きだったタッチ。読んでいた当時、小学生で30年も前の感動と、タッちゃんの不思議な魅力が蘇ってきました。
二回戦の後の墓前のシーン…。
原作には無いですが、きっとこういう事があったんだろうな、そしてタッちゃんは孝太郎くんが思うような人なんだよね。
なんだか泣けました。
久々に原作を読みたくなりました。(実家にあるので読めない〜涙)
二回戦の後の墓前のシーン…。
原作には無いですが、きっとこういう事があったんだろうな、そしてタッちゃんは孝太郎くんが思うような人なんだよね。
なんだか泣けました。
久々に原作を読みたくなりました。(実家にあるので読めない〜涙)
2015年10月18日に日本でレビュー済み
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名作の中途半端なダイジェストを見せられた感じ。コータローと達也の関係で一番重要な肉マンのエピソードも入ってないし。コータローの中であったはずの心の葛藤や、キャプテンとしての苦労も書かれていない。ただ、原作を懐かしく思い出させてくれたので星2つ