話はつらたん。
まじないがある時点で予想できた犯罪。
防ぐことも裁くこともできない。
どっかでぶっとばしてくれ!
ティラナがかわいい。
あとがきがおもしろい。
スパゲッティおいしそう。
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コップクラフト 3 (ガガガ文庫) 文庫 – 2011/1/18
満を持してのシリーズ完全新作ついに登場!
ここは異世界への入り口、超空間ゲートと繋がる玄関口にあたる『夢の街』―――雑多な民族と雑多な文化、異世界からの魔法的物品までもが裏取引される混沌都市サンテレサ。
孤島の街を舞台に繰り広げられる痛快ポリスアクション。いよいよ満を持しての完全新作が登場する!
サンテレサ市警特別風紀班に配属された異世界美少女剣士ティラナ・エクセディリカ。そしてその相棒、敏腕刑事ケイ・マトバ! 今回の事件の舞台は、歴史の浅いサンテレサ市の高校の中でも、とりわけランクの高い私立校、高級住宅地クィーンズバレーの裕福な家庭の少年少女たちが多く通っていることで知られる……「シャーウッド高校」! その高校で女性の全裸死体が発見された!
今回ティラナとマトバに与えられた任務とは、そのシャーウッド高校に潜入しての、囮捜査!
ティラナ・エクセディリカ、大胆不敵にも制服姿でシャーウッド高校に「転入」?サンテレサ市にシリーズ最大の大騒動、大波乱が巻き起こる!
話題必至の第3巻!
ここは異世界への入り口、超空間ゲートと繋がる玄関口にあたる『夢の街』―――雑多な民族と雑多な文化、異世界からの魔法的物品までもが裏取引される混沌都市サンテレサ。
孤島の街を舞台に繰り広げられる痛快ポリスアクション。いよいよ満を持しての完全新作が登場する!
サンテレサ市警特別風紀班に配属された異世界美少女剣士ティラナ・エクセディリカ。そしてその相棒、敏腕刑事ケイ・マトバ! 今回の事件の舞台は、歴史の浅いサンテレサ市の高校の中でも、とりわけランクの高い私立校、高級住宅地クィーンズバレーの裕福な家庭の少年少女たちが多く通っていることで知られる……「シャーウッド高校」! その高校で女性の全裸死体が発見された!
今回ティラナとマトバに与えられた任務とは、そのシャーウッド高校に潜入しての、囮捜査!
ティラナ・エクセディリカ、大胆不敵にも制服姿でシャーウッド高校に「転入」?サンテレサ市にシリーズ最大の大騒動、大波乱が巻き起こる!
話題必至の第3巻!
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/1/18
- 寸法10.5 x 1.1 x 15 cm
- ISBN-104094512454
- ISBN-13978-4094512458
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/1/18)
- 発売日 : 2011/1/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 228ページ
- ISBN-10 : 4094512454
- ISBN-13 : 978-4094512458
- 寸法 : 10.5 x 1.1 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 631,197位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京都出身。中央大学経済学部除籍処分。小説家・脚本家(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)』(ISBN-10:4829135530)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年7月29日に日本でレビュー済み
本シリーズ3巻目で、ついに女子高生登場。
ティラナが女子高生になりすまして、高校に潜入捜査です。
とはいえ、高校も高校生も、極めてアメリカ的で、
差別、麻薬、性犯罪にダークかつリアルに蝕まれちゃってます。
学園もののラノベによく出てくるような雰囲気は皆無です。
高校生が死んだり、殺されたりして、相変わらずダークでハードボイルドなストーリー展開です。
そのな中で、主人公2だけが、ほんの少しだけラブコメ的です。
巻を追う毎に2人の距離が微妙に近づいている気がします。
マイアミ・バイスの雰囲気の中で、
中性風の異世界から来た美少女剣士が活躍するというギャップが、
相変わらず面白かったので、面白かったので、次巻も買うことにしました。
ティラナが女子高生になりすまして、高校に潜入捜査です。
とはいえ、高校も高校生も、極めてアメリカ的で、
差別、麻薬、性犯罪にダークかつリアルに蝕まれちゃってます。
学園もののラノベによく出てくるような雰囲気は皆無です。
高校生が死んだり、殺されたりして、相変わらずダークでハードボイルドなストーリー展開です。
そのな中で、主人公2だけが、ほんの少しだけラブコメ的です。
巻を追う毎に2人の距離が微妙に近づいている気がします。
マイアミ・バイスの雰囲気の中で、
