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100回泣くこと (小学館文庫な 6-1) 文庫 – 2007/11/6

中村航 (著)

3.8 207個の評価

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10万部突破のロングセラー、待望の文庫化

交際3年、求婚済み、歳の差なし。ここが世界の頂点だと思っていた。こんな生活がずっと続くんだと思っていた――。精緻にしてキュート、清冽で伸びやか。野間文芸新人賞作家が放つ、深い喪失を描いた物語。

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本の長さ

208ページ
言語

日本語
出版社

小学館
発売日

2007/11/6
ISBN-10

4094082190
ISBN-13

978-4094082197
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 小学館; 第11版 (2007/11/6)
発売日 ‏ : ‎ 2007/11/6
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 208ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4094082190
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4094082197

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- - 7,458位日本文学

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中村航

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読んでみ？

2022年2月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

本の感想は人それぞれですが高校の通学中に読むべく買いました。コンパクトでかさばらず、面白いのでスマホ見てるよりいいです。

2023年2月13日に日本でレビュー済み

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ちゃんと希望のタイトルが届きました。

2013年12月30日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

映画で関ジャニ大倉君が主演だからって読んでみたけど、泣けたー！
以外だった！自分でも…
はじめはつまらない感ありだけど、ぜひ、最後まで読んでいただきたい！

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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タンキー

はじめて中村航

2018年10月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　レビュー数９７。彼の作品の中で、一番の傑作なんだろう。
読み始めは、恋愛小説なんだと、軽い気持ちで読み進めました。とちゅうから、ぐんぐん引きこまれ、やめられなくなった。久しぶりに感動した。とりあえず、もう一冊注文しました。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

くくくくままま

ヒロインが魅力的。

2021年1月6日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　若く幸福なカップルが片方の病によって引き裂かれてしまうというストーリーはありふれたものだが、ヒロイン佳美の魅力が際立つ。
　印象的な場面２つ。
１
「やあ」と、彼女は言った。「嫁に来たよ」
　リュックを背負い、白いチューリップハットを被った彼女が、右手をさしだした。
「ふつつかものですが、どうぞよろしく」(pp.83-84)
　「嫁」「ふつつかもの」という古めかしい言葉と、彼女のいでたちの落差がいい。
２
（発熱した佳美との会話）
「なにかして欲しいことはある？」
　彼女はじっと僕の顔を見た。
（……解熱の舞を踊って）
　解熱の舞。僕は立ち上がった。解熱の舞。
　僕はその場でくるくると二回転し、彼女に向けて両手をさしだした。それを三回繰り返した。
（……ありがとう）(pp.104-105)
　まさに「病めるとき」に「共に生きる」感じ。しかもジトジトせずに。

　キリスト教の結婚の誓い（「健やかなるときも病めるときも」から始まる）が効果的に用いられている。確かにこの誓いはすごい。けれども、考えてみると、この誓いも「死がふたりを分かつまで」なのだなとも思う。

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Kindleのお客様

悪いけどまったく面白いとは思えなかった

2022年12月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ストーリーよ呼べるようなものはほぼない。

主人公と付き合っている彼女が、病気になって死ぬ。それだけ。

書かれていることはほとんど、その過程で変化する主人公の心情だけなんだけど、これがまたクサイ。自己陶酔しているような言い回しというか表現というか、読んでいるこっちが恥ずかしくなってくるレベル。とくに「like　this」っていう英単語がいきなり入ってくる意味がわからない。

あと本文の言葉で言うなら主人公と彼女の関係があまりにも「バカップル」だと思う。事実なら微笑ましくもあるけど、創作でこれはない。もぐらの馬力を計算するとか「なまねこ」とか突然言い出す彼女の言動はかわいいというよりあざとい。「死んだときの悲しみを膨らませるために、かわいく書いているってことね、はいはい」って感じで冷めてくる。こういう彼女の言動かわいいでしょ？　っていう作者の意図が透けて見えるのが嫌すぎる。

あと、冒頭でしつこいくらい書き込まれているバイクの描写がそれほど必要とは思えない。専門用語を連発されても何のことかわからないし。

展開は裏表紙を読めばわかる(というか、ほぼネタバレ)ので、たいして惹き込まれないばかりか、こんなのがだらだらずっと書かれてるだけならもういいやと思って途中で読むのやめた。

これは「小説」というよりも、彼女が病気になって死ぬ、という過程を材料にした「詩」といった方がいいかもしれない。悲しみに沈んだ主人公の悲劇のヒーローっぷりなんて読んでても何も面白くない。

恋人が病気で死ぬなんて展開は古臭いし、それを斬新な方法で表現しようという試みも見られない。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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never-ending

あまり・・・

2015年2月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

感動するかな？と思いましたが、私にはあまり。。。
桐谷＆大倉さんの映画も私にとっては、イマイチでした。

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リオ

久しぶりに読み返しみました。2度目も深い味わいがあります。

2010年7月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

恋愛はストーリーの中心ですが、恋愛の向うにバイク、犬、人間などの生と死、生きるモノたちの関わり合い見つめた物語です。
世界の中心で愛を叫ぶなどの世界の中心で､愛をさけぶ小学館文庫のように、激しく愛をぶつけてくる物語
ではありませんし、熱狂的で盲目的な純愛の物語でもありません。

最初、タイトルに騙され、世界の中心で、愛をさけぶのような悲恋の物語を期待して、ハンカチを用意して読んだ
のですが、出た涙の量は期待はずれでした。先がみえるとか盛り上がりに欠けるなど感想をもつ人もいるようです。
しかし、生の意味を考えさせられる良作でした。
久しぶりに再読してみましたが、ストーリーも結末も分かっているのに、最後までじっくり読むことができました。

物語に出てくる小箱、中には何も入っていないけれど絶対に開けることができない小箱のように、生命を象徴するオブジェが、沢山登場
します。草原の少年、胸の中の犬の温かさ、鼓動のように時を刻む目覚まし時計や腕時計、死と再生を経験するバイクなどなど・・・
しかし、愛を叫ばないように、生も叫びません。生を考えさせる問いかけを淡々と投げ続けてきます。
しかも、答えを考えることは読者に任せたまで、作者は答えを出してはいません。
答えのない問いかけは、心に残ります。それゆえに、時を経ても読み返してみたくなる良書です。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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