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この胸いっぱいの愛を (小学館文庫) 文庫 – 2005/9/6
梶尾 真治
(著)
映画原作者による異色のノベライズ
映画「黄泉がえり」の原作者・梶尾真治氏が、新たな試みとして取り組んだ、映画「この胸いっぱいの愛を」の原作者自身による異色のノベライズ作品。もし、自分がもう一度、やり直すことができる時間に戻れるとしたら—。大好きだった年上の女性、自分を産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなってしまった息子……。“あること”をきっかけに、過去に同時に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。
映画「黄泉がえり」の原作者・梶尾真治氏が、新たな試みとして取り組んだ、映画「この胸いっぱいの愛を」の原作者自身による異色のノベライズ作品。もし、自分がもう一度、やり直すことができる時間に戻れるとしたら—。大好きだった年上の女性、自分を産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなってしまった息子……。“あること”をきっかけに、過去に同時に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2005/9/6
- ISBN-104094080473
- ISBN-13978-4094080476
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2005/9/6)
- 発売日 : 2005/9/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 306ページ
- ISBN-10 : 4094080473
- ISBN-13 : 978-4094080476
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,059位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画より後味が良いね。ヒロと和美姉ちゃんが結ばれるハッピーエンドで終わっている!
2013年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品の映画版は好きなのですが、ラストが救いがあるようなないような
微妙な感じだったので、小説版の救いのある結末は良かったです。
微妙な感じだったので、小説版の救いのある結末は良かったです。
2006年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが優れたストーリー・テラーだ。ノベライズという制約のなかで素晴らしい物語を書いた。
殆どの人が過去に心の痛むような経験をしているだろう。あの時ああしていればよかった、或いは、あの時あんなことをしていなければよかったと。過去にねじを巻き戻すことができたら。誰もが一度は考えることだろう。だけど、現実にはそれは不可能だ。
この物語はその思いの特に強かった人たちが、ある科学者の作った不思議な機械の影響で、偶然にその不可能を実現させた話。大人のメルヘンであり寓話でもある。
子供のおとぎ話が子供の心を優しく明るくしてくれるように、この物語は私たちの心を解きほぐし優しくしてくれる。過去の自分を見つめ直させてくれる。暖かいものが何となく心に流れ込んでくる。作者は読者を悲しませないように、優しさをプレゼントできるように、細心の配慮をしてくれている。
ハラハラするが、結末は納得しほっとする大人の愛のメルヘン。
殆どの人が過去に心の痛むような経験をしているだろう。あの時ああしていればよかった、或いは、あの時あんなことをしていなければよかったと。過去にねじを巻き戻すことができたら。誰もが一度は考えることだろう。だけど、現実にはそれは不可能だ。
この物語はその思いの特に強かった人たちが、ある科学者の作った不思議な機械の影響で、偶然にその不可能を実現させた話。大人のメルヘンであり寓話でもある。
子供のおとぎ話が子供の心を優しく明るくしてくれるように、この物語は私たちの心を解きほぐし優しくしてくれる。過去の自分を見つめ直させてくれる。暖かいものが何となく心に流れ込んでくる。作者は読者を悲しませないように、優しさをプレゼントできるように、細心の配慮をしてくれている。
ハラハラするが、結末は納得しほっとする大人の愛のメルヘン。
2006年2月21日に日本でレビュー済み
最初手にしたときには、「なんだ恋愛小説か。。。」と
あまり期待しませんでした。(ごめんなさいm(__)m)
ところが、実際に読み出したところ、止まらなくなり、
今はこの小説を紹介してくれた友人に心から感謝します。
人生のパートナーとしての犬への愛情、
親が子に対して持つ愛情、
男の子がもつ母への思い、そして、憧れのお姉さんへの想い。
特殊な設定で繰り広げられるストーリーですが、
いかにもお涙ちょうだい的な展開ではなく、
ヒトが心のどこかに持っている感情がうまく表現されているので
とても素直に感動しました。
あまり期待しませんでした。(ごめんなさいm(__)m)
ところが、実際に読み出したところ、止まらなくなり、
今はこの小説を紹介してくれた友人に心から感謝します。
人生のパートナーとしての犬への愛情、
親が子に対して持つ愛情、
男の子がもつ母への思い、そして、憧れのお姉さんへの想い。
特殊な設定で繰り広げられるストーリーですが、
いかにもお涙ちょうだい的な展開ではなく、
ヒトが心のどこかに持っている感情がうまく表現されているので
とても素直に感動しました。
2005年10月30日に日本でレビュー済み
私は映画版を観てから文庫版を読みました。
文庫では、映画でわからなかった主人公達の気持ちの一つ一つを知ることができました。
