雑誌『SWITCH』の編集者だった著者が、レンタカーでスモールタウンだけに立ち寄って全米を横断した旅行記。
潮流から外れたスモールタウンで小さな物語が日々紡がれていく。
誰もが物語の主人公。
地に足をつけて生き、そしてそこで死んでいく人たちの日常を、感傷に浸りすぎず鮮やかに切り取っている。
共和党と民主党、都心と郊外、ブッシュと中東とオイル、スピルバーグ、マイケル・ムーア……。
勝者と敗者、善人と悪人、という単純な図式でしかアメリカという大国を読めなかったのが、ゆっくりと変わっていく。
かみしめるうちに味が出てくる。
旅行記というより、短編小説を味わったような気持ちになった、という小池昌代の解説以上の言葉はないだろう。
アメリカにわたる前にこの本をそっと渡してくれた友人に、深く感謝する。
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語るに足る、ささやかな人生 (小学館文庫 こ 13-1) 文庫 – 2007/8/1
駒沢 敏器
(著)
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/8/1
- ISBN-104094081941
- ISBN-13978-4094081947
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/8/1)
- 発売日 : 2007/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 317ページ
- ISBN-10 : 4094081941
- ISBN-13 : 978-4094081947
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,012,515位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 326位アメリカ・中南米の地理・地域研究
- - 4,975位小学館文庫
- - 19,311位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年10月21日に日本でレビュー済み
2007年9月3日に日本でレビュー済み
文庫版は、持ち歩いてふとした時にぱらぱらめくるのにいい。
アメリカのなんでもない小さな町にこそ、実はアメリカ的なるものが存在している。
そんなスタンスで、幾つもの風景が描かれているのだけれど、ぱさぱさに乾いたようなハイウェイ沿いの町の様子が不思議と懐かしい。
ふらっとアメリカに行ってレンタカーを借りて、ハイウェイを走らせながらモーテルを探してみたくなる。
文庫の紙質が薄っぺらくて、活字の組み方が寸詰まりなところまでペーパーバックふうなのは、好みが分かれるかもしれない。
わたしには少し読みづらい。
アメリカのなんでもない小さな町にこそ、実はアメリカ的なるものが存在している。
そんなスタンスで、幾つもの風景が描かれているのだけれど、ぱさぱさに乾いたようなハイウェイ沿いの町の様子が不思議と懐かしい。
ふらっとアメリカに行ってレンタカーを借りて、ハイウェイを走らせながらモーテルを探してみたくなる。
文庫の紙質が薄っぺらくて、活字の組み方が寸詰まりなところまでペーパーバックふうなのは、好みが分かれるかもしれない。
わたしには少し読みづらい。