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とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫) 文庫 – 2008/2/20
「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。
次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?
...圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!
蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。
次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?
...圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!
蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/2/20
- ISBN-104094510524
- ISBN-13978-4094510522
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/2/20)
- 発売日 : 2008/2/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4094510524
- ISBN-13 : 978-4094510522
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,238位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の書く描写表現はまるで実写を見ているように鮮やかでした。ストーリーも王道の展開でこれ以上の作品に出会うことはなかなか難しいかもしれません。
2021年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空戦の簡潔かつ精緻な描写にワクワクしながら、
骨太でシンプルなストーリーに一気に読み切ってしまいました。
骨太でシンプルなストーリーに一気に読み切ってしまいました。
2019年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
類まれにみる名作。
正直これはラノベにしておくのは勿体ないということで、一般の方でも手に取りやすいように特装版を作ったのでは?と考えてしまうレベル。
シナリオは王道で、身分差のある恋物語。
更には、望まぬ結婚、許されぬ恋。
だが、エンディングはよくある陳腐なラブストーリーではなく、深く余韻が残る、甘くも現実的な素晴らしい終わり方。
作中では最初は真逆で反発しあっていた二人が、命をかけるほどの危機的状況を経験する中で細やかな心情変化が現れる様は素晴らしいし、それを的確に文章で表現しているのはさすがというべき。
更に、子供だったお嬢様が命のやり取りを通じて成長していく様も見どころ。
そして、なんといっても最後の伏線の回収。
ここまで美しく物語を纏めたストーリー性は勿論なのだが、それが目に浮かぶような表現力。
兎にも角にも、この作品はシナリオ、キャラクター、心情描写、表現力どれをとっても一流と呼ぶに相応しい。
この本をはじめて取る人も、はたまた当該作品の映画版を見て消化不良感を感じた方も、是非一度読んでみて欲しい。
(※この作品の映画はかなり端折っているので、原作を一度でも読んだ人であれば「見るに堪えない」とまでは言わないが、折角の作品が凄く勿体ないという気持ちになると思う・・・。)
正直これはラノベにしておくのは勿体ないということで、一般の方でも手に取りやすいように特装版を作ったのでは?と考えてしまうレベル。
シナリオは王道で、身分差のある恋物語。
更には、望まぬ結婚、許されぬ恋。
だが、エンディングはよくある陳腐なラブストーリーではなく、深く余韻が残る、甘くも現実的な素晴らしい終わり方。
作中では最初は真逆で反発しあっていた二人が、命をかけるほどの危機的状況を経験する中で細やかな心情変化が現れる様は素晴らしいし、それを的確に文章で表現しているのはさすがというべき。
更に、子供だったお嬢様が命のやり取りを通じて成長していく様も見どころ。
そして、なんといっても最後の伏線の回収。
ここまで美しく物語を纏めたストーリー性は勿論なのだが、それが目に浮かぶような表現力。
兎にも角にも、この作品はシナリオ、キャラクター、心情描写、表現力どれをとっても一流と呼ぶに相応しい。
この本をはじめて取る人も、はたまた当該作品の映画版を見て消化不良感を感じた方も、是非一度読んでみて欲しい。
(※この作品の映画はかなり端折っているので、原作を一度でも読んだ人であれば「見るに堪えない」とまでは言わないが、折角の作品が凄く勿体ないという気持ちになると思う・・・。)
2023年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルでネタバレになってしまうが、二人は結ばれない。しかし二人とも得るものを得て終わっているのは良かった
2023年9月10日に日本でレビュー済み
シリーズ全部読み終わりましたのでレビューです。
追憶→恋歌→夜想曲→誓約の順番で読むと良いです。
地球ではないどこか別の異世界での話です。
異世界ですが剣と魔法の世界ではないです。
ほぼ魔法的な物は出て来ません。
魔獣もダンジョンも出ないです。
主人公はプロペラ戦闘機に乗って戦います。
最初、世界観がつかみ辛く???って思う事があるかも知れませんが、そこを乗り越えればグッと引き込まれると思います。
第二次大戦中の日本vsアメリカをモデルにしていると思わる内容が随所に出て来ます。
プロペラ戦闘機が好きなら読んでおいて損はない。ファンタジーですが……。
物語自体はボーイミーツガールで完全なハッピーエンドではないのですが、読了感は良いです。
そして、この後に続くシリーズの序章となるので読んでおくべき物語になってます。
今回の主人公は次回以降の物語にも登場してきますよ!
面白いですので、是非読んでみて下さい。
追憶→恋歌→夜想曲→誓約の順番で読むと良いです。
地球ではないどこか別の異世界での話です。
異世界ですが剣と魔法の世界ではないです。
ほぼ魔法的な物は出て来ません。
魔獣もダンジョンも出ないです。
主人公はプロペラ戦闘機に乗って戦います。
最初、世界観がつかみ辛く???って思う事があるかも知れませんが、そこを乗り越えればグッと引き込まれると思います。
第二次大戦中の日本vsアメリカをモデルにしていると思わる内容が随所に出て来ます。
プロペラ戦闘機が好きなら読んでおいて損はない。ファンタジーですが……。
物語自体はボーイミーツガールで完全なハッピーエンドではないのですが、読了感は良いです。
そして、この後に続くシリーズの序章となるので読んでおくべき物語になってます。
今回の主人公は次回以降の物語にも登場してきますよ!