また映画を思い出すことで、情景を思い浮かべながら読むことができました。
ネタばれになりますが、文庫の結末は映画とは違うものでした。
私は映画の結末を少し寂しく感じていたので、とても嬉しく思います。
もちろん映画と文庫で変わらなかった結末もあります。
でも変わらなかったことが悪いことかと言われると、
変わらなかったことには、変わらなかっただけの価値がある気がするのです。
それに結末が同じだったから、その過程までが全て同じだったとは限りませんよね。
門司で起きたある出来事が「未来」を変えていたかも知れない。
結末が変わったように、過程だって違う方向に変わっていったかも知れない。
そう思うと、この作品により多くの希望を持つことができました。
私は映画と文庫を通して、この作品が大好きになりました。
ぜひ多くの人に、両方の「この胸いっぱいの愛を」感じてほしいと思います。
文庫では、映画でわからなかった主人公達の気持ちの一つ一つを知ることができました。
また映画を思い出すことで、情景を思い浮かべながら読むことができました。
ネタばれになりますが、文庫の結末は映画とは違うものでした。
私は映画の結末を少し寂しく感じていたので、とても嬉しく思います。
もちろん映画と文庫で変わらなかった結末もあります。
でも変わらなかったことが悪いことかと言われると、
変わらなかったことには、変わらなかっただけの価値がある気がするのです。
それに結末が同じだったから、その過程までが全て同じだったとは限りませんよね。
門司で起きたある出来事が「未来」を変えていたかも知れない。
結末が変わったように、過程だって違う方向に変わっていったかも知れない。
そう思うと、この作品により多くの希望を持つことができました。
私は映画と文庫を通して、この作品が大好きになりました。
ぜひ多くの人に、両方の「この胸いっぱいの愛を」感じてほしいと思います。
2005年10月6日に日本でレビュー済み
映画の原作「クロノス・ジョウンターの伝説」が大好きなので、原作と殆ど違うという映画がどうなっているのか、気になっていました。
全国公開に先駆けて、原作者自身の手でノベライズされた作品が発売されるというのは、私にとっては嬉しいことです。
SF色が強く、愛するもののために自分の意思で時を超えた原作と違い、偶発的な"事故"で時を越えてしまった主人公たち。これはこれで、心が温かくなる素敵な作品でした。根本に流れているテーマが、"黄泉がえり"を彷彿とさせます。映画を見てもいいかな、という気分になりました。
先に読んで想像を膨らませておいて、映画で確認する、という方法と、映画を見てから読んで確かめる、という方法。どちらかというと、私は前者を薦めますが、それはまあ好みでしょう。
読書が苦手な人でも、テンポよく進むので、読みやすいと思います。
ただ、「クロノス~」に登場する人物と同じ名前で、全く違う性格の人物が何人か登場するので、最初のうちは戸惑いもありました。布川くん、違いすぎです(笑)
それにしても、原作、原作とは違うストーリーの映画、そのノベライズ、原作に忠実に仕上がりそうな、キャラメルボックスの舞台。
同じひとつのものから派生して、4つの味が楽しめ、非常にお得な感じがします。
全国公開に先駆けて、原作者自身の手でノベライズされた作品が発売されるというのは、私にとっては嬉しいことです。
SF色が強く、愛するもののために自分の意思で時を超えた原作と違い、偶発的な"事故"で時を越えてしまった主人公たち。これはこれで、心が温かくなる素敵な作品でした。根本に流れているテーマが、"黄泉がえり"を彷彿とさせます。映画を見てもいいかな、という気分になりました。
先に読んで想像を膨らませておいて、映画で確認する、という方法と、映画を見てから読んで確かめる、という方法。どちらかというと、私は前者を薦めますが、それはまあ好みでしょう。
読書が苦手な人でも、テンポよく進むので、読みやすいと思います。
ただ、「クロノス~」に登場する人物と同じ名前で、全く違う性格の人物が何人か登場するので、最初のうちは戸惑いもありました。布川くん、違いすぎです(笑)
それにしても、原作、原作とは違うストーリーの映画、そのノベライズ、原作に忠実に仕上がりそうな、キャラメルボックスの舞台。
同じひとつのものから派生して、4つの味が楽しめ、非常にお得な感じがします。
2005年10月18日に日本でレビュー済み
映画は泣きモードで行ったんですが、既にレビューなどにある通りあまり泣く場面が無かったように感じます。
犬の一件が一番感動しました。
で、先日本屋さんでこの本を買ってきたところ、これが大当たり。
映画を見ていたので登場人物のイメージがわきやすく、誰が誰だかがよくわかるのでより深いところまで入り込めたような気がします。
結末がよりハッピーエンドになっているのがとても好きです。
映画を見てノベライズ本を読んでいない方は是非読んでみてください。
犬の一件が一番感動しました。
で、先日本屋さんでこの本を買ってきたところ、これが大当たり。
映画を見ていたので登場人物のイメージがわきやすく、誰が誰だかがよくわかるのでより深いところまで入り込めたような気がします。
結末がよりハッピーエンドになっているのがとても好きです。
映画を見てノベライズ本を読んでいない方は是非読んでみてください。
2005年10月24日に日本でレビュー済み
とても読みやすい文章で、一気に読み終えてしまいました。「黄泉がえり」と似たような設定ですが、こちらの方がより気楽に読めます。浅田次郎の「鉄道員」を読んだ時と同じような読後感がありました。
映画は若い人に人気があるようですが、ストーリーは人生経験を積んだ年配の人に、より一層胸に来るものがあると思います。私は本のイメージを大事にしていたいので、あえて映画は見ないことにしました。
映画は若い人に人気があるようですが、ストーリーは人生経験を積んだ年配の人に、より一層胸に来るものがあると思います。私は本のイメージを大事にしていたいので、あえて映画は見ないことにしました。