百合小説にしては、かなり変化球。
でも、人が人を好きになっていく過程が、とても丁寧に描かれています。
主人公が考えることが変なんですけど、こどもの頃って、こんな風につまらないことにこだわって妄想したりとか、意外によくあると思います。とくに恋してると。
妙に哲学的なところもあって、私はそこにハマりました。意味なんてわからなくてもいいと思います。
タイトルの意味が、読んでみてしみじみわかります。深い。
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君が僕を~どうして空は青いの?~ (ガガガ文庫 な 4-3) 文庫 – 2009/7/17
昔はどこの商店街にもいたらしい商売繁盛の神様""恵まれさん""が、私の街のショッピングセンターに、復活。
たいていはおばあさんだったのだけれど、今度の""恵まれさん""はなんと中学三年生。
しかも、""執事""をともなって私のクラスに転入してきた! お金に一切触れてはいけない決まりだという""恵まれさん""。
日々の生活をサポートするのが""執事""だなんて言っている。お金に触れないなんて、そんなのムリ!
本当はどうなの?なぜ、そんな野生動物みたいな微笑みなの? 気になる…気になる……好きになる?
たいていはおばあさんだったのだけれど、今度の""恵まれさん""はなんと中学三年生。
しかも、""執事""をともなって私のクラスに転入してきた! お金に一切触れてはいけない決まりだという""恵まれさん""。
日々の生活をサポートするのが""執事""だなんて言っている。お金に触れないなんて、そんなのムリ!
本当はどうなの?なぜ、そんな野生動物みたいな微笑みなの? 気になる…気になる……好きになる?
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2009/7/17
- ISBN-104094511458
- ISBN-13978-4094511451
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2009/7/17)
- 発売日 : 2009/7/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 216ページ
- ISBN-10 : 4094511458
- ISBN-13 : 978-4094511451
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,370,297位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月5日に日本でレビュー済み
これほどまでにレビューし辛い作品もちょっと珍しい。☆3という評価はある意味無視して良いのかもしれません…それ位に「掴めなかった」
最近百合系のライトノベルを読んで無かった事を思い出して、過去の百合系名作を探してたら引っ掛かったのがこの作品。一筋縄ではいかないと言う
評判が「普通じゃないラノベを探す」という小生の琴線に触れたのだけど、こんなに難しい作品とは予想してなかった。読者のセンスと読解力を試す
本当の意味で「読者を選ぶ」作品です。10人が読んだら10人が似たような感想を語るラノベを求める人は避けた方が良いタイプの作品です
まず、語り手が普通じゃない。22年前の中学三年生の冬を思い出して語る37歳のオバサンなんである。彼女、橘順子は中学三年の三学期に転校してきた
二人の女子生徒と出会うのだけど、その片割れである小柄な美少女「絵藤真名」に惹かれる事になる。彼女は順子の住む佐間ニュータウンのショッピングモール
コムズ白山で「恵まれさま」を務める少女であった…
民間信仰の大賞で有る。「恵まれさま」としての生き方や、父が売れない癖に資産だけは抱えている芸術家と言う事で微妙に世間から浮いている順子の家庭環境、
女子中学の王子様であり真名の「執事」として傍らに侍る縁の存在という要素だけを考えたら、幾らでもとっかかりになる部分はある様に思われたのだけど
終始真名という少女と彼女に惹かれる順子との関係を「こういう事か」と固定する事が出来なかった
「恵まれさま」という存在の特異性、聞き手に全ての解釈と責任を負わせる「気持ち悪い言葉」に対する真名の反応、真名と縁の過去という要素が一つにまとまりそうで
まとまらない点にこの作品の特異な部分を感じる。「恵まれさま」と言っても現代社会でお金に触れずに生きていける訳ないじゃんと疑ってかかる順子の真名に対する
執着心が徐々に変容していく過程で真名の特異さも見えてくるのだけど、最後の最後で巨大爆弾が炸裂。「NGワードその1」を実践してしまうとは…順子はその
渡された爆弾を放り投げてしまうし、いったい二人の関係がどこに辿り着くのか全然予想が付かない
四巻構成のシリーズだけど、この一巻だけでは本当に掴みどころが無かった。最終的な感想は四巻全てを読み終えてから、と言う事にします
最近百合系のライトノベルを読んで無かった事を思い出して、過去の百合系名作を探してたら引っ掛かったのがこの作品。一筋縄ではいかないと言う
評判が「普通じゃないラノベを探す」という小生の琴線に触れたのだけど、こんなに難しい作品とは予想してなかった。読者のセンスと読解力を試す
本当の意味で「読者を選ぶ」作品です。10人が読んだら10人が似たような感想を語るラノベを求める人は避けた方が良いタイプの作品です
まず、語り手が普通じゃない。22年前の中学三年生の冬を思い出して語る37歳のオバサンなんである。彼女、橘順子は中学三年の三学期に転校してきた
二人の女子生徒と出会うのだけど、その片割れである小柄な美少女「絵藤真名」に惹かれる事になる。彼女は順子の住む佐間ニュータウンのショッピングモール
コムズ白山で「恵まれさま」を務める少女であった…
民間信仰の大賞で有る。「恵まれさま」としての生き方や、父が売れない癖に資産だけは抱えている芸術家と言う事で微妙に世間から浮いている順子の家庭環境、
女子中学の王子様であり真名の「執事」として傍らに侍る縁の存在という要素だけを考えたら、幾らでもとっかかりになる部分はある様に思われたのだけど
終始真名という少女と彼女に惹かれる順子との関係を「こういう事か」と固定する事が出来なかった
「恵まれさま」という存在の特異性、聞き手に全ての解釈と責任を負わせる「気持ち悪い言葉」に対する真名の反応、真名と縁の過去という要素が一つにまとまりそうで
まとまらない点にこの作品の特異な部分を感じる。「恵まれさま」と言っても現代社会でお金に触れずに生きていける訳ないじゃんと疑ってかかる順子の真名に対する
執着心が徐々に変容していく過程で真名の特異さも見えてくるのだけど、最後の最後で巨大爆弾が炸裂。「NGワードその1」を実践してしまうとは…順子はその
渡された爆弾を放り投げてしまうし、いったい二人の関係がどこに辿り着くのか全然予想が付かない
四巻構成のシリーズだけど、この一巻だけでは本当に掴みどころが無かった。最終的な感想は四巻全てを読み終えてから、と言う事にします