久しぶりに読んでみたけどやっぱり面白い
タイトルに1と付いていたので続編期待していたけど結局出てないようなのが残念
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Gunning for Nosferatus〈1〉此よりは荒野 (ガガガ文庫) 文庫 – 2008/11/18
復讐は--地獄の季節だ
19世紀末、アメリカ西部。近隣の村とともに家を襲われ、母と妹を亡くした
アラン・グリーンウッド。彼を助けた少女は言った。襲撃者は「不死者秘儀団」だと。
炎に包まれる家を前に、アランは復讐を誓う。――それから3年。保安官の叔父のもと、
キングスウェイ市で保安官補となっていたアランは、かつての少女――
「屍人殺しのステラ」の二つ名で呼ばれる凄腕の拳銃使いと再会する。
その間に埋められぬ力の差を感じ、自嘲するアラン。そんな折、街が人狼に襲撃され……。
いま、ふたりの復讐劇が幕を開ける!!
19世紀末、アメリカ西部。近隣の村とともに家を襲われ、母と妹を亡くした
アラン・グリーンウッド。彼を助けた少女は言った。襲撃者は「不死者秘儀団」だと。
炎に包まれる家を前に、アランは復讐を誓う。――それから3年。保安官の叔父のもと、
キングスウェイ市で保安官補となっていたアランは、かつての少女――
「屍人殺しのステラ」の二つ名で呼ばれる凄腕の拳銃使いと再会する。
その間に埋められぬ力の差を感じ、自嘲するアラン。そんな折、街が人狼に襲撃され……。
いま、ふたりの復讐劇が幕を開ける!!
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/11/18
- ISBN-104094511032
- ISBN-13978-4094511031
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/11/18)
- 発売日 : 2008/11/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4094511032
- ISBN-13 : 978-4094511031
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,108,350位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年4月11日に日本でレビュー済み
吸血鬼やトロールやサキュバスなんかも出てくる一風変わった西部劇。
文章が端整で、すっきりとして読みやすかったです。話もテンポ良く進み、飽きさせません。
また、登場人物のキャラ付けもしっかりしていて、女性キャラたちもそれぞれ魅力的でした。
タイトルにあるようにおそらくシリーズ化を視野に入れていたのでしょうが、いまだに続編は出ておりません。
解説の田中ロミオ氏が言うように、水無神先生は本当に隠居されたのか。
それとも売り上げが思ったほどでもなかったからなのか。
とにかくこのまま終わらせるのも勿体無い気がします。
内容としては、この一巻でひとつの物語が完結しているのでさほど問題ありませんが、個性的なキャラたちの今後が見てみたいです。
文章が端整で、すっきりとして読みやすかったです。話もテンポ良く進み、飽きさせません。
また、登場人物のキャラ付けもしっかりしていて、女性キャラたちもそれぞれ魅力的でした。
タイトルにあるようにおそらくシリーズ化を視野に入れていたのでしょうが、いまだに続編は出ておりません。
解説の田中ロミオ氏が言うように、水無神先生は本当に隠居されたのか。
それとも売り上げが思ったほどでもなかったからなのか。
とにかくこのまま終わらせるのも勿体無い気がします。
内容としては、この一巻でひとつの物語が完結しているのでさほど問題ありませんが、個性的なキャラたちの今後が見てみたいです。
2020年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすくキャラクターが魅力的。伏線の回収と胸のすく結末。清涼感の有る読後。
90年代後半のラノベ読者なら間違いなく傑作と感じる。
90年代後半のラノベ読者なら間違いなく傑作と感じる。
2009年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
復讐は地獄の季節という作中の言葉通り、主人公は色々なものを「喪失」していく。
力弱き者が前に進む為には、何かを失わなくてはならないとばかりに。
そうした喪失の連続が「此よりは荒野」というタイトルと見事にリンクしており、
主人公やヒロインの動機などテーマの重さにも関わらず、心地よい読後感を与えてくれる。
世界観もファンタジー混じりではあるが、れっきとした硬派な『男の物語』だ。
次巻を楽しみにしたい。
力弱き者が前に進む為には、何かを失わなくてはならないとばかりに。
そうした喪失の連続が「此よりは荒野」というタイトルと見事にリンクしており、
主人公やヒロインの動機などテーマの重さにも関わらず、心地よい読後感を与えてくれる。
世界観もファンタジー混じりではあるが、れっきとした硬派な『男の物語』だ。
次巻を楽しみにしたい。
2009年1月9日に日本でレビュー済み
本屋で目にとまり購入。
自分にとっておもしろい小説ってのはどんどんページをめくりたくなるような
作品です。
これはまさにそんな作品でした。
最初はまさかのホラー小説かよって感じで始るんですがこの時点で私はこの作品
に引き込まれていたようです。いや〜おもしろかった。
暇つぶしに読もうと思って購入したのに仕事そっちのけで読む始末。
なんというか主人公への印象が読んでてどんどん変わってくるんです。最初は可哀
そうだなぁとかバカだなぁとか仕舞いにはガキだなぁとか思って読んでたんですが。
さすが主人公!!カッコいいところも見せてくれました。しっかり成長してくれます。
後から意外な事実が明かされたりしてあぁ、それであの時あの人はそんな態度をとっ
てたのかぁという発見もでき楽しいですよ。
本の隅に1と書いてあるから2巻もそのうちでるのかな?
