、予備校で顔も知らない三人の生徒たちと同じ部屋になり―テスト中に停電が起きた。
なんでもない、一度きりの偶然のトラブルをきっかけに四人は出逢い、惹かれあっていく
。見上げれば灰色の空から雪…。クリスマスイブの夜、神野若葉は言った。
「信じていたら、奇跡は起きるんじゃないかって…でもそれを信じていなかったら、もし起きたとしてもそれは…偶然。
たった一度だけの悲しい偶然」。一生懸命未来に悩み、精一杯恋をする、十七歳。ノスタルジックな純愛ストーリー。
特に大きな事件が起きるわけでもない
かといって、王道かといわれたらそうでもない。
それぞれ、4人の思いがあり4人のストーリーがあり、少しもどかしくも感じ
子供から大人になっていくのをだんだんに感じていくお話です。
ラストは感動しました。面白かったです。
個人的にはもう少し大きな展開が拡げられてもいいんではないかとも思いました。
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恋の話を、しようか (ガガガ文庫 み 2-7) 文庫 – 2009/6/18
地方都市の冬。
高校生の桧(ひ)山(やま)ミツルは、予備校で顔も知らない三人の生徒たちと同じ部屋になり――テスト中に停電が起きた。
なんでもない、一度きりの偶然のトラブルをきっかけに四人は出逢い、惹かれあっていく。
見上げれば灰色の空から雪……。クリスマスイブの夜、神野若葉は言った。
「信じていたら、奇跡は起きるんじゃないかって……でもそれを信じていなかったら、
もし起きたとしてもそれは……偶然。たった一度だけの悲しい偶然」。一生懸命未来に悩み、
精一杯恋をする、十七歳。ノスタルジックな純愛ストーリー。
高校生の桧(ひ)山(やま)ミツルは、予備校で顔も知らない三人の生徒たちと同じ部屋になり――テスト中に停電が起きた。
なんでもない、一度きりの偶然のトラブルをきっかけに四人は出逢い、惹かれあっていく。
見上げれば灰色の空から雪……。クリスマスイブの夜、神野若葉は言った。
「信じていたら、奇跡は起きるんじゃないかって……でもそれを信じていなかったら、
もし起きたとしてもそれは……偶然。たった一度だけの悲しい偶然」。一生懸命未来に悩み、
精一杯恋をする、十七歳。ノスタルジックな純愛ストーリー。
- 本の長さ292ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2009/6/18
- ISBN-104094511431
- ISBN-13978-4094511437
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2009/6/18)
- 発売日 : 2009/6/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 292ページ
- ISBN-10 : 4094511431
- ISBN-13 : 978-4094511437
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,619,901位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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三上 康明(みかみ やすあき)は、神奈川県出身の小説家・ライトノベル作家。
2005年、集英社主催の第5回スーパーダッシュ小説新人賞において、「キセキ☆ラプソディ」が最終選考まで残り、これを加筆・修正した「ストーン ヒート クレイジー」でスーパーダッシュ文庫からデビュー。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月8日に日本でレビュー済み
何だか、胸が痛くなるような話です。
恋の話というのは、先が見えていても辛い。
四人の男女が、それぞれ悩みを抱えていて、それでも良いんだという諦念に至るような話なんですが、安易に悩みの原因が解決しない、というところに自然さがあって良いなあ、と思います。
見ていてもどかしいと思える辺りは、作品の空気に呑まれてしまった証拠なのでしょう。
とはいえ、話がきれいに纏まりすぎていて、人物までもが舞台装置に見えてしまうというのはちょっと気になります。よく言えば論理的、悪く言ったらこぢんまりしている、といった所でしょうか。
もっと登場人物が勢いで突き抜けるような展開があってもいいと思いました。
相変わらず、ガガガ文庫は「これってラノベなん?」と思いたくなるような、素敵な作品が多い気がします。
恋の話というのは、先が見えていても辛い。
四人の男女が、それぞれ悩みを抱えていて、それでも良いんだという諦念に至るような話なんですが、安易に悩みの原因が解決しない、というところに自然さがあって良いなあ、と思います。
見ていてもどかしいと思える辺りは、作品の空気に呑まれてしまった証拠なのでしょう。