中性風の異世界から来た美少女剣士が活躍するというギャップが、
相変わらず面白かったので、面白かったので、次巻も買うことにしました。
2015年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
麻薬中毒で死んだ女子高生が発見され、高校での麻薬密売が疑われ、ティラナが転校生として潜入捜査を始める。スクールカースト的な軋轢もありそうだが、ケイは死んだ娘の父親の態度にも引っかかる。
被害者の身内が感じる自責の念と犯罪自体への向き合い方や犯罪を憎み立ち向かう側の複雑な心の動きは、ケイの妹の思い出に繋がっていく。そんな苦く辛い思いが危機を乗り越えるきっかけになるところが熱い。
ケイとティラナのウェットな内面を掘り下げる一編で、味わい深い。真剣に仕事をし、活きている二人がどんどん愛おしくなる。
一つの世界設定で毎回異なる方向の作品にしながら、キャラがぶれないのがすごい。
今巻もたっぷり楽しませてもらった。
今巻のBONUS TRACKも架空の女優イリーナと会話だが、なんとイリーナがモンハンに入れ込んでいることがわかって・・・。
作者に好き勝手に書いていただくことこそ読者の喜びである。
被害者の身内が感じる自責の念と犯罪自体への向き合い方や犯罪を憎み立ち向かう側の複雑な心の動きは、ケイの妹の思い出に繋がっていく。そんな苦く辛い思いが危機を乗り越えるきっかけになるところが熱い。
ケイとティラナのウェットな内面を掘り下げる一編で、味わい深い。真剣に仕事をし、活きている二人がどんどん愛おしくなる。
一つの世界設定で毎回異なる方向の作品にしながら、キャラがぶれないのがすごい。
今巻もたっぷり楽しませてもらった。
今巻のBONUS TRACKも架空の女優イリーナと会話だが、なんとイリーナがモンハンに入れ込んでいることがわかって・・・。
作者に好き勝手に書いていただくことこそ読者の喜びである。
2013年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4巻が今年度に発売されると聞いてまとめ買い。
この第3巻はラノベらしさもありしっかりとした人間ドラマもありの賀東節が炸裂した巻だと思いました。
ラストシーンでのマトバとティラナを見て二人の関係性の変化が垣間見れるとてもおすすめの1冊です。
次巻であのラストシーンを目撃されまくったマトバがどういじられるかも楽しみです
この第3巻はラノベらしさもありしっかりとした人間ドラマもありの賀東節が炸裂した巻だと思いました。
ラストシーンでのマトバとティラナを見て二人の関係性の変化が垣間見れるとてもおすすめの1冊です。
次巻であのラストシーンを目撃されまくったマトバがどういじられるかも楽しみです
2020年11月29日に日本でレビュー済み
全体としてはシリアス巻だが、相変わらず、シリアスの合間にコメディが挟まっていてするする読める。
~~~SPOILER !! ~~~~~~~~~~~~
とはいえ、この巻のエピソードはほとんど、このサンタテレサ市でなくても成立しそうな話ではある。
麻薬の話もSFでもファンタジー世界でもない舞台設定であるし。
ラストのコロンバイン高校銃乱射事件などを題材にしたと思われるが、これもこの物語世界でなくても
良かった気はする。
とはいえ、相変わらず読ませる文章、しぶいオヤジたち、面白いです。
~~~SPOILER !! ~~~~~~~~~~~~
とはいえ、この巻のエピソードはほとんど、このサンタテレサ市でなくても成立しそうな話ではある。
麻薬の話もSFでもファンタジー世界でもない舞台設定であるし。
ラストのコロンバイン高校銃乱射事件などを題材にしたと思われるが、これもこの物語世界でなくても
良かった気はする。
とはいえ、相変わらず読ませる文章、しぶいオヤジたち、面白いです。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨日購入し、時間を忘れて読みふけってしまうほど面白かった
やはり作者の文章力が高く、万人ウケする文体なので誰にでも楽しめると思う
ストーリーは悲しくもリアリティーのある作品に仕上がっている
この作品はよくあるライトノベルとは一風変わった作風だが、誰にでも進めることができる名作
こんなに面白い小説を読んだのは久しぶり
やはり作者の文章力が高く、万人ウケする文体なので誰にでも楽しめると思う
ストーリーは悲しくもリアリティーのある作品に仕上がっている
この作品はよくあるライトノベルとは一風変わった作風だが、誰にでも進めることができる名作
こんなに面白い小説を読んだのは久しぶり
2011年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マトバとテイラナ、オジサン刑事と少女騎士のコンビが活躍する海外ドラマ風のハードボイルドエンタメ。今回は高校の麻薬汚染という現実的なお話で、内容もミステリタッチで最後まで飽きさせないすばらしいでき。村田蓮爾氏の劇画風イラストがとてもマッチしている。良質の作家を多数そろえたGAGAGA文庫の面目躍如と行ったところ。これからも楽しみなシリーズ。オススメ度大!
