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探偵Xからの挑戦状! 3 (小学館文庫) 文庫 – 2012/5/8
夫が浮気? 疑念が晴れない“あたし”の中に相手を殺したい気持ちが芽生えて……(貫井徳郎『殺人は難しい』)。アメリカ人教授が殺害された。死体の不自然な手のかたちは、ダイイング・メッセージなのか? 名作『冬のオペラ』のコンビが謎に挑む(北村薫『ビスケット』)。“怪盗X”が“探偵X”に謎解きを依頼。冬の天弓館で起きた殺人事件の犯人は?(米澤穂信『怪盗Xからの挑戦状』)。霧の夜に発生した煙草や老女殺人事件。各所で目撃された、ゴーグルをかけた謎の男の目的は?(島田荘司『ゴーグル男の怪』)。
4人の人気作家によるNHKミステリー番組の原作が、オリジナル文庫で登場。それぞれの謎を、あなたは解き明かすことができるのか。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/5/8
- ISBN-104094087249
- ISBN-13978-4094087246
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/5/8)
- 発売日 : 2012/5/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4094087249
- ISBN-13 : 978-4094087246
- Amazon 売れ筋ランキング: - 844,103位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
北村 薫
1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(’09年直木賞受賞)など:本データは『1950年のバックトス (ISBN-13:978-4101373324 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
米澤 穂信(よねざわ・ほのぶ)
1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』(東京創元社)で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』(新潮社)で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年刊の『王とサーカス』(東京創元社)はそれぞれ3つのミステリ・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。
(本データは「いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ」が刊行された当時に掲載されていたものです。「BOOK著者紹介情報」より)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
下読みのつもりでさらーっ読んでいたら、そのままオチまで出てきてびっくりw
以前の形式の方が良かったのに・・・。
貫井徳郎「殺人は難しい」
北村 薫「ビスケット」
米澤穂信「怪盗Xからの挑戦状」
島田荘治「ゴーグル男の怪」
の4作品である。
いずれも、昨年NHKテレビで放送されたもののノベライズである。
このうち「ゴーグル男の怪」だけは長編化されたものを読んでいる。
長編化された「ゴーグル〜」は原発ネタをかなり盛り込んであったが、本書収載のものはそれがない分、あっさりしていて分かりやすいものになっている。
長編型の著者のこと、書き込みが少ない点が物足りない、ともいえるかもしれない。
4作のなかでは、実は米澤作品がもっとも面白かった。
少々おちゃらけの度合いが過ぎるような気もするが、楽しい作品である。
北村作品はある専門知識が必要で、これはミステリとしてはどうかという感じだ。
貫井作品はコンパクトにまとめすぎであり、後味もあまりよろしくない。
総じて、ミステリクイズというような感じではあるが、この豪華執筆陣の短編が読める、というのは良かった。
ただし、ミステリとしてのレベルには少々問題のある作品もある。
だからそのあたりを割り切って楽しむには、十分な作品集だといえるだろう。
「殺人は難しい」=一人称の犯人が殺人の過程を洗いざらい書いているので、すべての情報が完全に与えられる。結果に不自然さを感じるか、「やられた!」となるかは読者次第。
「ビスケット」=ダイイング・メッセージというクラシックなトリックだが、短編ミステリーとはいえ古典文学の素養も必要なところが新味。
「怪盗Xからの挑戦状」=確かに重大な情報をキチンと伝えてくれている。気づかなかった・・・。
「ゴーグル男の怪」=島田荘司らしいおどろおどろしい都市伝説に気が取られてしまい、真犯人を見落とす確率大。タイトルからしてすでにトリックが・・・。