とはいえ、話がきれいに纏まりすぎていて、人物までもが舞台装置に見えてしまうというのはちょっと気になります。よく言えば論理的、悪く言ったらこぢんまりしている、といった所でしょうか。
もっと登場人物が勢いで突き抜けるような展開があってもいいと思いました。
相変わらず、ガガガ文庫は「これってラノベなん?」と思いたくなるような、素敵な作品が多い気がします。
2012年10月4日に日本でレビュー済み
恋愛小説というより青春小説だね。
昔読んだことある恩田陸さんのネバーランド(だっけ?)に雰囲気が似てる。
個人的にはこんな経験があるので胸がくすぐったかった。
作者あとがき部分のお話は胸がいたかった。
ただ男嫌いのねーさんの言動やイタリアいくよーってくだりは唐突というより無理があるきがする。
昔読んだことある恩田陸さんのネバーランド(だっけ?)に雰囲気が似てる。
個人的にはこんな経験があるので胸がくすぐったかった。
作者あとがき部分のお話は胸がいたかった。
ただ男嫌いのねーさんの言動やイタリアいくよーってくだりは唐突というより無理があるきがする。
2012年10月4日に日本でレビュー済み
全体的に粗いというか、雑な印象を受けました。
特に登場人物の設定やその言動はお粗末なものになっているように思います。
ただ、予備校が舞台というのも面白いし、何より将来の不安だとか、その葛藤だったりと
こういうのが書きたいというのが凄い伝わってきました。
もっとじっくり創り込んで欲しかった。
特に登場人物の設定やその言動はお粗末なものになっているように思います。
ただ、予備校が舞台というのも面白いし、何より将来の不安だとか、その葛藤だったりと
こういうのが書きたいというのが凄い伝わってきました。
もっとじっくり創り込んで欲しかった。
2012年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからも分かるとおり、「恋」を主題に据えた作品です。しかし、終始恋の話ばかりしているという訳でもありません。
この作品のもうひとつのテーマ。それは「将来」です。
ライトノベルには珍しく、作中で「国公立」だとか「公務員」だとかいった単語が頻出します。登場人物も、自分の進路や職業について思い思いに悩みます。そこがこの作品のもうひとつのミソだと思います。
将来に対するおぼろげな不安。進路に対する抽象的な危機感。
「俺たち、このまま大人になっていいのかな……」
みたいな。
いや、こんなセリフは作中には登場しないんですけど、でもまあだいたい、そんな作風です。
この作品のもうひとつのテーマ。それは「将来」です。
ライトノベルには珍しく、作中で「国公立」だとか「公務員」だとかいった単語が頻出します。登場人物も、自分の進路や職業について思い思いに悩みます。そこがこの作品のもうひとつのミソだと思います。
将来に対するおぼろげな不安。進路に対する抽象的な危機感。
「俺たち、このまま大人になっていいのかな……」
みたいな。
いや、こんなセリフは作中には登場しないんですけど、でもまあだいたい、そんな作風です。
2009年8月22日に日本でレビュー済み
予備校でたまたま同じクラスになった名前も知らない4人の高校生がテスト中におきた停電をきっかけに惹かれあっていく話。
この物語に共感したのは、高校生という時期に、誰しも体験するであろう気になる人への切ない気持ち、また将来への漠然とした不安。
ただ単純に人を好きになり、大人になって変わっていくことへのドキドキ感。
この普遍的なテーマを濁り気なしに真っ直ぐ描いたからこそであると思う。
すごくストレート。
だからこそ終盤の展開は読者を巻き込んでやきもきさせてくれるし、ラストにはこの4人を思わず応援したくなってしまう、さわやかとした読後感を得ることができた。
彼女いない暦=年齢の僕にもどうか恋の話をさせてください。
たとえ付き合うことは無くとも、クラスに好きな子がいるだけで、毎日学校に通えたあのころへ戻れます。
どなたへもお勧めできる作品です。
この物語に共感したのは、高校生という時期に、誰しも体験するであろう気になる人への切ない気持ち、また将来への漠然とした不安。
ただ単純に人を好きになり、大人になって変わっていくことへのドキドキ感。
この普遍的なテーマを濁り気なしに真っ直ぐ描いたからこそであると思う。
すごくストレート。
だからこそ終盤の展開は読者を巻き込んでやきもきさせてくれるし、ラストにはこの4人を思わず応援したくなってしまう、さわやかとした読後感を得ることができた。
彼女いない暦=年齢の僕にもどうか恋の話をさせてください。
たとえ付き合うことは無くとも、クラスに好きな子がいるだけで、毎日学校に通えたあのころへ戻れます。
どなたへもお勧めできる作品です。
2009年11月6日に日本でレビュー済み
正直絵にひかれました
ですが読んでいくうちにぐいぐい引き込まれちゃって……
読了後はもうタイトル通り。
どっかに走り出したい。そんなもやもやした気分になりました。
ですが読んでいくうちにぐいぐい引き込まれちゃって……
読了後はもうタイトル通り。
どっかに走り出したい。そんなもやもやした気分になりました。