2011年4月19日に日本でレビュー済み
コップ・クラフト。
舞台は、現代と何ら文明の変わらない地球。
しかし、突如現れた「ミラージュ・ゲート」と呼ばれる門により、異世界である「レト・セマーニ」と、世界が繋がる。
セマーニは現代社会における「兵器」のたぐいは存在しないが、それに代わる「術」や剣などの武器を利用する、特殊な文明が成り立っていた。
地球とセマーニ。二つの世界の常識が、2つの正義を生み出す。異なる価値観で交流する二つの世界の軋轢が、様々な事件に繋がってしまう。
この物語は、風紀班に属する日本人「ケイ・マトバ」と、セマーニから派遣されてきた騎士「ティラナ・エクセディリカ」のデコボココンビが織り成す、ハードボイルド・エンターテイメントである。
−−−−−−−−−−
以上が世界観の概要です。
大変面白い世界観で成り立っている物語で、話を進めるごとにセマーニと地球人(ドマーニ)の問題も一つ一つ浮き彫りになっていき、読み進める手が止まりません。
またこの物語の面白いところは、そういった異世界交流ものでありながら、その差別化や個性が全く無理なく描かれており、読んでいて自然とその不思議な世界を受け入れられるようになっているところです。
セマーニ人の古風な考え方に対する地球人の現代風の考え方とやり方。それぞれのいがみあいなどが、世界観を描く上での地力になるだけでなく、それが直接、物語の中核や笑いに繋がっていく……本当に「巧い」描き方がされています。
主人公格二名を初めとして、全てのキャラクターが誠に個性的で、チャットを見るだけでも楽しくなります。
ただ「可愛くてちょっと寂しがりや」などといった軽く薄い設定に留まらない、人物に対するこだわりが見て取れます。末端のキャラクターに至るまで細かく描写されており、「物語は主人公が動かす物じゃなく、周りの環境によって動く物」だということを、改めて実感できました。
昨今のライトノベルには珍しく、お色気要素やギャグは控えめになっており、その分人間ドラマが非常に深く描かれています。
ここ最近では一番のお勧め。一度は手にとって頂きたい名著です。
舞台は、現代と何ら文明の変わらない地球。
しかし、突如現れた「ミラージュ・ゲート」と呼ばれる門により、異世界である「レト・セマーニ」と、世界が繋がる。
セマーニは現代社会における「兵器」のたぐいは存在しないが、それに代わる「術」や剣などの武器を利用する、特殊な文明が成り立っていた。
地球とセマーニ。二つの世界の常識が、2つの正義を生み出す。異なる価値観で交流する二つの世界の軋轢が、様々な事件に繋がってしまう。
この物語は、風紀班に属する日本人「ケイ・マトバ」と、セマーニから派遣されてきた騎士「ティラナ・エクセディリカ」のデコボココンビが織り成す、ハードボイルド・エンターテイメントである。
−−−−−−−−−−
以上が世界観の概要です。
大変面白い世界観で成り立っている物語で、話を進めるごとにセマーニと地球人(ドマーニ)の問題も一つ一つ浮き彫りになっていき、読み進める手が止まりません。
またこの物語の面白いところは、そういった異世界交流ものでありながら、その差別化や個性が全く無理なく描かれており、読んでいて自然とその不思議な世界を受け入れられるようになっているところです。
セマーニ人の古風な考え方に対する地球人の現代風の考え方とやり方。それぞれのいがみあいなどが、世界観を描く上での地力になるだけでなく、それが直接、物語の中核や笑いに繋がっていく……本当に「巧い」描き方がされています。
主人公格二名を初めとして、全てのキャラクターが誠に個性的で、チャットを見るだけでも楽しくなります。
ただ「可愛くてちょっと寂しがりや」などといった軽く薄い設定に留まらない、人物に対するこだわりが見て取れます。末端のキャラクターに至るまで細かく描写されており、「物語は主人公が動かす物じゃなく、周りの環境によって動く物」だということを、改めて実感できました。
昨今のライトノベルには珍しく、お色気要素やギャグは控えめになっており、その分人間ドラマが非常に深く描かれています。
ここ最近では一番のお勧め。一度は手にとって頂きたい名著です。