出るとしたら次が勝負だと思います。まだ明かされてない謎もありますが今回の盛り
上がり方より上を行く作品ができるのかが重要ですね。
自分にとっておもしろい小説ってのはどんどんページをめくりたくなるような
作品です。
これはまさにそんな作品でした。
最初はまさかのホラー小説かよって感じで始るんですがこの時点で私はこの作品
に引き込まれていたようです。いや〜おもしろかった。
暇つぶしに読もうと思って購入したのに仕事そっちのけで読む始末。
なんというか主人公への印象が読んでてどんどん変わってくるんです。最初は可哀
そうだなぁとかバカだなぁとか仕舞いにはガキだなぁとか思って読んでたんですが。
さすが主人公!!カッコいいところも見せてくれました。しっかり成長してくれます。
後から意外な事実が明かされたりしてあぁ、それであの時あの人はそんな態度をとっ
てたのかぁという発見もでき楽しいですよ。
本の隅に1と書いてあるから2巻もそのうちでるのかな?
出るとしたら次が勝負だと思います。まだ明かされてない謎もありますが今回の盛り
上がり方より上を行く作品ができるのかが重要ですね。
2009年11月30日に日本でレビュー済み
ファンタジー要素が当たり前のようにミックスされた西部劇。
独特の設定ですが、これをスムーズに読者に読み進めさせるあたり、著者の物書きとしての力量は高いように感じました。
テーマとしては復讐、少年の成長、運命の出会い、といったところでしょうか。
あとは、大衆の無責任さ。
主人公アランの浅はかさ、若さゆえの過ち、力の無さが容赦なく描かれ、情けないったらありゃしない。
対してヒロインのステラは同年代の少女にして世界に名を轟かせるガンスリンガー。
そのステラはツンデレならぬツンドラ(デレが一切無い)お嬢様で、取り付く島もなしといった言動が目立ちます。
イラストのイメージも素晴らしく、非常に魅力あるキャラだと感じたので、刺々しい部分以外をもう少し描いてくれると、より作品に愛着を持てたように思います。
まあほんの僅かで良いからデレてほしかった(笑
独特の設定ですが、これをスムーズに読者に読み進めさせるあたり、著者の物書きとしての力量は高いように感じました。
テーマとしては復讐、少年の成長、運命の出会い、といったところでしょうか。
あとは、大衆の無責任さ。
主人公アランの浅はかさ、若さゆえの過ち、力の無さが容赦なく描かれ、情けないったらありゃしない。
対してヒロインのステラは同年代の少女にして世界に名を轟かせるガンスリンガー。
そのステラはツンデレならぬツンドラ(デレが一切無い)お嬢様で、取り付く島もなしといった言動が目立ちます。
イラストのイメージも素晴らしく、非常に魅力あるキャラだと感じたので、刺々しい部分以外をもう少し描いてくれると、より作品に愛着を持てたように思います。
まあほんの僅かで良いからデレてほしかった(笑