面白いですので、是非読んでみて下さい。
2017年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某コミックサイトで無料試し読み増量がきっかけで気になり、気になって原作を読みドハマリした次第です。
この作品を皮切りに嫌煙しがちだったラノベにどっぷりと浸かり、素敵な作品が沢山あることをしりました。
皆さん仰られている通り、差別を受けつつも実力でのし上がった主人公と、真逆の立場にあるお姫様が、身分の違いを超えて惹かれあう王道のラブストーリーだと思います。
とんでもない危機を共に乗り越えていくことで愛が芽生えることも容易に想像はつくでしょう。
しかし、個人的にこの作品が大好きな点として、航空機などメカに明るくない私でも想像することができる臨場感と、紛れもないこの世界の「現実」を生き抜いている感じがひしひしと伝わり、単純なストーリーが逆にシンプルだからこそ良さが引き立ち、ダイレクトにエネルギーを感じることができました。
よくある異世界に転生したら突然ヒーローになっていたとか、特殊な能力があって何かに立ち向かうとかではなく、極論すればただの戦闘機に乗って戦うどころか逃げるしかないお話です。ところが、逃げているのがこんなにもドラマチックで、かつリアリティのあるものになるとは思いもしませんでした。
徐々に惹かれあい、でもお互いの気持ちを伝えあうことは叶わない。相手を想うからこそ選んだ別離は、ただのお涙頂戴ではなく、この結末しかありえないと、海猫お前はなんて格好いいんだ!と、読み終わったあと放心と満足の溜息が漏れました。
ハッピーエンドが好きな私は、一見バッドエンドで終わると見せかけてのラストの煌めきはこの上なくときめき、涙ボロボロでした。
文学には特別詳しい訳ではありませんが、たった一巻にこれほど濃縮されている本を読むと、出会えて良かったと心から思えました。
他シリーズもほぼ衝動的に買い揃えましたが、折に触れて読みたくなります。
ラノベだからと迷っている方がいたら、是非とも、ご一読していただきたいです。
長文失礼いたしました。
この作品を皮切りに嫌煙しがちだったラノベにどっぷりと浸かり、素敵な作品が沢山あることをしりました。
皆さん仰られている通り、差別を受けつつも実力でのし上がった主人公と、真逆の立場にあるお姫様が、身分の違いを超えて惹かれあう王道のラブストーリーだと思います。
とんでもない危機を共に乗り越えていくことで愛が芽生えることも容易に想像はつくでしょう。
しかし、個人的にこの作品が大好きな点として、航空機などメカに明るくない私でも想像することができる臨場感と、紛れもないこの世界の「現実」を生き抜いている感じがひしひしと伝わり、単純なストーリーが逆にシンプルだからこそ良さが引き立ち、ダイレクトにエネルギーを感じることができました。
よくある異世界に転生したら突然ヒーローになっていたとか、特殊な能力があって何かに立ち向かうとかではなく、極論すればただの戦闘機に乗って戦うどころか逃げるしかないお話です。ところが、逃げているのがこんなにもドラマチックで、かつリアリティのあるものになるとは思いもしませんでした。
徐々に惹かれあい、でもお互いの気持ちを伝えあうことは叶わない。相手を想うからこそ選んだ別離は、ただのお涙頂戴ではなく、この結末しかありえないと、海猫お前はなんて格好いいんだ!と、読み終わったあと放心と満足の溜息が漏れました。
ハッピーエンドが好きな私は、一見バッドエンドで終わると見せかけてのラストの煌めきはこの上なくときめき、涙ボロボロでした。
文学には特別詳しい訳ではありませんが、たった一巻にこれほど濃縮されている本を読むと、出会えて良かったと心から思えました。
他シリーズもほぼ衝動的に買い揃えましたが、折に触れて読みたくなります。
ラノベだからと迷っている方がいたら、是非とも、ご一読していただきたいです。
長文失礼いたしました。
2020年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売されてから時間が経った作品ですが、一読の価値ありです。ラストが気が利いていて好きですね。
2017年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私がこの作品が美しいと思えるのは、ひとえに主人公シャルルが何者でもないところにある。
劇中、彼は英雄にも富豪にもなり損ねたが、その輝ける記憶と記録は、後の世に広く知れ渡ることとなった。
それが報われているとは言えないし、華々しさと活力に満ちた大団円ではないのが、「とある」とは、まったくもってその通りであって、最後まで読み切ってから初めてタイトルに戻るという、まるで映画のフィナーレのような、静かな余韻に浸れる。
いつか、恋というものがどんな形をしていたのか思い出したくなったら、また読み直したい。私にとって素直にそう思える作品である。
劇中、彼は英雄にも富豪にもなり損ねたが、その輝ける記憶と記録は、後の世に広く知れ渡ることとなった。
それが報われているとは言えないし、華々しさと活力に満ちた大団円ではないのが、「とある」とは、まったくもってその通りであって、最後まで読み切ってから初めてタイトルに戻るという、まるで映画のフィナーレのような、静かな余韻に浸れる。
いつか、恋というものがどんな形をしていたのか思い出したくなったら、また読み直したい。私にとって素直にそう思える作品である。